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麻辣香鍋 – シンガポールで本気の激辛体験!汗だく間違いなし

この記事は約8分で読めます。

シンガポールは、火鍋、麻辣系の種々料理など辛い料理がたくさんあり、辛いもの好きにはたまらない国です。

そこで、シンガポールのホーカーで、マーラーホットポットを食べる方法とお店、レシピをお届けします。

  • シンガポールのホーカーで、マーラーホットポットを食べるには、具材と辛さを選んで、その場で調理してもらいます
  • 具材の品数や種類、重さなどによって価格が決まります
  • 野菜と、キノコや豆腐系、肉類、お好みで麺類をバランスよく選択し、あなただけの一品をつくりましょう。

麻辣香鍋(マーラーホットポット)とは

麻辣香鍋は中国由来の料理で、日本語でマーラーホットポット、英語表記では「Mala Hotpot」「Mala Xiang Guo」などと表記される、辛い料理です。

いわゆるホットポットの一種です。
ホットポット(hot pot)とは辛い鍋のことで、日本では火鍋なんかが有名でしょうか。
ちなみに、ホットポットと一言で言っても、大人数で食べる鍋や、一人用のものまであり、味や調理方法も様々です。

つまり「麻辣(Mala)」香鍋は、花椒(ホァジャオ)のピリリと痺れる風味高い辛さ「麻(Ma)」と、唐辛子のキレのある辛さ「辣(ラー)」が相まった非常に奥深い味わいの料理のことなのです。

暑いシンガポールでは特に、この辛さとニンニクの芳醇な香りが病みつきになってしまう、中毒性のある料理なのです。

ちなみに、鍋とはいえ汁はなく、炒め物です。

お店では、好きな材料を自ら選びとり、辛さを選択して調理してもらうのが一般的です。
料金は品数や重さによって決まっています。

麻辣香鍋の店

なお、辛さは5段階から選ぶことが多く、辛いものが得意でない人は辛さ1や2から始めることをお勧めします。
ちなみにシンガポールに来たばかりの頃は、中程度の辛さのものが辛すぎて食べられませんでした。

麻辣香鍋の魅力

シンガポール麻辣香鍋は、シンガポール発祥の中華料理で、その特徴は何と言っても激辛なスープです。
ただ辛いだけでなく、香辛料やハーブがたっぷりと使われ、深い風味を楽しむことができます。
ここでは、その魅力をいくつか紹介します。

1. 辛さの中に広がる風味

麻辣香鍋の辛さは非常に強烈ですが、その辛さの中に様々な香辛料の風味が広がっています。
なおシナモン、クローブ、八角、シナモンなどがスープに使用されています。
ただ辛いだけでなく、香り豊かなスープは、一度食べたら忘れられない味わいです。

2. 豊富な具材

麻辣香鍋には、さまざまな具材がたっぷりと入っています。
たとえば、牛肉、鶏肉、エビ、魚、野菜、キノコ、麺などがあり、選択肢が豊富です。
したがって、あなたの好みに合わせて具材を選び、自分だけの麻辣香鍋を楽しむことができます。

3. 共に楽しむ体験

麻辣香鍋は、友達や家族と一緒に楽しむのに最適です。
つまり大きな鍋に具材を投入し、一緒に調理する楽しみがあります。
また、辛さが人を繋げる要素ともなり、会話が弾むこと間違いなしです。

麻辣香鍋のレシピ

麻辣香鍋
材料 (6人分)
油用の香辛料:
  • 油 1/3カップ
  • 八角 3つ
  • 花椒 大さじ2
  • フェンネルシード 大さじ1
  • 黒カルダモン 1個(草果)
  • シナモンスティック 1本
  • 月桂樹の葉(ローリエ) 3枚
  • ナツメグの粒 1個
  • 乾燥オレンジピール 1個
  • 乾燥生姜 2個(沙姜)または生姜 5切れ
  • 乾燥赤唐辛子 1/4カップ
料理用香辛料
  • スパイシーレッドビーンソース 大さじ2
  • 鍋スープソース 大さじ2(火锅底料)
  • 生姜 6スライス
  • にんにく 8片 (すりつぶし)
  • エシャロット 3個 (スライス)
  • 乾燥赤唐辛子 1カップ
  • ねぎ 3個 (みじん切り)
  • キャベツ 1/4 (スライス)
  • つみれ (オプション) 500g
  • 紹興酒 大さじ2
  • 砂糖 大さじ1
  • 塩 少々
  • コリアンダー ひとつまみ
野菜
  • 好きな野菜
  • セロリの茎 3本 (スライス)
  • にんじん 2本 (薄切り)
  • じゃがいも 2個 (スライス)
  • キクラゲ (黑木耳) 2カップ (すすぎ、水気を切る)
  • 豆腐(または湯葉)3本 (水切り)
  • 椎茸 4〜6個 (スライス)
  • レンコン 1 (スライス)

