モルディブのロイヤルアイランド リゾートアンドスパに3泊4日の旅。海はきれいでシュノーケリングに最適。たくさんの魚、生き物に出会えます。そこで、この島へのアクセスも含めて、気になった点や良かった点を交えてお届けします。また、モルディブとはどんな国か、首都マレものぞいてきました。ちなみにアジア観光客に会わない日々が新鮮です。
初めてのモルディブ計画、旅程は思ったより時間がかかる
まずモルディブとロイヤルアイランド リゾートアンドスパがどんなところか、その計画立案についての詳細は、以前の記事を参照ください。
なお、3泊4日の旅程、Expediaで航空券及びホテルを予約しました。
スケジュール
- 1st dayシンガポールからの移動、モルディブ宿泊
- 2nd dayロイヤルアイランド リゾート&スパ泊
- 3rd dayロイヤルアイランド リゾート&スパ泊
- 4th dayチェックアウト&帰国
ちなみに往路については、マレ空港からの飛行機とボートの乗船時間がそれぞれ50分と10分と聞いていました。しかし荷物の乗せおろしや手続きなどで時間を要し1時間半ほどかかりました。そのため結果、到着までに出発から9時間近くかかりました。計画時には夕方前に着くと思っていました。ちなみに、シンガポールからマレ便において、直行便が予約できてたらもっと早いはずです。
帰路については、安全を見てなのか12時にチェックアウトし14時前にはボートに乗せられました。そこで急遽マレ市内観光をしました。
モルディブへの持ち物はリゾート仕様
普段の旅行持ち物に追加として、重要なものを記します。
持ち物についての詳細
モルディブでは、アメリカドルが利用できます。なお、現地通貨ルフィア(モルディブ)は換金しにくいので、USDの利用がおすすめです。ちなみに毎日のチップもドルで渡せます。
LCCや地方空港では航空券の印刷が必要な場合があります。そのため、念のために印刷物として持参するようにします。
また、水着、サンダル、パレオ、日焼け止めは言わずもがな。そして、水着でレストランには行けないので、パレオ等があれば便利です。リゾートではほぼ水着にパレオ、サンダルで生活できます。
コンディショナーは、今回のホテルには備えられていなかったため記載しました。
虫よけは、一島丸ごとリゾートには必須です。ちなみにホテルに設置されている場合もありますが、質がわからないので持参するのが無難です。
お水はホテルの部屋にありますが、海で泳ぐ場合、無料分だけでは足りません。ホテルで購入すると値段が高いのでマレ空港で購入して持参します。ちなみに購入前に、案内スタッフに持ち込める量を確認してください。
ちなみにモルディブ行きの飛行機は小型な場合が多く、荷物の容量制限が厳しいことがあります。今回は、手荷物は7kgまででした。
往路は長い、水を買ってホテル到着まで
今回泊まるロイヤルアイランド リゾートアンドスパまでは、長い道のりです。
シンガポールから経由地コロンボへ
朝9:45 スリランカ航空に乗ります。
なお、スリランカやインド系などの航空会社は、自動チェックインがなくカウンターに並ぶので、少し早めに空港に到着しておきます。
また、スリランカ航空は手荷物7kgまで。したがって、ほとんどの人が荷物を預け入れるため、搭乗の流れはスムーズです。
コロンボ空港からマレ空港へ
1時間20分ほどで、スリランカのコロンボ空港到着。なおコロンボ空港は、暑くて狭くて暇です。ちなみに喫煙所はDuty Free Shopの中にあります。そしてアルコールは空港奥のレストラン&バーにて飲めます。
出発30分前には搭乗ロビーに着いて、入国審査書を書きます。ちなみにわずか2時間のフライトで、軽食が提供されました。
マレ空港からリゾート島ダラバンドゥ空港へ
