かつてジュロン地区にあったバードパーク(Jurong Bird Park)は閉園しました。そして2023年、シンガポール動物園の近くに移動しました。施設がとてもキレイなり、南国シンガポールの鳥たちも喜んでいることと思います。
ちなみにこの記事の内容や鳥たちは、ジュロンバードパークがあったころ(2020年)の記事です。ただ、出会える鳥には大きな変化がないようなので、どういった鳥にどのように出会えるか、参考にしていただければ幸いです。
さて、そもそも、バードパークは行くべきか?悩みますよね。
結論としては、ナイトサファリ、動物園、リバーサファリのあと、時間に余裕があれば行くべきです。
なぜなら、シンガポールという熱帯の国に生息する鳥とはどんなものかを知ることができるから。そして動物園の動物と違い、ここでみられる鳥たちは、原則シンガポールの各地でその生態観測が可能な鳥たちなのです。バードパークでみた鳥を、旅行中に見られたら嬉しさ倍増です。
ちなみに、下記の鳥たちは、シンガポールで散歩中に見かける鳥たちです。
そのため、シンガポールに居住している人は、ある程度シンガポールに住む鳥たちを観察してから、バードパークに行くと、新たな発見が多いかもしれません。
バードパラダイス (Bird Paradise) (旧バードパーク)
バードパラダイスは、過去にジュロン地区にあったバードパークが移転したものです。なお、園の広さは2倍になり、できる限り自然の状態を保った、見ごたえ満点のパークです。動物園やナイトサファリに比べるとポピュラーではないですが、のんびりゆっくり過ごせるテーマパークです。
おすすめのアクセス方法
バードパラダイスは、動物園やリバー、ナイトサファリのすぐ近くにあります。
https://www.mandai.com/ja/plan-your-visit.html
タクシーやグラブ
もっともおすすめ。市街地から30分程度で到着できます。そのため、3人以上ならタクシーが便利です。
市内からの送迎バス
市内のホテル近辺から送迎バスが出ています。したがって、ホテルがバスルート上にあるなら安く行けるのでお勧めです。
市内からの所要時間は約40分です。
住所: | 80 Mandai Lake Rd, 729826 |
バードパークへの入場について
入場については、下記を参照ください。
バードパラダイス内マップ
バードパラダイスは歩いて見て回れます。かなりゆっくり回って3時間くらい滞在しました。
持ち物
お勧めの持ち物は以下の通りです。
バードパークは、他の園に比べると人が少なめで、のんびりできます。
ただし、やはり赤道直下の国シンガポール、園内は暑いです。また熱帯特有のスコールに出くわすこともあります。したがって、暑さ、雨への対策は十分になさってください。
また自然の中を歩く場所があります。そのため蚊がいますので、虫よけがあると安心です。
バードパーク の楽しみ方
トラム
バードパラダイスのトラムは無料(2024時点)です。なおトラムは周遊しているので、各駅で好きに乗降できます。疲れたときに一周乗って休憩することも可能です。
徒歩
ただ、徒歩でもみられる広さです。しかし、暑いのでトラムを利用しながら、水分を十分にとって歩いてください。
体験
体験イベントが日々開催されています。ただし日によっては変更があるので、詳細は公式サイトを確認ください。
ぜひ熱帯の鳥たちの雄大さを感じてみてください!
バードパークで出会える鳥たち
ペンギンは、世界共通、どこでも人気です。
ホーンビル。その名の通り、くちばしの上部で音が反響させて大きな声で鳴きます。
恐竜みたいです。ときどきシンガポールの自然豊かな公園で見かけます。ギャーというような大きな鳴き声がしたら、ホーンビルの可能性が高いです。
さらに森の中を歩くと、鳥がたくさんいます。
また川には、魚がたくさんいて餌が豊富です。
そこら中に鳥がいます。ちなみにこちらは、ハトの仲間だそうです。日本の自然では見かけない立派なトサカです。
クジャクは、シンガポールではどこにでもいる鳥の一種です。
また、鳥の巣もあちこちにあります。
これは、シンガポール中いたるところで見られるカラスの一種です。
こちらは、りっぱなクジャクです。大抵つがいで居るので近くにメスがいることが多いです。
顔の黄色い部分がぷるぷるして、かわいいです。
南国の綺麗な鳥。紫系の鳥は珍しいです。シンガポールでは、黄色や青い鳥をよく見かけます。
この鳥は、川洲に居て、バットの餌を食べています。すると突然、餌を川に投げました。そして、そこに魚が群がります。なんとこの鳥は、それを満足そうに見ているのです。賢い鳥です。
ペリカン。とてもおおきいです。
色鮮やかな鳩です。
一緒にさんぽ? たまに、人間について行く鳥がいます。
園内には多くの種類のフラミンゴがいます。でも、2本足で立っている鳥が多いです。
番外編
大きいトカゲが道端を歩いていました。
森から出てきたのか、困った様子でゆっくり歩いていると、鳥に襲われました。にーげーてー。
他にも鷹など大きな鳥もたくさんいます。檻に入っていて写真撮影が難しいですが、カッコいいです。
最後に
バードパラダイスは比較的混雑がなく、ゆったり回ることができます。なお鳥が飛ぶ習性上、どうしても檻が多くなります。でもここで、熱帯に住む鳥たちがどういった姿をしているのか、見てみませんか。
なお、行くべきか?という問いへの答えは、行くべきです。ナイトサファリ、動物園、リバーサファリのあと、余裕があればぜひ行ってください。きっとゆっくり遊べて、シンガポールと鳥が好きになります。
【今日のカメラ】
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