モルディブってやたら豪華な旅行先というイメージが無いですか? しかしモルディブには無数のホテルがあり、キレイで安くて良いホテルもたくさんあります。自力で探せば、とても手軽に行けるリゾートです。行ってみたいけど躊躇している方、アジアに住んでいる方、1度は行ってみませんか。
モルディブとは
モルディブ共和国はインド洋にあり、インドとスリランカの南西部に位置し1000を超える島と環礁からなる国です。
モンスーンが吹く5-10月頃が雨季で、特に5月と10月は降水量が多くなります。11月-4月頃が乾季。温度が低く雨がほとんど降りません。
とくに日本では新婚旅行などのお祝い時に人気のある旅行先です。なんといっても透明な海、そして水上コテージが多数あり、特別感を与えてくれる場所。
モルディブ観光って高そう…
でもさ、パッケージツアーのパンフのモルディブ旅行ってめっちゃ高くない?
なかなか出せない金額だよ。ちょっと安いと、海がいまいち、飛行機の発着時間が微妙だったり、ホテルの選択肢が少なかったり空港近くだったりするし。日本人だらけだったりするしね。
うんうん。しかも、日本からモルディブへは直行便が無くて、シンガポールなどを経由する上12時間以上のフライトが待ち受けてるよね。
そうそう。さらにモルディブは無数の小島があって、ひとつの島にひとつのリゾートホテルが多いから、モルディブの国際空港から国内便や水上飛行機、ボートでホテルに向かうという移動も待ち受けてるよ。
ほんと、日本からモルディブへ行くには、時間もお金も莫大にかかるよね~。でもさ、いつか行きたいな~。
大丈夫!個人手配をすると、好きな航空便で、海が綺麗で日本人が少ない1島リゾートに安く泊まれるよ。具体的な手順とおすすめホテルを紹介するね!
もっと安く行けるのでは?
そこでせっかくシンガポールに居るので、個人手配でモルディブへ行ってみました。目的はきれいな海辺でゆっくりし、たまにシュノーケリングを楽しむこと。
結論、シンガポールからモルディブへ行くには空いているときなら超便利、でもみんなが休みの時期にはちょっとだけ大変です。
そして、自分で手配すると便利な便で往復しモルディブの良いホテルにお安く泊まれます。
では実際どのようにしたのか、お届けします。
シンガポールからモルディブへの準備と手配
基本は他の観光地へ行くときと同じ手順です。また日本から行くときも手順は同じです。
- STEP 1
マレ空港への往復のチケット
直行便の9:00-日没前にモルディブを発着する便
- STEP 2
水上コテージにこだわりすぎない。きれいな海で、安くて良いホテルがたくさんあるから!
- STEP 3
モルディブ(マレ)までの国際便 → ホテルまでの国内便やボート
原則、ホテルが予約手配
飛行機の予約 ✈
日本やシンガポールからモルディブに行くには、インドなどを経由しない限り、どの島に行くにしてもモルディブのマレ国際空港まで行きます。シンガポールからはマレまで直行便があります。
シンガポールから、モルディブの島々に点在するホテルに着く経路は、「モルディブ(マレ)までの国際便→ホテルまでの国内便やボート」です。
大事なのは、ホテルまでのモルディブ国内線やボートに運行時間の制限があることです。この運行時間はホテルにより異なります。
モルディブ国内便とボートについては、ホテルにマレ離発着時間を連絡すると、ホテル側が手配してくれます。そして国際空港マレ到着口にて、ホテルスタッフが案内してくれます。
大抵の国内線およびボートは、9:00-22:00にモルディブの国際空港発着便まで、または日の出から日没まで、の対応となっています。
遅い時間の到着便に乗ると、マレ空港付近での宿泊を余儀なくされます。1日もったいないです。また帰りの便も同様です。
そのためにも、楽に早く着くには、直行便の日没前にマレに着く便を抑えること。そして、帰国時は朝9以降日没までにホテルを出発すること。
予約方法の例
さて直行便が取れなかった私は、国内線の運航に合わせた便探しに苦労します。結局1か所経由で無駄な時間を費やすことになります。
そんなとき、フライトを探すのに役立つのが、今世界的に人気の Skyscanner。最も安いサイトの情報を提供してくれます。
ところが今回春節に計画したものだから、運航費が刻一刻と跳ね上がり、今回はExpediaでフライトとホテルをまとめて予約したほうが安くなったのが現実です。
ホテルの予約 🏩
日本では、モルディブの水上コテージが有名ですね。
でもね、お値段が張るし、新婚旅行でもないし、行った人の話では波の音や揺れが気になるし、実はよいホテルが他にもたくさんあるとのこと。さらに水上コテージには、日本と中国からの観光客が多いのも気になるところ。
また、パッケージツアーの水上コテージは、マレ空港近郊が多く、海の美しさに限界があることも。
とはいえ、無数の島々があるモルディブでどこに泊まるのか大変迷います。
今回予約したホテル
今回予約したRoyal Island Resort & Spaは、海が特にキレイと言われる北部の環礁(Baa Atoll)にあります。このホテルはシュノーケリングやダイビングを勧めています。またマンタやジンベイザメに会えるスポットが近く。そして、一島丸ごとリゾートホテルなのに、1泊1万円台から泊まれるホテルです。
