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目的地

世界遺産 ボタニックガーデン散策 徹底ガイド お気に入りのカメラを持って!

この記事は約7分で読めます。
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ボタニックガーデンは、シンガポール初の世界遺産で有名です。

都心部にほど近い広大な公園です。熱帯雨林が遺されており野生の動物も様々生活しています。とても広いのでどこを回るかは自由ですが、一日で全部見て回るのは難しいと思います。気の向くままにカメラを持って回ってみました。

ボタニックガーデン

シンガポール植物園ともいわれます。原則朝5時から夜12時まで営業しており、入園は基本的に無料です。ボタニックガーデン内にあるNational Orchid Garden (国立蘭植物園) は入場料が必要です。

そして、エリアによって営業時間が異なります。夕方5時~7時に閉まる施設もいくつかあります。

この植物園は2015年にユネスコの世界遺産に登録されました。ユネスコ世界遺産において、最初で唯一の熱帯植物園で、重要な植物研究所でもあります。

82ヘクタール(東京ドーム16個分)という広大な敷地を有し、150年以上の歴史がある公園です。暑いし広いので一日ですべてを回るのは諦めて、時間が無い人は有名な「国立蘭植物園(National Orchid Garden)」だけでも行ってみることをお勧めします。

Botanic Garden – nparks.gov.sg

世界遺産のガーデンってどんな感じかなと観に行くことになりました。とはいえ、公園、あまり期待せず、趣味のカメラを携えて行ってみました。

広大なのでたくさんのゲートがあります。今回は中央東のNassim Gateから入りました。

MRTの最寄り駅は公園の北端、Downtown LineCircle LineのBotanic Gardens駅です。

住所:1 Cluny Rd, Singapore 259569

おすすめの持ち物

  • 飲み物
  • 虫よけ (日本から持ち込みの際はガスが入っていない少ない量のものを)
  • 帽子など日よけ
  • 雨傘
  • タオル、ティッシュ

とても広い公園で、基本的に屋外なので、お水などの飲み物や日よけを持参したほうが良いです。またシンガポール特有のスコールが来ることがあるので傘があると便利です。

ボタニックガーデンの様子

天気があまりよくないのですが、多くの人で賑わっています。めっちゃ広いので混雑している感覚はないです。

ルールがあるので守ってください。火気厳禁、餌を与えたり採ったりしない、乗り物禁止、騒がずモノを壊さない、モノを飛ばしたりしないなど、常識の範囲内のルールです。

春節のお祝いが飾ってあります。

とっても大きな木。ガーデンバイザベイの本物バージョンみたい。

Palm Valley (パームバレー)

220種を超えるヤシが育てられており、とてつもなく大きな大きなヤシの木を見ることができるエリアです。

広場があるので住民の憩いの場所にもなっています。

奥に見えるのがシンフォニーステージです。定期的にオーケストラパフォーマンスが開催され、住民や音楽愛好家が集まります。

ヤシのトンネルを抜けると、にわとりがいます。まあ、シンガポールではどこでも、います。

ショパンもいた。

National Orchid Garden (国立蘭植物園)【有料】

1859年からたくさんの蘭が見られ、現在では1000を超える種類の蘭が育てられており、交配させたものを合わせると2000種を超えています。

営業時間:8:30 – 19:00入場料 (2020年9月時点)
おとな   5$    
学生   1$   
シニア   1$   
12歳以下   無料   

国立蘭植物園、オーキッドガーデンの入り口にもきれいな蘭がたくさんあります。

ちなみにシンガポールでは、花屋で多くの蘭が売られています。ほかの花と同程度の値段で購入できます。シンガポリアンには馴染みの花です。

蘭公園の近くにはカフェレストランがあります。

Ginger Garden (生姜植物園)

ジンジャーガーデンには、数百種の生姜や関連植物が展示されています。ささやかな花を咲かせるジンジャーが生息地域ごとに分類されて展示されています。また巨大なアマゾンのスイレンや滝が見られ、人気のエリアです。