作り方

  1. 鍋の水を沸騰させ、すべての野菜を湯通し氷でしめ、水を切る。
  2. 油を弱火で加熱し、すべてのスパイスを加え、茶色になるまで20分炒める。火を止め、スパイスを出す。
  3. 中火にし、鍋スープベース、生姜、にんにく、エシャロットを加える。焦がさないように、油が赤くなるまで数分炒める。
  4. 唐辛子、ねぎ、キャベツを加え、2分混ぜる。
  5. つみれと湯通しした野菜をすべて合わせ、紹興酒と砂糖を加える。2分炒め、塩で味をととのえる。コリアンダーを添えてできあがり。

材料の購入

Lazada

【おまけ】Chicken Hotpot

Chicken Hotpot
材料 (4人分)
  • 鶏肉 400g
  • 植物油 大さじ2
  • 豚骨 大2本
  • 豆板醤 大さじ1
  • 花椒 小さじ1
  • 乾燥唐辛子 大さじ1
  • 八角 少々
  • カッシア樹皮(またはシナモン) 少々
  • フェンネル 小さじ1/2
  • ニンニク 2-3粒
  • 生姜 お好みで
  • 塩 小さじ3
  • 胡麻油
  • チキンエッセンス

作り方

  1. 鶏肉をざっくり切る。
  2. 鍋に水を入れ沸騰させる。鶏肉と豚骨を入れ、弱火で血抜きする。
  3. いったん材料を取り出し鍋を洗う。水を追加し、豚骨を戻す。
  4. 再度沸騰させ、弱火で約40分間煮る。
  5. 鶏肉を冷まし、一口大に切る。
  6. 別の鍋で油を加熱。生姜とにんにくを加えて2分炒め、豆板醤を加えて炒める。八角、フェンネル、カッシア樹皮、唐辛子、花椒 を1分炒める。
  7. 上記の香辛料スープと小さじ3杯の塩を入れて20分煮て、できあがり。

麻辣香鍋の美味しいお店

Yu Jian Mala Hotpot

HDBの中にある小さなコピティアムの一角のお店です。

ちなみに値付けがいまいち不透明ですが、結局いつも安く、5-6種類選んで6ドル程度、旨味が豊富で美味しいです。

また、辛味は強くなく、5段階中の4は、甘みも感じマイルドで美味しく食べられる雰囲気です。
(辛ラーメンの2倍程度の辛さ)

麻辣香鍋の店

ブロッコリーとしめじ、きくらげ、チキンを選択しました。
ナッツやパクチー、唐辛子などは選ばなくても付けてくれます。

麻辣香鍋
住所:65 Telok Blangah Dr, Block 65, Singapore 100065

順興

麻辣香鍋の専門店です。
今ではエコノミックライスの扱いもあります。

ちなみに値付けは、1.99$@100g。
また、肉類は一包2$。

なお、唐辛子の辛さが本格的で、5段階中4はかなり辛いです。
(辛ラーメンの5倍程度)

麻辣香鍋の店

チキン、きくらげ、湯葉、カンコン(空心菜)を選択した結果。

麻辣香鍋
住所:282 Bishan Street 22, Singapore 570282

麻辣香鍋のおいしいお店

麻辣香鍋のお店

最後に

麻辣香鍋の影響で、今では辛いものにどハマリしています。

ちなみに元々辛いものは、得意ではなかったのですが、環境でこうも変わるものなんですね。

なお、朝晩辛いものを食べるときは、食べる前に牛乳などで胃の保護をするようにしています。
それでも、翌日のお尻は痛いです。

ハマってしまう人の多い麻辣香鍋なので、体の調子を悪くしないよう、とくに旅行中はほどほどに楽しんでください。

  • シンガポールのホーカーで、マーラーホットポットを食べるには、具材と辛さを選んで、その場で調理してもらいます
  • 具材の品数や種類、重さなどによって価格が決まります
  • 野菜と、キノコや豆腐系、肉類、お好みで麺類をバランスよく選択し、あなただけの一品をつくりましょう。

ちなみに、シンガポールで一番辛いと思ったのは、中華料理ではなくまさかの、フライドチキン。
Chix Hot Chickenのホットテンダーで、辛さは、マイルドからホットまで3段階と、さらに辛いインセイン(狂気)とアトミック(原子力的)の2段階。

この記事を書いた人
Gney

航空会社での勤務を経て、ペットとの海外生活や各国への旅行を体験し、カメラや釣りに興味をもつ工学理系女です。
世界のどこにいても生きて行けるよう精進中。

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