モルディブの首都マレ市内を観光 – 移動方法も

マレ国際空港からマレ市内へのアクセス

マレ国際空港からマレ市内へは船で10分ほどで到着します。船も15分に1本ほど出ておりほぼ待つことなく移動できます。船代は片道 1USドル /人。(2020.1現在)

マレはモルディブの首都で、マレ島、人工島のフルマーレ、空港のあるフルレ島、ヴィリンギリ島などで構成されています。モルディブの人口は約40万人。その1/3ほどの約14万人がマレに集中しています。特にマレ島は面積が約1.8㎢しかないので、世界有数の人口密度を誇っています。

出発空港内へは荷物検査を超えて入らなければならず、まだチェックインできる時間でもないので、荷物は「Baggage Storage Service」に預けます。店は空港の出発ターミナル入口と入国ターミナル入口の間にあります。

小さなスーツケースで6USドル。(2020.1現在)　行きは預けるだけ、支払いは受け取り時です。

マレ空港の出発口の先にマレ市内行きのフェリー乗り場があります。小さなブースでチケットを買います。片道１人1USドルです。

かたい座椅子の船に乗ります。ここで勤める人の多くがこの船で移動しています。ゆっくりゆっくり進むこと10分。

マレ市内観光　モルディブの首都の姿

マレ市内に到着。スマホのSIMがないのでフェリー乗り場で地図を確認して海沿いを歩きます。海沿いから広場（Republic Square）周辺を歩きます。

ノーヘルのバイクが大量に走っています。

バイク世界。よく見るアジアの風景です。道はガタガタ。決して歩行者にやさしくはなく、気を付けて歩かないと海にドボンします。

さすが大統領官邸はきれいで大きいです。ほかの建物とは全く違います。

海辺に警察と人々が集まっていました。何事かと覗くと、そこにはウミガメが。それよりこのゴミだらけの海。海の観光で生計を立てている国の海とは思えず残念。その後カメは去っていました。

ここは住民の憩いの場、「Republic Square」。奥に見える建物は警察署です。モルディヴの政府機関がこの周辺に集中しています。

アジア人が少なくお土産店に来て、と付きまとわれます。市内を散策するにもぼーっと歩くとバイクに轢かれます。道路の横断は信号などほぼなく命がけです。

狭い家にびっしり人が住んでいます。

海沿いの青果店。一見きれいに売られています。ニンジンが18ルフィア。日本円で約127円、1.1USドルです。

でも、ほとんどの果物は歩道に直置き。歩行者に蹴られまくっています。

船は大きく古いものが多いです。魚はたくさん取れます。

魚市場。大きなカツオかな、小舟で運ばれてきました。停船場が足りていないのです。

青果市場。多くの住民が買い物をしていました。

わずか1時間くらい歩いただけですが、暑いうえに、途中で車に轢かれそうになったり、足元に注意が必要だったり、結構疲れました。

マレ市内からマレ国際空港への帰路、荷物受け取り

船着き場のカフェで一休みしまして帰路につきます。帰りの船から見たマレ島。

荷物は、空港出発口の入り口横にある会計で支払いを済ませ、預けたショップで荷物を受け取ります。

マレで、モルディブの本当の姿といってもよい景色を知ることが出来てよかったです。

最後に

モルディブは世界で指折りのリゾート地です。

しかしマレ市内は、リゾート地とは異なりアジア特有の高い人口密度やバイクの集団が見られ、海にはごみが浮いています。

これも、モルディブのひとつの姿です。

美しいリゾートで働くモルディブ人のスタッフの多くは、家族をマレなどに置いて住み込みで働いています。明るく接してくれるスタッフに感謝です。