シンガポールには同じ民族が集まる地域が点在しています。そのうちのひとつが、リトルインディア。なお、ディーパバリと呼ばれるヒンズー教最大のお祭りが、ヒンズー歴のカールッティカ月の新月の夜(10月から11月)に開催されます。ちなみに光の祭典ともよばれ、この時期は街がカラフルに輝きます。
リトルインディアとは
リトルインディアは、マリーナベイの北にあり、電車やバスでアクセスが可能です。なお、リトルインディア駅やTekka Centreのバス停などが最寄りです。
スリ ヴィーラマカリアマン寺院
リトルインディアの街中には、スリ ヴィーラマカリアマン寺院(Sri Veeramakaliamman Temple)がそびえています。
なお寺院は無料で見学可能です。
靴と靴下を脱いで入ります。なお、靴箱もあるので安心してください。
週末には、たくさんの方がお祈りしています。
何か所もお祈りする場所があります。それぞれに意味があるようで、日本の神社に似ている点もあります。
リトルインディアの中心通り
街中は、お祭り中なこともあり、たくさんのインドの方々でにぎやかです。
ちなみに、これまでの写真に違和感がありませんか?
じつは街中を歩いているのが、ほとんどが男性なんです。女性は家で、男性は外で、という習慣だそうです。また出稼ぎでシンガポールに来ている男性が多い、ということもあるようです。
シンガポールの実情はなかなか複雑です。
週末に、外国駐在員が多く住むエリアには女性が、ドミトリーの多いリトルインディアには男性が、あふれかえっています。
彼らの多くが出稼ぎ労働者です。
そして、女性は外国駐在員などの家で住み込みメイドを、男性はリトルインディア周辺のドミトリーに住んで労働を、担っているのです。シンガポールはこの方々に支えられて経済発展しているのです。
食料品店でようやく女性発見!
おみやげについて
リトルインディアは物価が低いです。そのため、おみやげの購入にとても人気があります。
とくに日本人に人気があるのが、アーユルヴェーダの石鹸。1つ100円程度で購入でき、香りが良く、質も良いので、大量に買って帰る方がいます。
ただし!駐在員の方は注意が必要です。帰国時に新品未開封のモノは、原則関税対象となります。そのため引越し業者によっては個数制限が設けられていたり、レシートや領収書が必要な場合があります。
おみやげを買うときは、どんなものでも領収書の保管を心がけてください。
リトルインディアのアート
リトルインディアも、素敵なアートであふれています。この色彩感覚とか、才能がうらやましいです。
リトルインディアの店舗
リトルインディアには、「ゴールド」の販売店がたくさんあります。なお、金は世界共通の価格なので決して安くはないです。しかし、膨大な種類の美しくデザインされたアクセサリー等が販売されています。
また、リトルインディアの店舗は、日本人の常識から外れたものが多くて、とても楽しいです。
たとえば、服はめちゃくちゃ安いし、適当に積まれているし、食べ物だって山積みですし。そしてなぜか、屋外で散髪するし。
フィッシュヘッドカレー
インドの料理の代表と言えばもちろん、カレーです。なかでも有名なフィッシュヘッドカレーという料理があります。
The Banana Leaf Apolo
住所: | 48 Serangoon Rd, Singapore 217959 |
このお店は、フィッシュヘッドカレーが美味しいと有名です。バナナリーフ上にカレーがふるまわれます。
インドではカレーを手で食べるのが通常ですが、このお店ではスプーンを提供してくれます。したがって、手での食事に慣れない人でも安心して食事ができます。
バナナリーフが配置されたら、手拭きナプキンでリーフを拭くことをお勧めします。洗ってはくれるんですが結構汚れています。
3人で、フィッシュヘッドカレー、タンドリーチキン系2個を頼みましたが、多すぎました。
食後、外に出てみると、光のリトルインディアが広がっていました。
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名前はリトルインディアですが、決してリトルではない大きなインド街です。
じっくり異国の情緒を楽しんでください。多くの発見があるはずです。
インドカレーは、いまや日本でもルーが売っているので、家でつくれます。
最後に
リトルインディアは、名の通りシンガポールの小さなインドです。歩いているだけでインドの文化を肌で感じることができます。
また、金やタトゥ、土産などの店などが立ち並び、週末には多くの人で賑わいます。シンガポールは、さすが東南アジアのハブだなぁ、と感じるエリアです。
【今日のカメラ】 Theta V, Essential Phone PH-1
基本情報
住所 | 665 Buffalo Road Zhujiao Centre, Tekka, Market, 210665 (Tekka Centre) |
アクセス | MRT最寄り駅「Little India (DT12/NE7)」下車 |
駐車場 | 周辺施設に多数あり |
公式サイト | https://www.visitsingapore.com/neighbourhood/featured-neighbourhood/little-india/ |
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