福岡の味 – 福岡出身者がお届けするシンガポールで食べられる本物

基本的に住んでいる国の文化を楽しむことにしています。食事も然りですが、長く住んでいると、時には日本食をいただきたくなります。ちなみにシンガポールには、博多の味を楽しめるお店がたくさんあります。そこで、福岡の味にこだわりのある人にとっても、妥協することなく本場の味を堪能できるお店をご紹介します。

シンガポールの日本食

シンガポールは多国籍国家であるため、中華を中心に世界中の食が楽しめます。当然、日本食のお店もありますが、お値段が高めの設定です。しかし、これは仕方がない。そのため頻繁には行けませんが、時には日本の味が恋しくなります。

シンガポールでは、日本のローカルにいたときより博多の味が近いです。また、レストランの競争率が高いので味も日本に劣りません。

ちなみに、今回の写真はまるで日本の一風景のようです。

ラーメン [福岡の味 その１]

シンガポールには、ラーメンのお店はたくさんあります。そのため今回は、福岡に本店があるお店を中心にご紹介します。なお、日本の味と変わりません。ちなみに参考までに、基本のラーメンのお値段を掲載します。（2020年頃）

一幸舎

12~12.5S$。なお、店舗は2か所あります。本格的な博多ラーメンが食べたいときはもっぱらここに行きます。2024年時点では、14.5＄になっています。

@Chijmes	住所：30 Victoria St, #F1-07, Chijmes, Singapore 187996
@Tanjong Pagar	住所：BLK7, Tanjong Pagar Plaza, #01-104B, Singapore 081007

日本人だけでなく地元の方々にも人気です。なおテーブルには、ゆで卵がサービスで置いてあります。

では、普通の豚骨ラーメンをバリカタで。もちろん替え玉 (2S$) します。ちなみに辛子高菜は、ちゃんと辛いのが用意されています。

味も完璧。

一風堂

赤丸新味 16S$。一風堂はシンガポール国内でも、たくさん店舗があります。詳細はHPにてご確認ください。変化球の博多ラーメンが食べたいときはここに行きます。

住所：	207 River Valley Rd, Mohamed Sultan Rd, #01-55/56 UE Square, Entrance on, Singapore 238275

赤丸新味。マー油が効いていて美味しいです。

ラーメンのお店は、博多ラーメンに限らず美味しいお店がたくさんあります。暑い国のシンガポリアンにも人気です。

番外編　福岡以外のおすすめラーメン

以下は、福岡の味ではないですが、日本の味ということでご紹介します。

ラーメン人吉

熊本ラーメンです。マー油が効いて美味しいです。

AFURI

神奈川の味ですね。

なんつッ亭

こちらも同じく、神奈川の味でしょうか。

けいすけ

フレンチ、和食などの食の世界を経て、ラーメン業界に進出したお店。シンガポリアンに人気です。

三宝亭

新潟ラーメン。ほーランドビレッジにあり、シンガポリアンにも人気です。

もつ鍋 [福岡の味 その２]

豚もつならスーパーでも売っていますが、牛のもつは手に入りにくいシンガポールでは貴重なもつ鍋。だしの味はもちろん、もつが大きくぷりぷりしていることが大事です。

悟喰

1人前 29S$。もつがぷりぷりで、かなり福岡の味に近いです。暑いシンガポールでも食が進みます。2024年時点では、１人前32＄。

また、もつ鍋以外にも、日本の居酒屋のように豊富なメニューがあります。

住所：	33 Mohamed Sultan Rd, Singapore 238977

しめの雑炊ではちゃんとダシを足してくれます。美味です。

博多のもつ鍋を自宅で。美味しいもつが近所で手に入るなら、それを追加するとより旨い。

水炊き [福岡の味 その３]

水炊きと聞くと、薄い味の鍋を想像する方もいるかもしれません。福岡で有名な「水炊き」は鶏ダシがしっかり効いていて、昔食べた水炊きとは全然違います。これは食べる価値ありです！

鶏金

1人前 36S$。もつ鍋もあるお店ですが、このお店は水炊きが素晴らしい。

他にも、日本食のメニューがたくさんあります。

住所：	205 River Valley Road #01-75 UE Square, 238274

週末は、日本人のサラリーマンでいっぱいです。

鍋奉行はお店の方がすべてやってくれます。まず格別の鶏とダシを別でいただきます。これが驚くほど美味しい。

もちろシメまで、きっちりいただきます。

水炊きの概念が変わりました。お値段は結構高いけど、おススメです。

今の時代、自宅にてこの味にたどり着くことが出来ます。

最後に

シンガポールに住んでいると、日常はアジアを中心に世界中の料理を食べます。時に恋しい日本食、なかでも博多料理は欠かせませんが、歩いて行ける距離にいくつもの福岡の料理があります。

いつかこの国で、あの福岡のうどんも食べられますように。