麻辣香鍋(マーラーホットポット)とは
麻辣香鍋は中国由来の料理で、日本語でマーラーホットポット、英語表記では「Mala Hotpot」「Mala Xiang Guo」などと表記される、辛い料理です。
いわゆるホットポットの一種です。ホットポット(hot pot)とは辛い鍋のことで、日本では火鍋なんかが有名でしょうか。ちなみに、ホットポットと一言で言っても、大人数で食べる鍋や、一人用のものまであり、味や調理方法も様々です。
つまり「麻辣(Mala)」香鍋は、花椒(ホァジャオ)のピリリと痺れる風味高い辛さ「麻(Ma)」と、唐辛子のキレのある辛さ「辣(ラー)」が相まった非常に奥深い味わいの料理のことなのです。
暑いシンガポールでは特に、この辛さとニンニクの芳醇な香りが病みつきになってしまう、中毒性のある料理なのです。
ちなみに、鍋とはいえ汁はなく、炒め物です。
お店では、好きな材料を自ら選びとり、辛さを選択して調理してもらうのが一般的です。料金は品数や重さによって決まっています。
なお、辛さは5段階から選ぶことが多く、辛いものが得意でない人は辛さ1や2から始めることをお勧めします。ちなみにシンガポールに来たばかりの頃は、中程度の辛さのものが辛すぎて食べられませんでした。
麻辣香鍋の魅力
シンガポール麻辣香鍋は、シンガポール発祥の中華料理で、その特徴は何と言っても激辛なスープです。ただ辛いだけでなく、香辛料やハーブがたっぷりと使われ、深い風味を楽しむことができます。ここでは、その魅力をいくつか紹介します。
1. 辛さの中に広がる風味
麻辣香鍋の辛さは非常に強烈ですが、その辛さの中に様々な香辛料の風味が広がっています。なおシナモン、クローブ、八角、シナモンなどがスープに使用されています。ただ辛いだけでなく、香り豊かなスープは、一度食べたら忘れられない味わいです。
2. 豊富な具材
麻辣香鍋には、さまざまな具材がたっぷりと入っています。たとえば、牛肉、鶏肉、エビ、魚、野菜、キノコ、麺などがあり、選択肢が豊富です。したがって、あなたの好みに合わせて具材を選び、自分だけの麻辣香鍋を楽しむことができます。
3. 共に楽しむ体験
麻辣香鍋は、友達や家族と一緒に楽しむのに最適です。つまり大きな鍋に具材を投入し、一緒に調理する楽しみがあります。また、辛さが人を繋げる要素ともなり、会話が弾むこと間違いなしです。
麻辣香鍋のレシピ
材料 (6人分)
作り方
材料の購入
【おまけ】Chicken Hotpot
作り方
麻辣香鍋の美味しいお店
Yu Jian Mala Hotpot
HDBの中にある小さなコピティアムの一角のお店です。
ちなみに値付けがいまいち不透明ですが、結局いつも安く、5-6種類選んで6ドル程度、旨味が豊富で美味しいです。
また、辛味は強くなく、5段階中の4は、甘みも感じマイルドで美味しく食べられる雰囲気です。(辛ラーメンの2倍程度の辛さ)
住所: | 65 Telok Blangah Dr, Block 65, Singapore 100065 |
順興
麻辣香鍋の専門店です。今ではエコノミックライスの扱いもあります。
ちなみに値付けは、1.99$@100g。また、肉類は一包2$。なお、唐辛子の辛さが本格的で、5段階中4はかなり辛いです。(辛ラーメンの5倍程度)
住所: | 282 Bishan Street 22, Singapore 570282 |
麻辣香鍋のおいしいお店
最後に
麻辣香鍋の影響で、今では辛いものにどハマリしています。
ちなみに元々辛いものは、得意ではなかったのですが、環境でこうも変わるものなんですね。
なお、朝晩辛いものを食べるときは、食べる前に牛乳などで胃の保護をするようにしています。それでも、翌日のお尻は痛いです。
ハマってしまう人の多い麻辣香鍋なので、体の調子を悪くしないよう、とくに旅行中はほどほどに楽しんでください。
コメントやアドバイスをいただけると嬉しいです。