
シンガポールでの赴任生活を終え、愛犬と一緒に日本へ帰国する決まった飼い主様、お疲れ様です。
「日本の動物検疫は世界一厳格と聞くけれど、無事に連れて帰れるだろうか…」
「書類の不備で愛犬が何ヶ月も隔離(係留)されたらどうしよう…」
と不安に思っていませんか?
私自身も2頭のチワワと一緒にシンガポールから帰国した際、書類の準備や現地での手続きでも緊張しました。
しかし、結論から言うと<strong>「タイムラインの把握」と「ワクチンの継続管理」さえ出来ていれば、自力でスムーズに帰国できます!
この記事では、スムーズに愛犬と安全に帰国するための全手順を、注意点や実体験を踏まえて分かりやすく解説します。
愛犬との帰国は「日頃のワクチン維持」と「出発前の書類取得(10日前〜)」が成功の鍵です。
| 時期 | やること | 重要度・注意点 |
| 日常 | 狂犬病ワクチン&Dog Licence更新 | ⚠️ 1日の期限切れも厳禁 |
| 帰国が決まったら | 日本出国時の書類確認 抗体価検査の有効期限チェック | かかりつけ獣医へ帰国予定を共有 |
| 出発40日前まで | 日本側:輸入届出書の提出 | 空港の動物検疫所にWeb/メールで提出 |
| 出発90日以内 | SG側:Export Licence取得 | GoBusiness経由でオンライン申請 |
| 出発10日以内 | SG側:臨床検査&AVS裏書き | 獣医でForm RE記入 ➔ AVSで裏書き取得 |
| 当日 | 日本到着後の空港検疫 | 書類提出で即日連れ帰り完了! |
| 帰国後 | ドッグライセンスのキャンセル | 輸入検疫証明書は大切に保管・市区町村役所に登録 |
💡 ココがポイント: 日本出国時に必要な手順を満たしているワンちゃんの場合、現地で継続して狂犬病ワクチンと抗体価検査を維持していれば、180日間の係留(待機)なしで一緒に帰国できます。
💡 帰国手続きでお困りの方へ
「自分のケースで待機が発生するか不安」「検疫所に問い合わせる前の整理をしたい」など、ご質問があればページ下部のコメント欄やお問い合わせからお気軽にお寄せください。実体験の範囲でお答えいたします!
なお、人間の帰国についてはこちらの記事を参考にしてください。

【前提】普段から絶対に守るべき2つの期限
手続きを始める前に、シンガポール在住中に必ず維持しなければならない基本ルールがあります。
これを怠ると、最悪の場合、帰国時に愛犬が数ヶ月間日本で係留(隔離)されたり、検査がやり直しになってしまいます。
1. 狂犬病予防接種の継続(1日の切れ目もNG!)
日本帰国条件を満たして滞在しているワンちゃんは、有効期限内に次の予防接種を打ち続けることが命です。
これは、「狂犬病ウイルスの潜伏期間180日」が密接に関係しています。
私の知人は、予防接種の有効期限をたった「1日」切らしてしまいました。
その結果、ワクチン再接種だけでなく、高額な狂犬病抗体価検査もイチからやり直しになり、大変な思いをされていました…。
カレンダーやリマインダーを設定し、必ず期限切れ前に獣医さんへ行きましょう。
【番外編】狂犬病抗体価検査と180日の待機期間の意味
要するに、狂犬病ウイルスの潜伏期間が180日と考えると待機期間の意味合いが明白です。
日本出国時に狂犬病に関する検査を検疫所の指示通りに行って、抗体を持つことを確認したうえで、180日の潜伏期間を経ても発症しない場合、狂犬病ワクチン接種を継続することで健全な犬であることを証明できるということです。
日本出国前に、30日以上の間隔をあけて2回狂犬病ワクチンを接種し、狂犬病抗体検査を実施して0.5IU/ml以上であった状態で渡航してきた場合
ちなみに古い記事でまれに、「2年の抗体検査期限が切れる180日前に次の抗体検査をする」とあります。
しかし法が改訂され、狂犬病ワクチンさえ有効期限内に継続していれば係留不要となりました。
なお詳細は動物検疫所のHPを確認ください。
2. ドッグライセンス(Dog Licence)の更新
AVS(Animal & Veterinary Service)が発行するドッグライセンスも有効期限を切らさないよう継続します。
手順としては、まずAVSのサイトにアクセスします。
なお、ライセンス更新は、”Renew Licence without Login”を通じて、ログインせずに簡単に更新できるようになっています。
ライセンスを登録した際のID No.とドッグライセンスの番号を入力し、支払い方法を選択して申請するだけです。