Ginger Garden – nparks.gov.sg

ジンジャーガーデンには、まるでモネの絵の池。

小さな滝があります。裏からも見えるので少しワクワクします。

Learning Forest (学習の森)

遊歩道が整備されており淡水湿地や熱帯雨林の生態を探索できます。ここだけでも広大な森林エリアですが、興味深い植物が多くみられるのでおすすめです。

これぞ熱帯の湿地です。

熱帯雨林の樹々にボードウォークがあり樹々を見ながら散策できます。

ただし蛇には注意です。足元のボードの下に隠れていたりするそうです。

日本ではあまり見られない光景がたくさんあります。グリーンピザポテト?

ボードウォーク中に突然現れたネットと樹。ここ、かなりの高さがあります。

えっと、乗っていいらしい。

怖ひぃいい。こどもはぴょんぴょん跳ねてたけども。

食虫植物のウツボカズラも観られます。

Rain Forest (熱帯雨林)

熱帯雨林の散策は人が少なく、足場の良い森の中で多くの種類の植物がみられて楽しいです。熱帯雨林の生態を間近で感じることが出来ます。動物も多く、リス、鶏、カエルやトカゲに出会うこともできます。

シンガポールではよく見かける根っこの太い木や、マングローブ。

随所に植物の説明があって普段の生活で見かける植物の名前や生態が学べます。

そして植物同士は食いつ食われつの熾烈な戦いを広げています。完全に乗っ取られた樹がたくさん見られます。

森林の中にひよこたちがいました。とてもかわいいです。

スワンレイク周辺

スワンレイクには美しい湖と白鳥の像があります。お魚もいっぱいです。

スワンレイクの東には美しい西洋ガーデンが広がっています。

Ethnobotany Garden (民族植物園)

マレー諸島、インドシナ、南アジアの伝統的な文化に根ざす300種以上の植物を展示するエリアです。 屋外庭園は4つのゾーン(生活、工芸、象徴、薬用)で構成されています。 先住民族のコミュニティが伝統的にどのように植物を使用するのかを学ぶことができます。

Evolution Garden (エボリューションガーデン)

1.5ヘクタールの庭園では、地球の壮大な始まりから最初の生物へ、そして植物が陸地に上がり生態を徐々に変えていく、そんな時間の旅が楽しめます。 「ジュラ紀公園」の巨大なシダとソテツが人気です。

 Jacob Ballas Children’s Garden (こども園)

アジア初のこども用の植物園です。「地球上の生命は植物に依存する」というテーマに基づき、発見と体験学習を通じて、こどもたちの自然への愛情を教育し、浸透させることを目的としています。公園には、農場、果樹園、小川と池があり、探検、冒険、遊びのスペースが用意されています。

最後に

ボタニックガーデンは熱帯地方の植物を堪能しじっくり学ぶことが出来ます。ゆっくり散歩するにも最高の公園です。

暑いので1日ですべて回ろうとせず行きたいポイントを決めて、シンガポールの世界遺産をお楽しみ下さい。

この記事を書いた人
Gney

航空会社での勤務を経て、ペットとの海外生活や各国への旅行を体験し、カメラや釣りに興味をもつ工学理系女です。
世界のどこにいても生きて行けるよう精進中。

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コメントやアドバイスをいただけると嬉しいです。

  1. 小原 王明 より:

    このサイトに出会って。
    初めまして。75歳の老人で細やかな年金暮らしをしてます。もう外国旅行がままなりませんが、このサイトに出会い世界が膨らんでいます。
    今後も楽しみにしてますのでご健勝をお祈りしてます。

    • Gney Gney より:

      小原様
      ご購読いただきありがとうございます。
      海外生活をすると、
      実は日本に暮らしていた時も身の周りに心躍らされることがたくさんあったこと、
      日常生活に埋もれて自分が気づけていなかっただけだと、
      気づかされます。
      細やかでも穏やかに、楽しいことを見つけていただけますと幸いです。