スタンプ販売登録の詳細手順 – LINEクリエーターズマーケット

今回は、完成したスタンプをLINEクリエーターズマーケットに登録する手順、スタンプを販売する方法をお届けします。

ちなみに以前、LINEスタンプを３DソフトBlenderで作成し、再利用して増産する方法をお伝えしました。

なお、LINEスタンプの登録は直感的にできるので、難しくはありません。ただし、審査には時間がかかるので、登録は丁寧に行いましょう。

LINEスタンプへの登録方法

では順にやっていきましょう。

作製したLINEスタンプの登録順を決める

まず、作ったLINEスタンプの登録順を決めます。

なお、LINEスタンプを購入する人は、上から順にスタンプを見て購入するか決定します。そのため、おすすめのスタンプや使いやすいスタンプを優先して、順番を決めましょう。

登録するファイルにLINE指定のファイル名を設定する

LINEスタンプのファイル名は、作ったスタンプの種類によって決められています。

たいてい、「01、02、03、、、、main、Tab」 となります。いざスタンプをアップロードするときに確認してから、ファイル名を変更しても良いでしょう。

また、登録データすべてをZipファイルに圧縮すれば、一括アップロードが可能です。

LINEクリエーターズマーケットから新規スタンプを登録・申請

LINEクリエーターズマーケットにユーザー登録します。

登録出来たらログインして「新規登録」を押します。

新規スタンプの販売情報を登録し、保存

• タイトルとスタンプ説明文、クリエイター名：英文と日本文の両方を用意する必要があります。
• コピーライト：著作権のことです。自身が作製した作品の著作権を示すものなので、簡単でもよいので登録しましょう。著作権についてはこちら
• テイスト、キャラクターカテゴリー：自身のスタンプがどのカテゴリーに属するか選択して登録します。
• プライベート設定：一般公開して販売するか、または公開せずに自身や友人だけで使用するか選択できます。
• LINEスタンププレミアム：定額でスタンプを使い放題できるプレミアムサービスに自身のスタンプを公開するか否かを選択できます。なお販売開始180日後から適用されます。
• 販売エリア：販売エリアを選択します。なお同じ絵柄で、日本語スタンプと英語スタンプ両方を販売する場合は、販売エリアが重複しないようにします。
• 特集企画：LINEのキャンペーン企画に参加するか否かを選択します。企画にあったスタンプを作成すると効率よく販売できます。
• LINE Creators Collaboration：LINEクリエーターズとコラボレーションしたスタンプか否かを設定します。人気のキャラを利用してスタンプが作成できます。ただし企画ごとに細かいガイドラインがあるので、都度確認が必要です。
• ライセンス証明：スタンプに写真を利用した場合は、その写真が自身オリジナルのものであることを証明する必要があります。

スタンプのアップロード

情報を登録できたら、いよいよ作成したスタンプ画像を登録します。

まず登録画面でスタンプ数を選択し、Zipファイルで一括登録するか、一つ一つアップロードします。

最後に、プレビューで問題が生じていないか必ず確認します。

タグ設定と販売価格設定

タグを設定すると、ユーザーがLINEに文字を入力した際に、お勧めのスタンプを表示してくれます。なお登録が結構大変ですが、登録しなくても販売開始後に自動登録されます。

そして、希望の販売価格を選択します。

プレビューで確認して審査申請

審査申請する前に、必ずプレビューで問題が無いことを再確認して、申請します。

1週間ほど審査に時間がかかることがありますが、次のスタンプを作りながら待ちます。すると、LINEで結果の通知が来ます。

審査リジェクトされた場合は、理由を確認して修正、再申請

申請がリジェクトされてしまった場合でも、訂正して再申請できます。

LINEクリエーターズマーケットのマイページから、メッセージセンターを開きます。そして、リジェクトされた理由を確認します。

ありがたいことに、リジェクトされたスタンプのファイル名が記されているので、訂正も簡単です。

ちなみにこの場合は、09のスタンプファイルのタグ付けがスタンプの内容と合致していませんでした。

審査に合格し承認された場合は、販売開始させる

審査に合格して承認されたら、自分で販売開始させます。

LINEクリエーターズマーケットのマイページから、アイテム管理で承認されたスタンプを選択して、販売開始します。

数時間待つと、販売開始の通知があり、スタンプショップにて販売されていることが確認できます。

最後に

LINEスタンプは一度販売すると、ちょこちょこ売れて、お小遣い稼ぎができます。３Dソフトで作ったスタンプは、同じキャラに様々なポーズがをさせて量産できるので、作成も簡単。

文字だけ変えて、全世界対象に販売も可能です。

LINEクリエーターズマーケットへの登録は少し手間がかかります。申請にもさらに時間がかかるため、丁寧に登録しましょう。