承認されれば、AVSにログインして”My Licences”タブ内から新しいライセンスをダウンロードできます。

ちなみに犬の帰国手続き時にも、ドッグライセンスの番号が必要となります。
日本帰国前の前提条件が整っているか確認しましょう
日本から連れてきたワンちゃんは、おおむね事前準備は整っているかと思います。
もしシンガポールで出会ったワンちゃんや、抗体価検査の期限が切れている場合は、早めに検査を受けましょう。
- 前提条件
日本orSINマイクロチップ挿入 (未挿入の場合のみ) - SIN狂犬病予防接種 (有効期限が切れている場合)
- SIN狂犬病の抗体価検査 (期限切れの場合のみ出発までに受検)
- SIN-日本航空会社へペットの同乗予約
- 注意点: 1便あたりに乗せられるペットの頭数には上限があります。人間のチケットを買う前に、ペット枠の空き状況を確認しましょう。
- 検疫所の営業日に注意:シンガポールのAVSや日本の動物検疫所は、土日祝日の対応スケジュールが異なります。連休にかからないよう日程を調整するのがコツです。
それでは実際に、手続きを開始します。
1. マイクロチップ挿入 (最初)
日本から一緒に来たワンちゃんならすでにマイクロチップ挿入済みのはずです。
もし未実施の場合は、獣医にてISO 11784 / 11785 に適合したマイクロチップを挿入します。
2. 狂犬病予防接種 (毎年期限切れなしで)
シンガポールにいる間、1年以内毎に継続的に狂犬病予防接種を受けておきます。
さらに、日本への入国日が予防接種の有効期限内であるように注意します。
3. 狂犬病の抗体価検査 (出発までに)
日本出国前に、帰国を見越した手順通りに抗体検査を通過している場合は、狂犬病予防接種を継続していれば出国前待機は不要です。
ただし、抗体検査結果の有効期限が切れている場合は、日本帰国日まで有効な抗体検査を実施します。
大抵の獣医さんは血清発送まですべて実行してくれるので、予約時に説明し、必要書類を準備します。
ちなみに私が通っている獣医”Vets for Life Animal Clinic (River Valley)”では、Vaccination Certificationだけ見せれば、日本が指定しているイギリスの検査機関 “Animal & Plant Health Agency (APHA)”に、血清を送ってくれました。
獣医師が、犬の各国への渡航処置に慣れているので、とても簡単です。

