オンライン手続きが発達しているシンガポールでの生活では、アプリを活用すると便利なことが多いです。
なお各種支払い、行政手続き、運転免許、渡航手続きなどもろもろ、オンラインでできます。
また、シンガポールに住んでみておすすめするのが、Googleなどのアカウントをシンガポール用に新たに1つ作ることです。
なぜなら、アプリをダウンロードするために、アカウントの位置情報を変更しなくてはならない場合があります。
その後Google Playは1年間再変更が不可能になります。
そのため、日本に一時帰国する際に、新たなアプリを日本でダウンロード出来ないことになりかねないからです。
- シンガポールはデジタル社会のため、「必須アプリ」はインストールしておきたいです
- 「便利なアプリ」は必要に応じてインストールをおすすめします
- シンガポールに特化したスマホのアカウントを別途作成することをおすすめします
- 日本への帰国後はしばらく、シンガポールのアプリを1つのグループにまとめておきましょう
必須アプリ
まず必須のアプリは、とりあえずインストールしておくことをお勧めします。
ちなみにGrabは、渡星直後から活躍します。
ただし、政府系アプリなど、シンガポールでしかダウンロードできないものも多いです。
政府系アプリ
SingPass
まずはSingPass。シンガポール政府が発行するモバイルIDとでもいいましょうか。
ちなみに政府系の手続きにはすべてSingPassでのログインを要求されます。
なお、VISA取得後から利用できます。
とくにCovid-19発生以降、出番が多いです。
SingPassを利用するには、まずオンラインでの登録が必要です。
また申し込みにはEPやDPなどのIDと、電話番号が要求されるので、それらを入手したら申し込みましょう。
申し込み数日後に、IDの登録住所にログイン情報が届くと利用が開始できます。
SGWorkPass
自分自身のEPやDPなどのWorkPassの詳細情報が確認できるアプリです。
なおVISAの有効期限が切れる前に更新が必要ですが、その有効期限はこのアプリで確認します。
また、さまざまな手続き中にEP/DP等の有効期限を聞かれることもあるのでこのアプリを利用します。
交通系アプリ
Grab
シンガポールではGrabという配車サービスが、安くて便利です。
そのため普段から、多くの方が利用します。またフードデリバリーサービスもあるので、利用頻度はかなり高いです。
SimplyGo
電車やバスが発達しているシンガポールでは、銀行などが発行するクレジット/デビットカードを登録して、そのカードを利用して乗車することが出来ます。
その際に、SimplyGoで乗車履歴等を確認できます。
ちなみにNFC搭載のスマホをご利用であれば、このアプリは不要です。
Parking.sg
車を持っている方には必須アプリです。
ちなみに安い路上駐車場が多いシンガポール。
路上駐車するときは、このアプリを利用して支払いをします。
クレジット/デビットカードを登録して、細かい時間を管理して支払いをしてくれる便利なアプリです。
ComfortDelgro
シンガポールで多く走るタクシーの配車アプリです。
なおどこにいてもタクシーを呼べるので、生活だけでなく旅行者にも便利なアプリです。
Google Maps
日本でも使っている人が多いでしょう。
もちろん、シンガポールでも大いに役立ちます。
一方通行の多いシンガポールでは、車を運転する人には必須アイテムです。
金融系アプリ
自身の銀行のアプリを使用します。
シンガポールでは、クレジットカードの支払いを毎月自分で行います。
自動引き落としではありません。
なお支払期限を過ぎると手数料がかかるので、毎月アプリで支払いをします。
コミュニケーション アプリ
WhatApp
日本でいうLINEです。
シンガポールには中華系の人が多く、中国ではLINEが使えないため、WhatAppが主流です。
なお、政府もWhatAppで情報を配信してくれます。
Adobe Scan
シンガポールはオンライン手続きが発達している国。
そのため、スキャナーをお持ちで無い方には便利なアプリです。
帰国時にも日本の水道利用開始手続きなど、何かと利用する機会が多いです。
なお保存した書類は、Adobe Document Cloudに保存されるので、PCで利用することも可能です。
便利なアプリ
シンガポールで生活するにあたって、あると便利なアプリをご紹介します。
すべてをインストールすると管理が大変なので、必要になったときにこんなアプリがあったな、と思い出してもらえれば良いです。
政府系アプリ
シンガポール警察が発行しているアプリ。
狭いシンガポールでは、どこで何が起きているか、このアプリで情報を確認できます。
交通系アプリ
公共交通機関がかなり発達しているシンガポールでは、バスや電車に乗るために便利なアプリがたくさんあります。
そのため、ご自身にあったアプリを利用していただければと思います。
公共交通機関
Citymapperは、シンガポールだけでなく、世界各国に対応しています。
したがって、旅行でも利用できるので便利です。
MyTransport.SGは、シンガポール政府が発行する交通系アプリです。
これがあれば、バスや電車での移動がらくちんです。
その他各社が発行している交通系アプリです。
必要に応じてのインストールで充分です。
タクシーや配車サービス
シンガポールのタクシーや配車サービスは、安くて安全で利用機会が多いです。
なおGrabなどのアプリは必須アプリとして紹介しましたが、その他の便利な配車アプリもご紹介します。