マレ空港に到着したら、入国審査、荷物受け取りを済ませて外に出ます。すると、各ホテルのブースが見えます。予約時にホテルから届いたブース番号へ行きます。
空港なのに海がとてもきれいです。
その後、ホテルのスタッフに案内されるがままに、国内線ターミナルへ移動し、搭乗手続きをします。
ただし、マレ空港からホテルの最寄り空港までの乗り継ぎが、離発着共に良くありません。そのため、搭乗ロビーに入るまでに1時間以上の余裕があります。集合時間を確認してしばらく自由時間です。
スタッフに聞くと、マレ -到着島便では、アルコール、ライターは持ち込み禁止。しかし、水は1人本までOKとのこと。リゾートではいつも水が足りなくなるので水を購入します。
ちなみに国際空港到着ロビー横の薬屋で、水が1本1USドルで買えました。
集合時間になると、国内線ターミナルから手荷物検査を受けてロビーに入ります。
なお、マレからの飛行機は無数の島へ飛ぶため機体が待機。そして、遅れもいっぱいです。ちなみに我々の便は運よく定刻出発しました。
機内の汚れた窓からでも美しい環礁が見えます。
ダラバンドゥ空港からボートでホテルへ
ホテル最寄りの着陸地ダラバンドゥ空港から先は、ホテルスタッフがつきます。まず荷物を受け取ったら、マイクロバスで船着き場へ、2分ほどで到着です。
次に、揺れる高速ボートで10分ほど、目的の島に到着。到着時にはすでに暗くなり始めていました。
ロイヤルアイランド・リゾートアンドスパでゆったり過ごす
ロイヤルアイランド リゾートアンドスパに到着したら、レセプションでヤシの実ジュースのウェルカムドリンクがいただけます。
なお、荷物はスタッフが部屋まで届けてくれます。
ちなみにロイヤルアイランドは、島を一周、部屋が囲んでいます。わずか縦220m x 横800mの小さな島で、中央部に受付、レストランやショップがまとまっています。
部屋はビーチヴィラで
ビーチヴィラの部屋は十分な広さがあり、快適です。
シャワーは半外と中に2か所あります。なおトイレも下半身洗浄用のビデと普通の様式トイレがありますが、お水が茶色です。モルディブは海水を淡水化して使用するので仕方ないですね。また外なので蟻やヤモリが出ます。そのため、部屋への扉は絶対閉めましょう。
アメニティは一通りそろっていますが、なぜかコンディショナーがありません。なお備え付けのドライヤーはあります。
金庫、バスローブやタオル類も完備、加えて大判のビーチタオルが毎日人数分配布されます。
ちなみに瓶に入ったお水は無料です。ただし追加の水は有料です。ちなみに2日目からは、消費量が多いからか、2本ずつ貰えました。でも足りないかもしれないし、持ち運びしたいのでペットボトルを持ち込みすると便利です。(MALE空港薬局で購入できます)。暑いので、ペットボトルに詰め替えて冷蔵庫に入れておきます。
テラス
テラスには椅子があります。また、すぐそばに足を洗う水道が設置されていて便利です。
さらに、各部屋の前には海が広がり、それぞれベンチシートが設置されています。しかも、毎朝ビーチマットをひいてくれ、夕方には回収されます。木陰になっていて快適です。
ちなみに部屋のクリーニングには、毎日同じ担当者がおり、丁寧で親切でフレンドリーです。そのためビーチマットやビーチタオル交換、部屋の掃除、給仕等を丁寧に行ってくれるうえ、責任者が明確でうれしいサービスも。チップをはずんでしまいます。
なお2棟続きの部屋はレストランに近く便利。でも隣の音が少し気になります。気になる方は予約の時に1棟ごとのお部屋をお願いすることをおすすめします。
部屋を利用するときの注意点
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島内の雰囲気
なぜかロイヤルアイランドには、東アジア人がいません。日本人はおろか、あの人口の多い国の人でさえ、0人でした。非日常を味わうには最高のロイヤルアイランドです!