4.航空機の予約
犬が帰国する予定の飛行機を予約します。
なお犬と帰国の際、日本の航空会社を利用する場合は、犬の帰国便の予約が別途必要です。
犬の帰国には出入国現地検疫所での審査が必要です。
そのため、日本の輸入可能な空港検疫所とシンガポールの検疫所の営業日時と、手続きに必要となる日程をご自身で確認してから、航空券の予約を行ってください。
【シンガポール】
土日祝日がお休みです。
やることは出国前10日前からの書類のやりとりだけです。
しかし連休が入ると手続きが間に合わなくなるのでご注意ください。
【番外編】 ペットホテルの確保
帰国後、コロナ禍などは、いつシンガポールからの入国者が指定施設での隔離対象になるか分かりません。
なお帰国当日に隔離対象者とペットは、一緒に隔離施設へ行くことはできません。
また、運航便の遅れなど、さまざまなトラブルが発生する可能性もあります。
したがって、念のために預かってもらえるペットホテルを探しておくことが重要です。
以下に、成田周辺のお勧めのペットホテルを記載します。
順を追えば怖くない!帰国手続き5つのステップ
ここからは、実際の渡航に向けて進める具体的なステップです。
普段から獣医さんに、いずれ犬と日本に帰国する予定があることを伝えておくと、日本の入国に合った予防接種や検査を提供してくれます。
以下は、両国の出入国条件です。
犬を携帯品として帰国する流れ
- STEP1獣医に帰国予定を伝える
普段から獣医に「時期は未定だが、将来日本へ帰国する予定がある」と伝えておこう。手続きが格段にスムーズに!
- STEP2
出発40日前まで帰国日が決まれば、到着予定の空港の動物検疫所へ「届出書」を提出- ポイント: 不明点があればこのタイミングで検疫所の方に相談。
日本の検疫所は親切で丁寧に教えてくださるので、一人で悩まず早めに連絡。 - 受け取り: 内容に不備がなければ「届出受理書」が発行される。これは帰国当日まで大切に保管!
- ポイント: 不明点があればこのタイミングで検疫所の方に相談。
- STEP3
出発90日以内シンガポール側「Export Licence」の取得政府ポータル「GoBusiness」から、犬の輸出許可証をオンラインで申請。
有効期限は発行から90日間。 - STEP4
出発10日以内獣医での臨床検査&Formの作成帰国10日前を切ったら、愛犬を連れて獣医に行き、健康診断を受ける
- 書類: 日本の検疫所から指定された「Form AC(またはRE)」を持参
- 耳寄り情報: 日本出国時のデータが引き継げる場合、「Form RE」を使用すると記載項目が減り、書類作成がとても楽。日本の検疫所に事前に相談してForm REが使えるか確認してみよう。
- STEP5AVSオフィスで政府機関の裏書き(Veterinary Certificate)を取得
獣医がサインした書類を持ち、飼い主がAVSのオフィスへ行き、政府の公認印(裏書き)をもらう。
- 訪問回数: 申請と受け取りで最低2回の訪問(所要2日程度)が必要
- ⚠️ 連休に注意! AVSは土日祝日が休業。シンガポールや日本の祝日が重なると10日間の期に間に合わないリスクがあるため、カレンダーの事前確認が必須。
STEP1. まずは獣医さんに帰国予定を伝える
犬の帰国に関する手続きを行うにあたり、まずシンガポールのかかりつけの獣医さんに帰国予定を伝えます。
また現時点で有している書類一式を準備し、データ化します。
なぜならオンライン手続きが多いので、まとめてデータ化しておくとスムーズです。
ちなみに今はスマホで簡単にPDF化できるので便利です。
PCからAdobe AcrobatのHPにアクセスしてログインし、「Document Cloud」から一括ダウンロードが可能です。
STEP2.40日前に日本の検疫所へ届出書提出と同時に各種質問
日本入国40日前までに届出書を出します。
また話を円滑に進めるために、関連書類も一緒に送付します。
なお輸入の時期(到着予定年月日)、搭載予定船舶(航空機)名は未定であっても良いです。
ただし到着予定日については、予定の最も早い日時を記載して提出します。
また、予防接種については、記載する狂犬病抗体検査関連の前後それぞれを記載します。

書類内容に不備がない場合は、動物の輸入に関する届出受理書 がメールで届きます。
ただし、不備があった場合は、検疫所の指示に従い訂正して再度提出します。

同時に、その犬に適合したForm AC (やForm RE)、ATTACH、空港でのペット受け取り方法の説明などがもらえることがあります。
今後、この受理書など書類一式を保存・印刷して、犬と帰国します。
【補足】STEP2. 変更届 (*変更する場合のみ)
届出書に関して、到着地、到着予定日や運航便などの変更があった場合は、変更届を提出します。
なお受理されれば、変更内容に沿った受理書が送付されてきます。
40日前の届け出が必要なため、場合によってはこの変更届を何度も提出することになります。

STEP3. シンガポールのExport Licenceを取得する (有効期限90日)
Gobusiness にログイン。
ログインまでは「Veterinary Certificate」と同じ要領です。
またライセンス取得は、シンガポールに来るときにおこなった手順とほぼ同じです。
| Type | Licence Fees | Express Fees |
|---|---|---|
| 個人輸出 | $50.00 | $100.00 |
*AVSの申請時に表示される”必要な書類”には、輸入許可証の申請に必要な書類も併記されているため、多く感じますが、実際には、「届出受理書」と「ドッグライセンス」があればExportライセンスの申請ができます。
Export Licenceの取得手順
Gobusiness のページにログインします。
日本から来るときにImport Licenceを取得する際に登録したLoing IDがそのまま使えます。


