チワワロングコートには無数の色があります。ちなみに、小さい頃と成長後で色が変わる犬もいます。そこで今回は、MaxとSarahの後に来た、我が家の次男犬、パーティーカラーで、アンダーショット気味のWillの成長と変化についてお届けします。この成長記録が、飼い始める前の方や幼いチワワを飼っている方の参考になれば幸いです。
Willとの出会い
Willは天使のような顔でケージに入っていました。なお生後2か月を超えていましたが、まだかなり小さくて、ほっぺが赤かったです。そして生まれつき、若干アンダーショット(下あごが出ている状態)でした。
生後2か月から1年、猿期はほぼなし
生後2か月 (2015年10月4日)
Willが、我が家にやってきました。すると、先住犬のMaxとSarahがお迎えの挨拶をしてました。
Willの赤ちゃん時代は、目の下がぽあっと赤くて天使のようなかわいさでした。そして、もうパーティーカラー特有の色になっていました。
ただ、Willは血統書にパーティーカラーとは書かれていますが、ブラックホワイトに近い配色です。おそらく、お腹周りなどに茶色も混じっているのでパーティーカラーと判断されたのかと思います。
生後4か月 (2015年12月)
とくに耳がだいぶ大きくなり、目がしっかりしてきました。また、くまさん引きずり倒して、目つき悪いよ。もう、お手とかお座りとか、訓練が嫌になっちゃった?今思うと、毛が短いし、このときが猿期でしょうか。
生後6か月 (2016年2月)
いわゆるはっきりした猿期は少なかったWillちゃん。そして少し毛が延びて、ずいぶん大人顔になりましたが、まだ耳がとても大きい状態です。
そのぶたさん、Maxのじゃない?みんなそれ好きだねぇ。クレーンゲームで取ったやつだよ?Willに買ってあげたおもちゃはどこ?
生後1年、ガーガー咳にアンダーショット
生後1年 (2016年8月)
下の歯がしっかり出てきました(アンダーショット)。ただし生活には影響ないようです。
そして、がーがー咳がたまに出ます。そこで獣医さんに相談すると、鼻が短いチワワにはよくあるそうで、様子をみることになりました。しかし、そのまま3歳くらいになると自然に収まりました。
生後1年2か月 (2016年10月)
この頃になると、毛がずいぶん伸びて、茶色の部分も多くなり、パーティーカラーのロングコートチワワらしくなってきました。
なお、どこでも我が物顔です。兄と姉に怒られないかい?
小さいころからずっと、2匹の先住犬と暮らして守ってもらっているからか、怖いもの知らずの甘えん坊になりました。
3匹とも仲良しで、良かったです。
生後1年5か月 (2017年1月)
カメラ目線が得意です。でも、おトイレが下手です。
そして、人の膝の上が大好きです。そのため、誰が乗っていても奪い取ろうとして、兄姉に怒られます。
Maxの上で寝るのも大好きです。Maxは、もふもふしています。
手も大好きです。そのため調子にのって、噛んじゃったりします。
そして怒られます。怒られるといつもこの顔です。
仰向けで寝ているMaxの頭の上に、Willが顔をのせるから、合体して怖いことになってるよ。またMaxに怒られるよ。
言わんこっちゃない。怒られすぎて。。。
生後1年11か月 (2017年7月)
もうすっかり大人のチワワになりました。そしてパーティーカラーは、すっかり安定しました。ちなみにWillは、浜辺で遊ぶの大好きでし。
でも海は怖いでし。
意気消沈。もう帰るぬす。でも楽しかったでし。また行きたいでし。
この時、SarahがWillの子を妊娠しました。こんなにガキっぽいWillが、もうすぐお父さんです。
生後2年、パパになる
生後2年1か月 (2017年9月)
レッドカラーのSarahとパーティーカラーのWillに、3匹の子犬が生まれました。
父らしく凛々しい顔もできるぬす。
スカジャンだって、似合うぬす。おっさんらしくも座れるぬす。
生後2年11か月 (2018年7月)
でも子犬の面倒を見るのは、もっばらSarahちゃん。一方Willはと言えば、逃げ回って安全な場所から見てるだけ。
もう今日は遊び疲れたぬす。
秘密の隠れ場ぬす。怒られそうになったら、ここに逃げ込むぬす。
生後3年、シンガポールに渡ります
生後3年 (2018年9月)
この頃、我が家はシンガポールに引っ越すことになりました。
買ってもらったぬす。ぼくんちです。気に入ってもらえて何よりです。
生後3年3か月(2018年11月)
僕のおうちで、シンガポールまできたぬす。さすがに、ちかれたぬす。
なんすか。
なんすか、て。
はぁ、相手してられぬす。
生後3年4か月 (2018年12月)
今日はあそこに行きます。だから、よゐこにします。
ドッグパティをもらいに来たです。そこは犬用に肉の部分だけ出してもらえる、ハンバーガーのお店です。パティという名前も覚えまして。でも決して食い意地が張っているというわけではないです。
だけど、パティ持ってきてくれる店員さんの動きからは、決して目を離さないぬす。
決して。
一瞬で食べるから写真撮れなかったと、誰かがぶつぶつ言ってたぬす。知らないぬす。
Max兄ちゃん、美味しかったね。
コロナの時期は、ベランダでも遊びます。
でも暇でし。とても暇でし。
お風呂は得意じゃないけど、おとなしく入れます。
早く外に遊びに行けますように。
Willの発病
2021年Willが6歳の時、シンガポールの病院で、心臓雑音レベル1(6段階中)と診断されました。ただ、初期段階なので、経過観察で良いとのことでした。なお1年ごとの検診が必要です。
2022年帰国後、日本で心雑音2と診断されました。なお病名は、僧帽弁閉鎖不全症です。
そして、2023年7月末、心雑音が3-4レベルになっていることが発覚。咳や失神などの症状が出る前に予防処置するため、血圧降下剤を飲むことになりました。
そこからわずか10日後、とうとう、クスンクスンクスンケホー、といった咳のようなものが出て、息苦しそうに、ハアハアし始めました。偶然ワクチン接種のタイミングだったのでその旨お伝えすると、やはり心臓病の症状とのこと。利尿剤を朝晩2回投与することに。
そして、8月末には、とうとう夜のお散歩中に失神。5秒ほどで回復しましたが、抱きかかえて帰宅。そして次の日の朝も、2階に上がってきたのち、失神。抱きかかえて朝一で病院で診てもらいました。するとすぐに強心剤、血管拡張、利尿剤の投与をしてくださり、夕方に再診。ちなみに夕方には、見た目は元気になりました。
その日からは、強心剤と利尿剤を朝晩2回服用。なお副作用が出ない程度の量で、今のところ症状は抑えられています。
見ていてかわいそうになってしまいます。しかし強い気持ちで、愛情をもって、きちんと処置してあげなければ、と思っています。
2024.3.24
最後に
パーティーカラーのWillは、天使の赤ちゃんから、おちゃめな犬に変貌を遂げました。また、歳を重ねるとともに、パーティーカラーは、若干黒色が減り、茶色と白の部分が増えてきました。
なお体重も大きさも、生後1年からほぼ変わりません。
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