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おじぎ草 – シンガポールでは普通に生えている天然の葉の裏を触ってみた

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シンガポールには天然のおじぎ草が、いたるところに生えています。ちなみにかつて日本で大流行し、栽培する家庭が多くありました。ここでは普通の公園に生えているおじぎ草の様子をお届けします。

おじぎ草とは

シンガポールでは、おじぎ草が広場や河原といたるところに生えています。

シンガポールの公園

通称おじぎ草、または学名でホスタ・プリアリス(Hosta Plantaginea)として知られる植物です。

原産地は南アメリカと言われていますが、シンガポールなど暖かい地域の公園や庭園で見かけることができます。おそらく、荷物や人間とともに運ばれて来た種が運よく根付いたのでしょう。

なお、おじぎ草は、美しい緑の葉と独特の香りが特徴です。

しかし、この植物の特徴的な点は、その葉の裏にあります。これらの葉は、触ると非常に面白い反応をします。

おじぎ草

ちなみに種類の異なるおじぎ草なのでしょうか。かなり小さな葉をつけているものもあります。

おじぎ草

おじぎ草の花

シンガポールの2月頃。ついに、おじぎ草が花を咲かせました。

おじぎ草の花

2月と言っても、毎日30℃くらいの天候、どうして一斉に花を咲かせるのでしょうか。不思議です。

おじぎ草の花言葉は、感受性、デリケートな感性、敏感、謙虚、失望など。

少し触れると閉じてしまう点で、デリケートで敏感というイメージがあるのでしょう。

2月末ごろには、マメ科であるだけに、豆のような種をつけます。

おじぎ草の種

種の外側には無数のトゲが生えています。種は必ず守る、花言葉とはギャップのある強さを感じます。

実は茎にもトゲがあります。

葉の裏を触るとどうなる?

おじぎ草の葉は表を触ると閉じます。では裏を触るとどうなるのでしょうか。

分かりにくいとは思いますが、裏だけを触っても葉は閉じません。

すこしでも表に触れると即座に閉じます。面白いですね。

ちなみに、おじぎ草の葉の裏が冷たいのは、その生態学的適応です。高温多湿な気候に適応するために、葉の裏に小さな毛状の突起物を持っています。これらの突起物が、葉の表面に比べて温度を下げる役割を果たしています。また、これらの突起物は、葉を乾燥から保護し、光合成を助ける役割も果たしています。

まとめ

シンガポールでは、さまざまな熱帯地方の植物が観察できます。草が生えている土地に立った際には、ぜひ足元も良く見てみてください。おじぎ草がおじぎしてくれますよ。

日本でも家の中であれば育てることができます。楽しいのでぜひ。

この記事を書いた人
Gney

航空会社での勤務を経て、ペットとの海外生活や各国への旅行を体験し、カメラや釣りに興味をもつ工学理系女です。
世界のどこにいても生きて行けるよう精進中。

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