アカウントを持っていない場合は、Singpassでログインするか、NPARKSのアカウントをパスポート情報で取得してください。


次に、LICENCE APPLICATIONタブから APPLY FOR NEW LICENCEを選択し、”dog”などで検索、”Licence to Import / Export….” を選択します。


Review &Apply のタブに選択した内容が入っているので詳細を確認し、Proceedします。


なお入国許可と同じく、出国許可も複数頭同時に申請できます。
詳細を確認して申請します。

問題がなければ支払いをして、Export Licenseを保存、印刷しておきます。
STEP4. 【出発10日以内】現地獣医での臨床検査&Form RE(AC)の作成
健康診断Form REおよび裏書取得の申請(Go BusinessからのApplication)はすべて、1頭ずつ書類と申請が必要です。[2021.11時点]
獣医で健康診断

出国10日以内になったら、Form ACやForm RE(書ききれない場合はATTACHに記載して添付)を持参して、犬を連れて獣医で健康診断をしてもらいます。
ちなみに、Formに書けるものはすべて書いて持参します。

STEP5. AVSオフィスで政府機関の裏書き(Veterinary Certificate)を取得
まずFormに裏書証明*をもらいに行くため、オンラインでVerinary Certificateの申請をし、申請番号を取得します。
※裏書き証明(endorsement)とは、輸出国政府機関による証明書の承認を指します。
なお裏書き証明として、輸出国政府機関の獣医官の署名(直筆)、公印、所属機関名、証明日が必要です。
1頭ずつの申請です。
Go Businessの申請ソフトでは複数頭同時に登録できるようになっていますが、Application番号が1頭ずつ必要です。
すなわち、1頭につきLicence Feeの支払いが必要になります。
間違えても大丈夫です。
支払いは、すべての書類がAVSによって精査され、クリアとなった後です。
1. Veterinary Certificateの取得手順
GoBusinessにログインします。
次に、LICENCE APPLICATIONタブのAPPLY FOR NEW LICENCE を選択し、 “dog”などで検索、Verinary Certificate の 「Take Me There」を選択します。


内容の詳細をしっかり確認し、準備をしたうえで申請を開始します。

そして申請が無事完了したら、申請番号”Application Number”が発行されます。
2. 裏書証明をもらいにAVSへ
申請番号を取得できたら、Formを提出しにAVSに行きます。
ちなみに提出から受取りまで、所要約2日です。
なお犬は連れて行きません。
*裏書をもらうとは、AVSの調査により書類に問題ないことが確認された証の、押印をもらう作業です。

これらの書類全てを、AVSの投函箱(Drop-off box)に提出します。
Drop-off boxは、建物のガラス扉の隣にあります。
ちなみに必要書類をそろえてボックスに投函するので、クリアファイルやクリップなどを用意しておくと安心です。


3. 番外編【もし申請不備が生じたら】
もし申請時に問題があった場合は、AVSからメールや電話があります。
またGo Businessの「Request Attention」蘭に「1」などと表示されます。
焦らず、「Request for Action」から、指示通りに対処してください。

4. Go Businessで請求が来たら、オンライン支払い
問題がなければGoBusiness上のApplicationで承認されるので、支払いを行います。
(PayPalなどがあると便利です。)
5. 受け取り連絡が来たら、AVSオフィスで書類を受け取り
その後1-2日で、メールに受け取りの連絡が来るので、AVSに書類を受け取りに行きます。
ちなみに私の場合は、Office 1Fロビーで、担当者から直接受け取りました。