島の周囲には、言わずもがなの美しい海が広がります。
また、あちらこちらに休憩用のベンチやブランコ、モニュメントがあって美しい。
なお、島内にはプールも用意されています。そして海の透明度は高いです。
海を眺められるブランコ。またお土産屋さんもあり、日焼け止めなどの日用品も提供されています。
さらに島には、熱帯アジアの植物がしっかり残されています。
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アクティビティは無数
盛りだくさんのアクティビティの内容は、掲示板に提示されています。なお値段が書かれていないこと多いので、レセプションにあるアクティビティデスクで尋ねるとよいでしょう。
ちなみに、スパ、プール、カヤック、シュノーケル、ダイビング、釣り、テニスやバレーボールなど、様々なアクティビティが用意されています。
スキューバダイビング
島内にダイビングショップが備えられているので、この島から直接ポイントへ行けます。ちなみにダイバーライセンスコースも用意されていますが、少なくともスタートの1日前には予約が必要です。
また雨季にみられるというマンタやジンベイザメ。なお乾季のこの時期でもハニファルベイ(Hanifaru Bay) にいるマンタには会えます。シュノーケリングでも行けるため、誰でも参加可能です。
スパ
ホテル名になるほど人気のスパ。ちなみにこのお花の飾りは、毎日変わります。さらにプールも気持ちが良いです。そして、プールの中で飲めるバーも用意されています。
アウトドア
1日1時間無料のカヤックや、今人気のフライボード、ジェットスキーなど数多くのアクティビティがあります。
さらにテニスコートやバレーコート、ジムなども使用できます。
そのため、長期滞在者も多く、体力が余っている人は海の遊びだけでなく、さまざまな遊びができる島です。
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食事 – とくにデザートがおすすめ
ホテル予約の時、朝食付を選択しました。ですが、夕食もビュッフェとして無料でついていました。ロイヤルアイランドでは、海で遊ぶのとリラックスが目的なのでビュッフェで問題なし。したがって、朝と夕方がビュッフェで、昼は自腹の軽食、いわゆるハーフボードで十分でした。
メインレストラン Maakanaa
メインレストランは島の中央部にあります。
とても広くてビュッフェの品数も多いです。なお、席は固定でいつも同じ席。そのため、毎回席を探す苦労がなくてとても良いシステムです。もちろん、場所を変えてほしい時は、ウエイターにお願いすると変更してもらます。
さらにウエイターさんも毎回同じ人。とてもフレンドリーで、帰るころにはすっかり仲良くなっています。
そしてこのビュッフェの一番の目玉は、夕飯時のデザート。毎日変わり、あれもこれも飾りつけから美しく、そして美味。とくにデザートのパンナコッタがおすすめです!
なお、ご飯も美味しく、つい食べ過ぎてしまいます。そして泳ぐとなぜかカレーを欲す後半の日々。インドに近いモルディブもカレーが美味しいです。
ちなみにこのレストランは、オプションで海を見ながらの食事もできます。
最終日には、メッセージが。ちなみに色を付けたお米で描かれています。また来るよ!
プールバー Boli Bar
メインレストランのお隣には、プールとバーがあります。
ランチはここで軽食をいただきました。ちなみに1品15ドルくらいです。すてきな景色の中、食事をシェアしてビール飲んだらお腹いっぱい、至福の時です。
なお、夜はライブ演奏やダンスで盛り上がります。
レストラン Raabondhi
また島の反対側にもレストランがあります。とくにこの時期、夕日が美しいので人気です。
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海は透明度が高く、サンゴも魚もたくさん
このロイヤルアイランドには、島の周りを囲むサンゴ礁がつくったハウスリーフがあります。そして透明度が高いので、水中カメラは欲しいところ。ちなみに珊瑚の状態は島の東西の端が良いです。
シュノーケルセットは使い慣れたものを持参しました。なお今回はフィン、ブーツは不要でした。ただ、泳ぎなれていない人、潮流が早い日はフィンがあったほうが良いです。また、シュノーケルセットはレンタルもできます。
ちなみに今回は、2日目AM:北東の海、PM:北西、3日目AM:南西、PM:北東、4日目AM:北東 で泳ぎました。
島の南側の桟橋先端からは、海へ下りられる階段が用意されています。
ちなみに北と南の桟橋にはフラッグが立っています。この色によって海の状態が知らされています。ちなみに4日間とも、昼間は緑フラッグで安定状態でした。日没時には赤色に代わり、遊泳禁止になります。
ロイヤルアイランドの周りにはサンゴ礁が広がります。さらに浜辺の散歩も楽しい。
また陽が出てくると、それぞれの部屋の前でくつろぎながら、たまにシュノーケリングで楽しめます。