そう、モルディブには無数にホテルがあるだけに、探せば安くて良いホテルがたくさんあるのです。水上コテージと比べると、お値段は雲泥の差です。
Royal Island Resort &Spaへの国内便の運航は、9:00-22:00国際線発着便まで対応(2020年1月現在) しています。またその所要時間も、30分のフライトと10分のボート、と短いです。
そしてチェックアウト後であっても帰国便の時間まで、ホテルのレストラン、シャワー、バス、着替えなど、施設は利用できるとのこと。
ホテル探しは Google map で「hotel」検索、および Agoda が便利です。
ちなみにホテル単体で予約するなら、Agoda はお勧めです。また、航空券とセットならExpediaがお勧めです。
ちなみにもうひとつの候補であった Resort は、モルディブ国際空港マレからはるか南方にあり、マレからホテルまでは70分のフライトとボートで5分、と長くかかるので、ホテルは良いですが今回は候補から外しました。
空港からホテルの移動に関する予約(国内線およびボート) 🚤
マレ空港からホテルまでの移動については、乗り継ぎの接続の関係上、原則ホテルサイドが手配してくれます。
国際線とホテルの予約が済めば、国内線及びボートの予約です。Expediaで予約すると、ホテルからの連絡で、以下の内容を到着72時間前までに連絡するよう案内がきました。
パスポート通りの情報を返信して完了です。
そののち、再び国内線搭乗に関する連絡があります。なおRoyal Island Resort &Spaの場合、マレ空港到着後に、到着口付近の Villa Hotels Counter (# 16, Zone B)に行きチェックインを済ませて案内に従い飛行機に乗る、とのことです。
実際の経路
到着口を出たらすぐブースがあります。ここにさえたどり着けばあとは案内してくれます。
国内線の運行時間は 9:00-22:00 にマレ国際空港を発着する便に対応。一方、水上飛行機は日没までの対応が多く、ボートの運航はホテル次第。
そう、航空券予約時に、国内線運航時間内に到着する便を選ぶ理由はここにあります。この時間帯を外すとマレでの一泊が必要になります。まあその場合は、マレ市内観光を楽しむのも一興です。
ホテルによっては、この国内線の運航時間帯が表記されていない場合があります。その場合はホテルに直接問い合わせをします。
なお、この国内線の料金はホテルで直接支払います。Royal island resort & spa では、国内線とボートで、1人280ドル、でした。
これで全行程の予約完了です。今回のホテルの場合はダラバンドゥ空港へ飛びますが、当然リゾートホテルによって行先は異なります。
予算 💰
実はマレへの直行便を選ぶと航空券代が高くなります。経由便にすると航空券の費用はおよそ半分になることもあります。
必要な予算は、これに加えて、飲食やアクティビティ代となります。2名で3泊4日30万円くらい。春節の時期なので、少し高いです。
とはいえ、春節の大混雑の時期でも、この金額で行けるのです。ちなみに、ホテルは、ビーチサイドにアップグレードして、食事もつけてです。
パンフレットなどをみていると、水上コテージが多くて、一泊10万円くらいするところがざらにあります。しかし、とくにシンガポールからはもっと手軽に行ける場所なのです。
持ち物 🧳
モルディブではアメリカドルが利用できます。現地通貨ルフィア(モルディブ)は換金しにくいので、USDの利用がおすすめです。チップ用の小額紙幣も用意します。
LCCや地方空港では、航空券の印刷が必要な場合があるので、印刷物として持参するようにします。
また水着でレストランには行けないので、パレオ等があれば便利です。リゾート内は水着にパレオ、サンダルで生活できます。
さらに虫よけは、一島丸ごとリゾートには必須です。ホテルに設置されている場合もありますが、質が良くないので持参をおすすめします。
お水はホテルの部屋にありますが、海で泳ぐので無料分だけでは足りません。ホテルで購入すると値段が非常に高いので、マレ空港で購入して持参します。移動前に案内人に持ち込める量を確認します。
最後に
シンガポールからモルディブには、閑散期であれば、直行便で4時間ちょっとで行ける、安く遊べる素敵な場所です。
なお、ポイントをおさらいすると、直行便で行くこと、日没前に到着出発する便を選ぶこと、その条件の中で好きなホテルを見つけること。
ツアーは便利ですが、ホテルの選択肢が限られています。そこで今回は自分の好きなホテルを探して安く行く方法をお届けしました。また日本からでも1ストップだけで行けます。
日本人にもアジア人にも会わない島で過ごす日々は、非日常的で素敵でした。そのRoyal Island Resort & Spaでの実際の様子は別記事で紹介していますので、見ていただければ幸いです。
あまり気負わずモルディブの海で、幸せなひと時を過ごしてみませんか。
気軽にコメントください!