なお、提出したFormに政府(AVS)の押印があることと、提出した書類の3-8がそろっていることを確認しましょう。
このときが唯一、対面でAVSの人に質問できるチャンスです。
したがって、少しでも不安なことがあったらここで解消しましょう。
ここまで来たら、いよいよ帰国です!
【手続きの裏付け】日本への帰国の要件を双方の国で確認
本来は最初にすべきこと。
帰国に際しての両国の要件を調査します。
日本への帰国条件を確認
一般的に人も犬も、出国より入国のほうが条件が厳しいです。
でも日本の検疫所の方々は丁寧に対応してくれるので、きちんと要件をひとつひとつ実施しつつ、適宜相談することをお勧めします。
犬の帰国が決まりかけたら、まず、動物検疫所ホームページで、日本の入国条件を確認します。
出国する国によって内容が異なります。
とくに「輸入手続の手引書(指定地域以外)」をしっかり読みます。
日本入国条件
犬と日本へ帰国する条件は、以下の通りです。
1は、日本から来たワンちゃんなら済んでいると思います。
2は、有効期限を一度も切らさずに打ち続けており、入国日まで有効期限が残っていれば不要。
3は、入国まで有効期限が残っていれば不要。
4は、犬の帰国予定の40日前までに日本の空港管轄の検疫所に届け出を提出。
そして問題がなければ、受理書を受け取り内容を確認し帰国日まで保管します。
5は、検疫所から送付してもらえる用紙、またはWeb上でダウンロードできるForm ACやREを使って健康診断し、シンガポール政府の裏書をもらいます。
要するに普段きちんと管理していれば、3、4、5、だけが、新たに必要なアクションです。
検疫所への確認をこまめに
いずれにせよ、不明なことがあったり、犬の帰国が決まったら下手に動く前に、まず検疫所に関係書類を送って確認を取ることが重要です。
■ 書類作成が圧倒的に楽になる「Form RE」とは?
日本からシンガポールへ渡航し、再び日本へ連れて帰る場合、日本の検疫所に提出する書類には 「Form AC」 と 「Form RE」 などがあります。
- Form AC: 一般的な指定地域外からの輸入用(記載項目が多く複雑)
- Form RE: 日本から出国した犬が戻る専用(日本出国時の証明内容を省略できる)
日本の検疫所に事前連絡(40日前届出時など)を行う際、「日本から連れてきた犬です」と伝えるとForm REをご案内いただけることも。
入力の手間が大幅に減るため、ぜひ検疫所の担当者へ問い合わせてみてください。
シンガポールからの出国条件を確認
次に、シンガポール出国の条件を確認します。
→ https://avs.nparks.gov.sg/pets/importing-exporting-a-pet/export/dogs-and-cats/
1は、上記で行いました。
2は、オンライン上で行えます。なお2019年に公式サイトが変わり、ワンタイムパスワードが必要な場合があります。
ちなみに電話番号の変更は、ヘルプデスクへのメールでおこなえます。
licences-helpdesk@crimsonlogic.com.sg
3は、日本の要件4番と同時に実施します。
まず、犬とともにかかりつけの獣医にて健康チェックをしてもらいます。
さらに政府機関の裏書をもらうため、飼い主だけAVSのオフィスに行きます。
したがって、申し込みと受け取りと2回の訪問が必要、所要2日以上。
ほかにもWebサイトにはPre-InspectionやTransportationの予約などが書かれていますが、日本の入国要件に出国直前検査はないので、空港での検査は不要です。
日系航空会社での予約の場合は、運送系への予約も不要でした。[2021年11月時点]
日本帰国後の手続きはこの2つ
- 日本検疫申請書等を持ち日本にて検疫 (到着日)
帰国30日以内に市区町村役場での登録も忘れずに!
- SINDog Licenceのキャンセル手続き
検疫申請書等を持ち日本にて検疫 (到着日)
必要な書類をすべて揃えていざ、犬と帰国、シンガポール出国。
なお出国当日の検査はないので、空港チェックインカウンターでワンちゃんを預けます。
約2時間前には預けます。
ちなみに、日本の検疫所から届出受理書を受け取る際に、以下のことを教えてくれました。
羽田空港の場合、到着したら、入国検査を済ませて荷物受取所へ。
ちなみに荷物受け取り所ではすでに愛犬が待ち構え、空港スタッフの方が相手をしてくれていました。
【羽田到着後】
到着動物の受け取り後、税関検査を受ける前に、向かって左側にある4番の動物検疫カウンターまで来所する。
到着ロビーに出る前に動物検疫を受検する。
ちなみに検疫カウンターでは、書類のチェックとマイクロチップの読み取り等の検査を行う。
手続きの所要時間は30分程度。

