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ラクサ – いちど食べたら病みつき、美味しいお店とレシピを紹介

この記事は約6分で読めます。

ラクサとは

ラクサとは、ガランガルやターメリックなどの香辛料が効いた東南アジアの麺料理です。なお、中華系の子孫を意味するババ・ニョニャ料理を代表する食べ物です。ちなみに、サンスクリット語の「多くの」を意味する単語 (lakh) が語源で、マレーシアやシンガポールにおいてよく食べられます。

ラクサは地方による違いがあります。しかし料理法の共通点があり、出汁が肉ではなく魚やエビからとられることです。なおニョニャ料理から発展した麺料理なので、ムスリムに禁じられている豚肉は使われません。

ラクサ

またシンガポールには、ペナンラクサのタマリンドタンからカレーのようなサラワクラクサまで、さまざまな種類(スパイシーなココナッツミルクベースのヌードルスープ)があります。

ちなみにカトンラクサは、カトン地域に住むプラナカンにインスパイアされており、スパイシーなスープストックに、ココナッツミルクと干しエビの風味、コックル、エビ、フィッシュケーキなどをトッピング。とくに麺が独特で、太い春雨を短く切っておりスプーンで食べられます。

またオリジナルカトンラクサと言われて有名な「ジャンガット」バージョン、これはマレー語でひげを意味します。 このJanggut Laksaは現在、ひげオーナーの家族によって管理されており、クイーンズウェイショッピングセンターで運営されています。

ちなみに通常のラクサは、カットされていない麺を食べるため箸が必要です。

ラクサのレシピ (本格的)

ラクサ
材料 (4人前)
  • 【スパイスペースト】
  • 乾燥鷹の爪 15個
  • 干しエビ 75g
  • エシャロット 100g(皮をむく)
  • タイの赤唐辛子 5個
  • にんにく 3片(皮をむく)
  • ターメリック 15g(or ターメリックパウダー 大さじ5)
  • ガランガル 20g(or ガランガルパウダー 小さじ10)
  • 生姜 20g(皮をむく)
  • レモングラス 3本(白い部分)
  • 乾燥キャンドルナッツ 3個
  • 乾燥コリアンダーシード 10g(or コリアンダーパウダー 大さじ1)
  • belachan 20g(干しエビペースト)
  • ピーナッツオイル 120ml
  • 【スープ】
  • 鶏肉またはエビのストック 1L
  • 干しエビと唐辛子の戻し水 200ml
  • ココナッツミルク 1L
  • 塩 大さじ2
  • 砂糖 大さじ2
  • 茎ラクサの葉 5本
  • タウポク 10個(揚げ豆腐 1/4)
  • 【トッピングとつけ合わせ】
  • エビ 300g(1人6〜8個)
  • もやし 300g
  • ビーフン 300g
  • さつま揚げ 200g(細切り)
  • 薄くスライスしたラクサの葉 20枚
  • ゆで卵 2個(1人卵半分)
  • ハイガイ(cockles) 250g

調理

ストックの準備

  1. 干しエビと唐辛子を、200mlの沸騰したお湯に約20分間放置し戻す。
  2. 水を濾して唐辛子とエビをとる。
  3. 鶏肉またはエビのストックと水を鍋に入れ、沸騰させる。
  4. エビの皮をむいて、殻をストックに入れる。網状のお玉に乗せたエビを沸騰したストック入れ、火が通ったらエビを出す。
  5. 弱火でストックを煮込む。

スパイスペーストとスープの用意

  1. 次のものをフードプロセッサーに入れる:戻した赤唐辛子とエビ、エシャロット、ニンニク、ターメリック、ガランガル、生姜、レモングラス、キャンドルナッツ、コリアンダーシード、ピーナッツオイル60ml
  2. 可能な限り細かくペースト状にひく(非常に重要!)
  3. 中火で熱した鍋で、刺激臭が出て少し焦げるまでベラチャンを焼く。
  4. フードプロセッサーのスパイスペーストと残りの60mlのピーナッツオイルを加える。
  5. スパイスペーストが焦げ茶色になり始めるまで、30分間炒める。(焦がさないように注意)。
  6. スパイスペーストに濾したストックを加え、沸騰させる。
  7. 5本のラクサから、葉を取って沸騰したスープに加え、茎は捨てる。
  8. 弱火で30分煮る。
  9. ココナッツミルクを追加し、お好みで砂糖と塩を加える。
  10. 揚げ豆腐を加えて沸騰させ、パフに味を染み込ませてから弱火で煮る。なおココナッツミルクが凝固するので、長時間沸騰させない。

サービング

  1. ビーフン麺、もやし、さつま揚げを沸騰したお湯で別々にゆでる。
  2. 4つのボウルに麺を分け、もやしとさつま揚げをのせる。
  3. 揚げ豆腐パフを数枚入れ、ホットラクサスープを入れる。
  4. エビ、ゆで卵、スプーン一杯のコックルなどをのせる。
  5. 最後に、薄くスライスしたラクサの葉を飾ってできあがり。

なお、日本でも人気のラクサをもっと簡単に作れる方法があります。やはり材料が手に入りにくいので、ラクサペーストやラクサセットをアレンジしたほうが、簡単美味しくできます。

シンガポールでラクサの美味しいお店

328 KATONG LAKSA

カトン地区にあるとても有名なお店です。カトンラクサとも言われ、短いライスヌードルをスプーンで食べるのが特徴。迷ったらまずここで食べれば間違いなし。

美味しいお店
住所:51 East Coast Road, Singapore 428770

Laksa Steamboat Seafood Restaurant

シンガポール南部にある、ラクサ鍋のお店です。週末の夜は多くの人で賑わうお店です。

美味しいお店
住所:404 Telok Blangah Rd, Singapore 098840

チャンギ空港 – SATS プレミアラウンジ

まさかの、空港ラウンジのラクサが結構おいしいです。ちなみに、自分で具材と麺をさっと湯通しして、スープに入れていただきます。

美味しいシンガポールのラクサのお店
  • Wei Yi Laksa :#01-20, 48A Tanglin Halt Road, Singapore 148813
  • 928 Yishun Laksa :#01-155, Blk 928 Yishun Central 1, Singapore 760928
  • Depot Road Zhen Shan Mei Claypot Laksa :#01-75, Alexandra Village, Blk 119 Bukit Merah Lane 1, Singapore 150119
  • Sungei Road Laksa:#01-100, Blk 27 Jalan Berseh, Singapore 200027
  • Janggut Laksa:#01-59 Queensway Shopping Centre, 1 Queensway, S149053

最後に

肉ナシのハラル料理なので、いまや世界中で愛され人気のラクサ。しかもカレーのようでカレーでない、スープのようで、ヌードルのようで、不思議と癖になる味の料理です。

好きなようにアレンジし放題なところがまた魅力的です。シンガポールではDANCING CHEFのLAKSA Pasteなど、出来上がったラクサペーストが2-3ドルと、とても安いので、お土産に持って帰りたい一品です。

Lazada
この記事を書いた人
Gney

航空会社での勤務を経て、ペットとの海外生活や各国への旅行を体験し、カメラや釣りに興味をもつ工学理系女です。
世界のどこにいても生きて行けるよう精進中。

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