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電車 (MRT & LRT) の乗り方は簡単、便利なパスを購入して観光しよう – シンガポール

この記事は約7分で読めます。

シンガポールは、公共交通機関が発達しています。
しかも、国土が狭いためこの2つであらゆる場所に快適にアクセスできます。
電車 (MRT & LRT) やバスなどのの乗り方は簡単!
観光用の乗り放題パスを持って、いろんな場所を観光しませんか。

  • MRTとLRTはシンガポールの重要な移動手段で、本数も多く、地元の足
  • 乗り方は基本的に、日本と同様
  • 路線ごとに色分けされ、駅ごとに番号が振られていて、分かりやすい
  • EZ-Linkカードやツーリストパスを入手すると、Suicaカードのように入金して乗れます
  • 車内では飲食禁止

MRTやLRTってどんなもの?

シンガポールの電車は、MRTやLRTと呼ばれます。
ただ、名前は違いますが、電車として乗り方は同じ。
チケットを買って、行先を目指して乗るだけです。

MRTはMass Ripid Transitの略で、主にシンガポールの中心地を走っています。
観光時にはこの電車に乗ることが多いです。

シンガポール MRT

一方、LRTはLight Rapid Transit の略で、おもに住宅地を走っており通勤などに使用する人が多いです。

電車 (LRT) の外観 - LRT
シンガポール LRT

観光でよく乗るのは、MRTであるため、ここではMRTの乗り方を中心に話をすすめます。

電車の路線 

MRTは6路線あります。
でも、色分けされているので分かりやすい。

まず切符を買うために、行先の駅の番号を覚えましょう!
例えば、マーライオンを見に行くなら、最寄りはEW14NS26のRaffles Placeです。

  • 【緑】[EW] 東西線(East West Line)
  • 【赤】[NS] 南北線(North South Line)
  • 【紫】[NE] 東北線(North East Line)
  • 【黄】[CC] サークル線(Circle Line)
  • 【青】[DT] ダウンタウン線(Downtown Line)
  • 【茶】[TE] トムソンイーストコースト線(Thomson-East Line)

なお、調べ方も日本と同じです。
Google Mapで経路を表示し、路線の色と行先の駅名を確認してください。

電車 (MRT&LRT) 路線図 - シンガポール
2023年7月のMRT&LRT路線図

ちなみに、点線は現在工事中、まだまだ便利になりそうです。

MRTやLRTの料金

料金は距離によって異なりますが、最大でも2ドル代と、とても安いです。
なお、くわしくは公式サイトを確認ください。

きっぷについて

MRTの切符売り場 - 電車
MRTの券売機
切符の種類
  • スタンダードチケット    :6回使用可能(紙ICチケット)
  • EZ-Linkカード      :何度でも使用可能 (プラスチックICカード)
    • ツーリストパス     :短期滞在で電車利用が多い7歳以上
    • Child Concessionカード:7歳未満の未就学児
    • 通常EZ-Linkカード    :長期滞在やタクシーの利用もある方
  • クレジットカード&NFCスマホペイ : 登録するとチャージなしで使用可能

主に3種類。スタンダードチケット、EZ-Linkカード、クレジットカードやスマホペイです。

スタンダードチケット

MRTには1回使用きっぷはありません。
(1回だけ利用することは可能)

またチケット購入時にクレジットカードは利用できないので、5ドル札以下の現金が必要です。

スタンダードチケットは、6回分(30日間有効)使用できるカード型の紙の切符です。
(これでもICカードになっています)
1回分ずつチャージして使えます。

スタンダードチケットの買い方
  • STEP 1
    券売機の画面右側のEnglishをタッチして券売機の表示を英語表記にする。
  • STEP 2
    「Buy Standard Ticket」の中の「Map(路線図)」または「Station Name(駅名)」 をタッチする。
    電車(MRT)の券売機
  • STEP 3
    行き先の駅名を選択する。
    行先の選択 - 券売機 - MRT
    路線図からの行先の選択 - 券売機 - MRT
  • STEP 4
    金額と駅名が表示されるので、「Single Trip(片道)」または「Return Trip(往復)を選択する。
    複数枚購入したいときは金額の下のチケット枚数を増やす。
    価格 - 券売機 - MRT

    使える現金の種類が表示されます。10ドル札は6ドル以上のチケット購入時にしか利用できません。

  • STEP 5
    現金を入金すると紙のスタンダードチケットが発行される。
    スタンダードチケット表面 - MRT
    スタンダードチケット裏面 - MRT

