旅に出れば一生に一度の出会いがあります。日常でも逃したくないシーンに出会うこともあります。また、ブログを書いていると、さらに写真を撮る機会が増えます。そこで、今回紹介するSONY DSC-RX100シリーズは、コンパクトなのに高画質な画像が撮れ、24㎜の広角から70㎜まで撮影可能。さらに、1インチセンサ搭載で、4K動画が撮影できるうえにポケットサイズという理想的な日常持ち出しカメラです。
SONY DSC-RX100Ⅳとは
SONY DSC-RX100は、「プレミアム」コンパクトデジタルカメラです。
このサイズのカメラとしては、かなり大きい1インチセンサを搭載し、光学で24〜70mmの画角を捉える上に、開放F1.8と明るい。さらに、有効画素数2010万画素、最高1/32000秒のシャッタースピードと最高ISO感度12800、電子ビューファインダ付きでアルミボディ、重さ300gを切る、画質とコンパクトさを両立した高機能カメラです。
1996年の初代機発売以降、現在まで続くサーバーショットシリーズです。以降常に人気のカメラでしたが、このRX100シリーズは、他に代わるもののない超人気カメラです。
1インチセンサ搭載のカメラがポケットに入るサイズ。そのため、気軽に持ちだせます。
RX100Ⅳの主な特徴
1インチCMOSセンサ
このセンサは、一般的なコンパクトデジタルカメラと比較すると、約3倍〜4倍の大きさです。その分光をたくさん取り込むことができるため、ぐんと高画質になります。
有効画素数は、約2010万画素。このセンササイズで実用性を考慮すると最適な画素数と言えます。
さらに、このセンサで4K動画の撮影が可能。至れり尽くせりのスペックです。当然保存ファイルは重くなるので、普段はフルHDで、ここぞという時には4K動画を。
カール・ツァイスレンズ
レンズは、ZEISSバリオ・ゾナーTレンズを採用。24〜70mm相当の撮影が可能なうえ、F1.8(ワイド端時) -2.8(テレ端時)と、小さくても明るいレンズです。
また、マクロ撮影も可能で、約5cmまで被写体に寄ることができます。画質が良いので、正直ブログや旅行用の撮影ならば十分。どうしてもさらにマクロな画が必要な時には、画像を切り取って使用することもできます。
最高1/32000秒の高速撮影
電子シャッターにより、シャッタースピードを1/32000秒まで上げられます。もはや、異次元のスピード。そのため、赤道直下の明るい真夏の昼間でも白飛びなど皆無。自由な露出で撮影できます。
また、最高約16コマ/秒の連写ができ、動画を撮るような感覚で画像ができあがります。
高感度低ノイズ
ISO感度は、最高12800。さらに、連写画像合成(HDR機能)により、ISO25600まで対応しています。そのため、このサイズのコンパクトカメラでも、夜間に低ノイズな写真を撮影することができるのです。
ポップアップするEVF
ボタンひとつで、電子ビューファインダが本体上部に現れます。真夏の炎天下の元、画面が見えないことがありませんか。さらになんとか、モニタで頑張って撮影しても、ピントが合っていなかったり、画角がおかしかったり。
そのためコンパクトカメラも、ファインダが欲しいところですが、そのせいで持ち運びにくくなると残念。この2つの要件を両立したポップアップEVFは、さすがSONYです。
夜にモニターなしで撮影できると、周囲に迷惑をかけることもありません。
アルミの軽量で頑丈なボディ
アルミニウム製のボディで、サイズは 101.6×58.1×41.0 mm、最近のスマホよりずっと小さいです。そして重さは、約298g。
プラスチック製の安っぽさとは異なり、頑丈で重厚感があるのに、軽い。
バッグの中を占めるのは、もはやカメラよりスマホとなるほど、小さなカメラです。
日常のひとコマをパチリ保存。
RX100の欠点
シャッターボタンがいまいち
シャッターボタンが、あまり良質とは言えません。感触が鈍く押しにくいです。ライカなどを使用している方には、安っぽい感じがするかもしれません。本体を小型化したうえで、シャッター衝撃を減らすには仕方がないのかもしれません。
ボディサイズが小さい
男性にとっては本体サイズが小さすぎて、シャッターボタンと電源ボタンを間違って押してしまう瞬間があります。女性にとってはポケットサイズで最高なんですけどね。
最後に
スマホカメラの性能が上がってきたとはいえ、どうしてもレンズとセンササイズの制約が大きいのは否めません。日常では、狙った部分を、素早く手軽に、そして綺麗に撮りたい。そんなわがままを叶えてくれたのが、SONY RX100シリーズです。
このカメラは、お出かけバッグに入れれば、財布やスマホよりも長い付き合いができるはず。
日常の記録用に、使用してみませんか。
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