【成田空港到着後】


【要注意!】シンガポールのドッグライセンスのキャンセル
犬と帰国した後は忙しくて忘れがちですが、さまざまな手続きもきちんとしておきましょう。
- 本帰国の場合は、シンガポールのドッグライセンスをキャンセルするため、帰国28日以内に、AVSへ連絡すること!!
なお届け出をしないと、不法となり、罰金をかせられることもあります。
要注意です! 危ないところで、びっくりしました。- メール:Josephine_GEORGE@nparks.gov.sg、Nicole_Marie_CHIA@nparks.gov.sg など
- 連絡フォーム:https://www.nparks.gov.sg/contact-us
- 電話: 1800 476 1600 (24-hours)
- 輸入検疫証明書は大切に保管すること。
再び海外へ渡航する際に必要になります。
再発行はしてもらえません。
したがって、絶対になくさないでください。 - 輸入後30日以内に、輸入検疫証明書を市区町村役場の窓口へ持参し、登録手続を行います。
- 年に1回は狂犬病予防注射の接種をします。
最後に
犬との帰国は、日本からシンガポールへ行くときに比べてずいぶん楽ちんです♪
要は、狂犬病予防接種が要です。
これさえきちんと期限内に継続していれば、帰りは健康診断で終了です。
いつか帰国する時に備えて、狂犬病予防接種の期限には注意してください。
それにしても、日本の検疫所の方々はとても親切で、不安を解消してくれます。
心より感謝申し上げます。
- シンガポールにいる間は、狂犬病予防接種とドッグライセンスの期限を切らさないこと
- 帰国時に抗体価検査の期限が切れている場合は、獣医で抗体価検査処置をとってもらいます
- 日本から来た犬が日本に帰る手続きは、比較的ラクです。
- 帰国40日前までに、日本に犬の輸入届出書を提出します
- 飛行機の予約をします
- 帰国30日前を切ったら、シンガポールのExport Licenceを取得します
- 帰国10日を切ったら、獣医で臨床検査してForm ACやREを書いてもらい、ボタニックガーデンに行ってVeterinary Certificateを取得します
- 帰国当日は、検疫申請書等を持ち日本の空港にて検疫して入国します