【スタンダ―ドチケットの6回分(30日間有効)とは】

スタンダードチケットには初回購入時に10セントのカード代が含まれています。2回目以降乗車する時は、同じチケットに券売機でチャージして使います。

3回乗車すると運賃から10セントのカード代が返金され、最後の6回目にさらに10セントが割引されます。

EZ-Linkカード

EZ-Linkカードには、観光客に便利な1-3日乗り放題のツーリストパスや、7歳未満の未就学児が無料になるConcessionカード、そして在住者に便利な通常のEZ-Linkカードがあります。

EZ-Linkカード表面
EZ-Linkカード裏面

まずこちらの記事を読んでいただけると、カードの種類や詳細がわかります。

ちなみに、EZ-Linkカードには特別な「ツーリストパス」と呼ばれる乗り放題カードが存在し、電車やバスで移動がメインの旅行者には便利なパスです。

なお、EZ-Linkカードはチャージして何度も使用します。
また、公共交通機関の乗車だけでなくショッピングでも利用できるため、シンガポール人はみんな持っています。

  • スタンダードチケットより安い料金で乗車できる
  • 券売機に並ぶ必要がない
  • MRT、バスを乗り継いだ場合、乗継割引料金で乗車できる

便利なEZ-Linkカードですが、乗車する場合は残額が少ないと改札が開かない場合があります。
目安として3S$は残してください。

さらに、EZ-Linkカードには、7歳未満の未就学児が無料になるChild Concession Cardもあります。
らくちん簡単に乗れるのでおすすめです。

クレジットカード/デビットカード、NFC

Wave

Waveマークのあるクレジットカードは、オンライン登録するとチャージせずに使用できます。
ほかのチケットと同じく、ピッとタッチして利用するだけです。

さらに、NFC機能の付いたスマホを使い、Google Payにクレジットカードを登録して入場することも可能です。

タッチ決済対応クレジットカード - mastercard
タッチ決済対応クレジットカード - visacard

電車(MRT&LRT)の乗り方

電車の乗り方は、基本的には日本と同じです。

どの路線も運行本数が多いので、電車の時刻を調べる必要はありません。
さらに、無人運転でエアコン完備、車と違って渋滞もないので、観光に最適です。

路線の色と番号を頼りにホームを探します。
なお、きっぷはスタンダードチケットも含めて、全てICカードなのできっぷをかざして改札を通ります。

電車 (MRT) の改札

ホームに着いたら、行先駅名の掲示がいたる所に書いてあるので、自分の行先側のホームで待ちます。
赤い矢印の場所で並んで待ちましょう。

電車 (MRT) のホーム
電車 (MRT) のホーム

基本的に、ドアに近い端の席は優先席です。
ちょっとわかりにくいですが、窓横に「Show you care」と書いてあるところが優先席です。

電車 (MRT) の中

MRTやLRTでの禁止事項

電車の乗り方は同じですが、ルールは大きく異なる点があります。
そのため注意が必要です。

MRTやLRTでの禁止事項
  • 喫煙
  • 飲食
  • ペットの持ち込み (ケージにいれてもダメ)
  • ドリアンの持ち込み
  • 可燃液体の持ち込み
  • 切符の折り曲げ

このように、日本とは違うものがあり、それぞれ500-1000ドルの大きな罰金制度があるので注意してください。

飲食はお水でもダメです。
暑いからついつい飲みたくなりますが、バッグの中にしまってください。

最後に

シンガポールの電車(MRT)の、乗り方は簡単。
路線の色と行先の駅を見つけて乗るだけです。

また、チケットはすべてタッチ式。
観光の場合は、便利なツーリストパスを使用して、楽に便利にいろんな場所を観光してください。

  • MRTとLRTはシンガポールの重要な移動手段で、本数も多く、地元の足
  • 乗り方は基本的に、日本と同様
  • 路線ごとに色分けされ、駅ごとに番号が振られていて、分かりやすい
  • EZ-Linkカードやツーリストパスを入手すると、Suicaカードのように入金して乗れます
  • 車内では飲食禁止
この記事を書いた人
Gney

航空会社での勤務を経て、ペットとの海外生活や各国への旅行を体験し、カメラや釣りに興味をもつ工学理系女です。
世界のどこにいても生きて行けるよう精進中。

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