バイクシェア
狭いシンガポールでは、自転車の移動も楽しいです。
ちなみに自転車は買わなくても、シェアやレンタルも便利です。
駐車、免許取得
シンガポールでの運転免許取得勉強や、監視カメラの場所確認などの手助けをしてくれるアプリです。
こちらは、道路の混雑状況をWebカメラで確認できます。
地図アプリ
Google Mapでもよいですが、シンガポールに特化したアプリで、オフラインでも利用できるのが特徴。
食事系アプリ
フードデリバリー
外食の多いシンガポールでは、利用していない人はいないのではないかと思うほど人気のフードデリバリーアプリ。
ちなみに各社キャンペーンがあったり、利用できるレストランが異なるので、すべてのアプリを入れても損はないです。
レストラン予約
アプリを通して予約するとディスカウントが受けられたりと特典があることも。
キャッシュレス系アプリ
キャッシュレスが当たり前のシンガポール。
必須アプリとして紹介した、銀行系でもキャッシュレスが利用できますが、ほかにもたくさん使えるキャッシュレスアプリがあります。
自身が利用しているサービスのキャッシュレスを利用すると便利です。
AXS Payment
シンガポールの街中にあるAXSステーション。
これでシンガポールの各種サービスの支払いができます。
ちなみに、罰金さえも。
なお日本で言うPaypayみたいものです。
ただ街中の機械でも支払えるので必須にはしませんでしたが、持っていて損はないアプリです。
その他たくさんのキャッシュレスサービスがあります。
ご自身に合ったアプリをご利用ください。
通信系アプリ
スマホやネット関係の会社のアプリです。
なお支払いもできるので便利です。
ご自身のキャリアのアプリをご利用ください。
生活アプリ
会話
シンガポールでもLINEは利用できますが、必須アプリとして紹介したWhatAppが圧倒的主流です。
でも時に異なったアプリを利用する人もいます。
とくにCovid-19発生以降、ワークフロームホームでも便利なアプリです。
オンラインの買い物
暑いシンガポールでは、重いものや大きなものを買うのは大変です。
そこでオンラインショップも有効活用してください。
Lazada。
シンガポールの英語表記のショップで、最も利用者が多いのではないかと思います。
Amazonは、当日配達もしてくれるしサービスに間違いがないので重宝しています。
ただし商品数が少ないので、お水やお酒を対象として利用しています。
日本のIDではなく、シンガポール用のIDを別途作成すると便利です。
AliExpressは、遅いがほぼ必ず届く中国のサービス。
ちなみにLazadaで商品が届かないことが頻発したため、最近はこちらが人気です。
ezbuy。
世界で利用できるオンラインショップ。
フリマアプリ
Carousellは、シンガポールのフリマアプリ。
ただし日本と違って、対面引き渡しが特徴です。
店舗系のアプリ
スーパーなど各種店舗のアプリです。
ちなみに日本と同じく、支払いやポイント利用などができます。
ファッション系ショップのアプリです。
なお、ユニクロのアプリは、日本のアプリは使えず、別アプリとなります。
天気予報
突然の大雨に見舞われることが少なくないシンガポール。
地形上、天気予報が当たらないことも事実で、心やすめのアプリ。
ニュース
シンガポールのマスコミ系アプリ。
毎日のニュースはこちらで確認できます。
なお、シンガポールは法律が突然変わりやすいので、日々チェックが必要です。
病院
シンガポールの国立病院に行くときに、予約状況やQチケット、薬の支払いなど様々な確認ができる便利なアプリです。
ペット
周辺国に旅をしやすいシンガポール。
ペット預かりやシッターさんをアプリで予約できます。
また支払いが後払い、評価制で安心です。
シンガポール国内情報
世界各国の情報を得るには旅アプリも便利です。
また、シンガポール国内に特化したアプリは情報量も豊富。
ちなみに、シンガポールで毎年開催されるFormula 1のアプリ。
不動産
渡星直後にまずお世話になる不動産アプリ。
その後も契約満期ごとに利用します。
求人アプリ
日本語ができる人の募集も多い求人アプリです。
その他
日常生活でふとした時にお世話になるアプリです。
なおSingapore Postは、郵便局アプリ。
そのため、何かとお世話になります。
図書館のアプリ。電子書籍も借りれます。
宅配便のアプリです。引越しにも。
翻訳
大切な手続き内容については、慣れた言語でダブルチェック。
カメラ
美しい景色が多いシンガポール。
写真の管理はアプリにお任せ。
娯楽アプリ
iGVは、シンガポールの大きな映画館のアプリです。
チケットの購入も楽々。
Kindle。英語の本が読めるようになると、選択肢が膨大なKindleがおすすめです。
最後に
シンガポールでも日本と同じくたくさんのアプリが用意されています。
特に政府が発行しているアプリが目立ち、しかも使いやすく出番も多いです。
ただし帰国時の解約も考慮して、シンガポールに特化したアプリは、1つのグループに分類しておくことをお勧めします。
- シンガポールはデジタル社会のため、「必須アプリ」はインストールしておきたいです
- 「便利なアプリ」は必要に応じてインストールをおすすめします
- シンガポールに特化したスマホのアカウントを別途作成することをおすすめします
- 日本への帰国後はしばらく、シンガポールのアプリを1つのグループにまとめておきましょう
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