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モルディブで出会える生き物たち
ロイヤルアイランドには自然が残されているため多くの生物に出会えます。
なお今回は、エイ、サメ、ウツボ、熱帯魚、イルカ、カニ、ヤドカリ、鳥、コウモリ、トカゲなどに出会えました。
ちなみにサメとは一緒に泳ぎましたが、襲ってくることはありませんでした。いたずらしないこと、そしてまだ1mくらいのサイズだったからですかね。
サメが小魚を追いかけて浜辺まできました。この小魚、サメの幼魚でした。
エイもちらほら見かけます。ただし、長い毒針を尾の付け根に持っているので、注意が必要です。
なおサメを見かけたら、自分が流血していないか注意が必要です。サメは目が悪いので、血の匂いを感じて間違えて攻撃してくることがあるそうです。
また、エイは踏まないように気を付けてください。尾に毒針があります。
泳がなくても見られる生物
イルカが島のすぐ横まで泳いできました。ちなみに朝8時ころ発見。
また朝夕にはヤドカリ、カニがいます。このカニ、驚くほど速く走り、目では追えないほど。
なおトカゲはあちこちにいます。何もしてこないし、よく見るとかわいいかも。
また、マーカナと呼ばれる鷺が、海辺で小魚を探しています。シギの仲間でしょうか?浜辺を散歩中。
インコのような小鳥、そしてとても大きなコウモリがいました。フルーツバッドと呼ばれ、木の実を食べていました。夕方には大群が飛んでいます。ちなみにシンガポール動物園で観ましたが、自然で観たのは初めて。
ロイヤルアイランドのあるバア環礁では、15分ほどのクルージングでマンタやジンベイザメにも出会えます。
朝日と夕日、そして星は美しい
小さなロイヤルアイランドでは、朝日も夕日も島内で見られます。ただし、一年中湿度が高いため、運が良ければ見られるそうです。
朝日。ちなみに空気が澄んでいるときは、イクラのようなくっきりした太陽が上がってきます。
もちろん、夕日もとても美しいです。
ちなみに、夕日が沈んだ後の空の色の変化も美しい。
月も出てきました。なお、新月の夜には、美しい星空が望めます。でも湿度が高いので、砂漠エリアほどは見えません。
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復路の出発時間は思ったより早い
出発時刻などの情報は、チェックアウト前日の夕方に、ルームクリーニングのスタッフからもらえます。なお、大きな荷物はチェックアウト前に部屋の前に出します。
ちなみに帰国便21:00マレ空港発で、ホテルの出発は13:45。夕方まで遊べると思っていたのですが、安全を見て早めに出発なのでしょう。それでも、午前中は遊べます。
出発時間が来たら、スタッフの案内に従い、スピードボートに乗ります。
嬉しいお見送り。
ピンチはチャンスに、ということで、このあとマレ市内を観光することにしました。
ちなみにモルディブのマレ空港ターミナル内は、意外と広くて時間はつぶせます。また、チェックイン後には、お高いですが食事も可能です。
このころには、武漢の新型コロナウイルスが、噂程度に出始めていました。そのため、CAさんは念のためマスク姿。
余談ですが、モルディブの入国印は、とてもかわいいです。もちろん、パスポートにも押してくれます。
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この後、帰国便出発時間まで、首都のマレ市内を観光しました。その様子は別の記事で紹介しています。
最後に
モルディブは最高のリゾートです。なお、ロイヤルアイランド リゾートアンドスパには海上コテージがないのでお手頃価格、アジア人には人気がないので欧米人が多く、非日常を味わうには良い島です。
さらに、マンタやジンベイザメに会えるスポットが近く、15分ほどで行けること、海もきれいで魚も多く、小さな島なので歩いて一周できます。
またマレ市内にはアジア特有の姿があり、高い人口密度、バイクの集団、古い街並みが見られ、リゾートとはまた違ったモルディブの社会が見られます。
またいつかきっと、行きます。
基本情報
住所 | Horubadhoo, Maldives |
営業時間 | チェックイン: 14:00 チェックアウト: 12:00 |
連絡先 | +960 660 0088 |
定休日 | なし |
料金 | 部屋のプランはこちら |
アクセス | モルジブ首都マレの「Velana International Airport」から飛行機で「Dharavandhoo Airport」まで約1時間 「Dharavandhoo Airport」からボートで30分 |
公式サイト | https://www.villaresorts.com/royal-island/ |
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