灼熱の砂漠の中に突如現れる、コンクリートの巨塔。
そこにあるのは、アメリカが誇る偉大な建造物、フーバーダムです。
ちなみにラスベガスから日帰りで訪れることができるこのダム。
その壮大なスケールと歴史的な背景から、多くの観光客を魅了しています。
そこで今回は、そんなフーバーダムについてお届けします。

フーバーダムの歴史と建造物

フーバーダムは、1930年代の大恐慌期に、コロラド川の水をせき止め、電力と水を供給するために建設されました。
その高さは221メートル、幅は379メートルにも及びます。
そのため、当時の技術力をもってしても途方もないプロジェクトでした。
そのため、建設には数多くの困難が伴い、多くの労働者が命を落としました。
しかし、彼らの努力によって完成したフーバーダムは、アメリカ西部開発の礎となり、現在もその役割を果たしています。
日本人にはグランドキャニオンやセドナほどなじみがないかもしれません。
しかし、この砂漠の地帯でラスベガスのような大きな街ができ、人々が生活しているのはこのフーバーダムのおかげです。
またこのダムはコロラドリバーからそそがれる水で満たされています。
そしてこの川こそが、グランドキャニオンを形成しています。
ラスベガスからのアクセス
ラスベガスから日帰りで行けるため観光地として大変人気があります。
ちなみにラスベガスからフーバーダムまでは、車で約40分。
レンタカーを利用すれば、自分のペースで観光を楽しむことができます。


また、複数のツアー会社が、ラスベガス発のフーバーダムツアーを開催しています。
もちろん、日本語ガイド付きのツアーもあります。
さらにツアーに参加すれば、ダム内部の見学や、ミード湖でのクルーズを楽しむことができます。
ラスベガス発フーバーダムハイライトツアー
kkday
フーバーダムを観光しよう
この砂漠のダムを、わずか4年で完成させたアメリカの国力には驚かされます。
そのためアメリカの方にとって、このダムは歴史上とても有名で、とくに夏場は混雑しています。








ダムの詳細内部を見学できる有料ツアーがあります。
ただし大きな荷物は持ち込むことができず、また厳重な荷物検査があります。
砂漠の大切な水源ですから、厳重です。


ちなみに夏場は水が不足するため、ダムのトップと水面の落差が大きくより迫力があります。
ラスベガスから近いので、グランドキャニオンに行く途中でも寄ってはいかがでしょうか。
グランドキャニオンをつくったコロラドリバーは砂漠の町ラスベガスの命の源です。
最後に
人間の英知と自然の力が見事に融合したフーバーダムは、まさに砂漠の要。
ラスベガスを訪れる際には、ぜひこの歴史的な建造物を訪れて、その壮大さを体感してほしいです。
基本情報
住所 | US Hwy 93 Boulder City, NV 89006 |
営業時間 | 5:00 – 21:00 |
定休日 | なし サンクスギビングとクリスマス |
料金 | 無料 ダムツアーやガイドツアーは別途有料 |
アクセス | ラスベガスから車で40分 |
駐車場 | あり |
公式サイト | https://www.usbr.gov/lc/hooverdam/index.html |
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