それにしても、日本を出国して3年、よく頑張った。











皆様からのコメントや体験談
こんにちは。3年半前に、こちらのサイトのお陰で無事に愛犬を連れて来星することができました。説明が分かりやすくて、本当にありがたかったです。
そして本帰国となった今回も、お世話になっております。
1点分からないことがあったので、教えていただきたいです。
AVSのサイトで輸出手続きのステップを確認していたのですが、一番最後のステップに
「5. Make arrangements with the ground handling agent.」
というのがありました。
下記2つのエージェント名が記載されているのですが、どちらかにコンタクトを取る必要があるのでしょうか?
・SATS Gateway Pte Ltd
・DNATA Singapore
どちらもチャンギ空港にあるようです。
申し訳ありませんが、ご確認いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
Chako様
こんにちは。
いよいよ本帰国なんですね。3年半お疲れさまでした。
早速ですが、
原則グランドハンドリングの手続きは、帰国時に利用する航空会社によって行われます。
まずは、下記ページの説明文にあるように航空会社に連絡してみてください。
https://avs.nparks.gov.sg/pets/importing-exporting-a-pet/export/dogs-and-cats/
ちなみに私はANA便で帰国しました。
ANAでは人間の航空券の予約時に犬の予約もしなければなりません。
よって航空会社がグランドハンドリングの手配もしてくれ、
当方はグランドハンドリングへのコンタクトの必要はありませんでした。
それでは無事ご帰国されることをお祈り申し上げます。
お忙しい中、早速回答いただき、誠にありがとうございます!
なるほど、航空会社から手配していただけるのですね。
私もANAを利用するのですが、犬の予約をした際には特にそのことについてはなにも言われませんでした…
改めてANAに問い合わせてみます。
本当にありがとうございました。
このサイトにとてもお世話になりました。
2025年での変更事項は、Export Permitの有効期限が記載の30日から90日になっています。
また、Endorsementの際、FormACの1枚目に狂犬病ワクチン、2枚目にそれまでの通常ワクチン接種が記載されますので、獣医でもらうワクチン証明書をすべて添付してNParksに提出してください。
また、日本側の動物検疫所は都度書類の添削をしてくださり大変親身に対応していただきましたが、一番肝心な帰国10日前から出発日までの間の返信が3〜5日かかるというまさかのスローペースだったので、本当にやきもきしました。
Wanko様
この度は情報を共有いただき、ありがとうございます。
実際に経験されたWanko様のお声は、今後帰国される方々にとって大変貴重なものとなります。
日本の検疫所の連絡も、時期などによっては時間がかかる可能性がある事も含めて、
記事内に記載させていただきたく存じます。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
猫を連れて本帰国となったので参考にさせていただきました。
AVSドロップオフBox設置場所がJEMでは無く下記に変更になって居ましたのでご連絡します。
NParks/AVS Drop-off box,
Level 1 Raffles Building,
Singapore Botanic Gardens,
1 Cluny Road, Singapore 259569
ナルト様
この度はご多忙のところ、貴重な連絡を賜り誠にありがとうございます。
他の方々の参考になるため、こういった報告をいただけますと大変助かります。
猫ちゃんたちとともに無事帰国できましたでしょうか。
寒い日本との寒暖差に体がビックリするかと存じますので、どうぞご自愛ください。
今後とも、何とぞよろしくお願いいたします。
はじめまして。
ワンコとの一時帰国を夢見て準備をはじめましたが、やることが多くてぐるぐるしていたところでこちらを見つけました。
Gneyさんのブログはとても丁寧でわかりやすくて、こちらを読んで勇気づけられております。
本格的な手続きはまだ少し先になりますが、それまでにしっかり準備をしたいと思います。有益な情報、ありがとうございます!
タリオ様
コメントを賜り誠にありがとうございます。
私の場合は日本から連れて行った愛犬を連れて帰っただけで、しかも帰国から半年以上経っていますので、
タリオ様と状況が異なる可能性もありますが、お役に立てますと幸いです。
ブログの内容で不明点などがありましたら、私のわかる範囲でお答えさせていただきますので、いつでもご連絡ください。
飼い主様が元気であることが一番大事です。お体に気をつけて、じっくり準備なさってくださいね。
お返事ありがとうございます!
わからない事が一つ減り、ホッとしました^^
とうとう今週末が獣医への訪問になります。
AVSとのやりとりに不安もありますが、Gneyさんのブログのおかげでスムーズに手続きができそうです。
ありがとうございます^^
えびすさま
わたしの返答が遅かったので心配でしたが間に合ってよかったです。
AVSとのやり取りが不安ですよね。出国まで10日しかなくただでさえ忙しいときに
私みたいに不備があるととても焦るので、健康診断が終わったら一刻も早くAVSのVeterinary Certificateの申し込みをして
出来れば当日または次の日にでもAVSに書類を投函すると少しはマシです。不備があればAVSより連絡を頂けます。
対応する日数に少しでも余裕があれば落ち着いて対応できます。
これから10日間超多忙かと存じますがどうぞご自愛ください。
こんにちは。
ブログわかりやすくて参考にしながら手続きを進めています。
質問なのですが、Veterinary Certificateの申請をした後、裏書をもらいにAVSへ提出するものの中にFORM ACの他に「獣医の健康証明の原本」とありますが、こちらはFORM ACとは別に獣医さんから発行してしてもらえばいいのでしょうか?フォーマット等はどちらかにありましたか?
よろしければアドバイスください。
よろしくお願いします^^
えびすさま
コメントありがとうございます。返信が遅くなり申し訳ありません。
獣医の健康証明は獣医で別途発行してくれました。
ただ、FORM ACがあれば問題ないようです。ご心配であればぜひ獣医さんに相談なさってみてください。