シンガポールはカメラ天国です。カメラショップばかりが入っている建物があるくらいに。そんな国のライカショップをお届けします。
お店決して広くはないです。しかし、カメラはもちろん、作品や写真書籍、とっても美味しいカフェが入っています。しかも、いつでも来てくださいとのこと、また必ず行きます。
シンガポールのライカショップ
ライカショップがあるのは、シンガポールスリング発祥のバーがあったことで有名なラッフルズホテルの一画です。
住所 | 328 North Bridge Rd Raffles Hotel, #L1-20, Singapore 188719 |
電話 | 6336 9555 |
訪問当時、ラッフルズホテルは一部改修中でした。
なお、ラッフルズホテルは、歴史があり、建築物としても有名なホテルのひとつです。
ライカショップにお邪魔してみたら
店内で、当時新しく出たLeica M10の試写をさせてもらいました。本体が薄く、シャッター音が小さくなっています。また、CCDセンサーの素晴らしさも教えていただきました。
ただ、少し、重い。そしてメッキ加工のためペイントのような色落ちがしない。あの色落ちが好きなんですけどね。
ちなみに、M9をもってお散歩中にこのお店に行きました。すると、お店の店員さんたちも、M9のOEMの底蓋に驚いていました。
スタッフの心遣いで、お店の中で試し撮りさせていただきました。
やはり、ライカ特有の色合い、やさしい光の加減、ノスタルジックな雰囲気は変わりません。デジタルなので現像編集で表現できるはず、と頑張っても、再現できないコレは何でしょうか。
ヨーロッパのカメラや車や時計。ボディ正面から見てブランドを言い当てられること、年代が変わってもその立ち姿が変わらないこと、コンセプトが変わらないこと。そういった、時代の移り変わりに応答しながらも、芯の部分が変わらないプライドが好きです。
ライカショップのカフェは素敵
さて、ライカショップ内にカフェスペースがあります。しかも、ライカ関係の書籍を拝見しながら、とても美味しいコーヒーをいただけます。このコーヒーは、シンガポールで経営しているカフェが、毎月交代で運営しており、無料で提供されます。
今回は、Alchemist International Plaza (Address:10 Anson Road, #01-34 International Plaza, Singapore 079903) というお店のコーヒーを頂きました。とても美味しかったです。
カフェのお店は定期的に入れ替わります。
店内足元に「1914年、最初にライカの写真がここで撮影された」との印。オスカー・バルナックが35mmカメラの試作機ウル・ライカで撮影した場所、ドイツのウェツラーにあるモニュメントの模擬展示があります。
Alchemistのお店のほうにも行こうと思いました。
実際行くと、とても素敵なお店なうえ、コーヒーがおいしくて、リピーターになりました。
最後に
シンガポールには大金持ちが多いので、ライカ使用者がたくさんいます。そして本体やレンズがよく売買されています。その分シンガポールでは日本より安く入手できます。
いつかドイツのウェツラー、ライツパーク内にある、エルンスト・ライツ・ミュージックに行ってみたいものです。
店内は撮りづらくて写真が少ないですが、素敵なお店なのでぜひ訪問してみてください。
【Leica は、変わらずに変わりゆく】
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