ロブスターは、エビのようなぶりっぶりの大きな身と、カニのような濃厚な味が特徴です。
とくに、溶かしたバターにつけて食べると、もうその味に虜になります。
ちなみに大西洋で採れる大型の食用エビで、ザリガニの仲間、オマール海老とも呼ばれます。
そこで大西洋岸にあるボストンで習得したロブスターの美味しく食べる方法をお伝えします。

ボストンとロブスターの深いつながり


アメリカ北東部の港町、ボストンはロブスターの聖地とも呼ばれます。
ではなぜボストンがロブスターの聖地と呼ばれるようになったのでしょうか?
その理由は、地理的な条件と歴史的な背景にあります。
ボストンは、豊富な海産物で知られるニューイングランド地方に位置しています。
とくに、冷たい海水が流れ込む沿岸地域は、高品質なロブスターの生息に適した環境です。
そのため古くからボストンの人々は、この恵まれた自然を利用してロブスター漁業を行ってきました。

ボストンの人々にとって、ロブスターは単なる食材ではありません。
それは、家族や友人との絆を深めるための特別な食事であり、地域の伝統を象徴する存在でもあります。
ボストンの家庭では、特別な日にロブスターが出されます。
たとえばクリスマスや感謝祭など、家族が集まる機会には、大きなロブスターを茹でて、みんなで囲んで食べます。
また、 ボストンの人々は、地元で獲れた新鮮なロブスターを食べることを誇りに思っています。
ロブスターは、ボストンの豊かな自然と人々の勤勉さを象徴する存在なのです。
ロブスターの選び方と調理法
- ロブスター 1~1.25ポンド (453~567g)がおすすめ
- 水2リットル
- 塩大さじ2杯
- バター15g
- 大鍋
- カニスプーンやはさみ
- おしぼり
- 殻入れ
ロブスター漁は時期が決められており、旬は4-6月と12-1月です。
ちなみに、フランス料理によく使われる「オマール海老」と同じものです。
ロブスターの選び方

新鮮なロブスターを選ぶことは、美味しくいただくために非常に重要です。
そのため、スーパーや魚屋さんで購入する際は、以下の点に注意しましょう。
- 活きが良いか: ハサミがしっかりと動き、尾がピンと張っているものが新鮮です。触ると活発に動いたり、尾をたたいたりするものが良いです。
- 身が詰まっているか: 殻を軽く叩いてみて、中身が詰まっているかを確認します。空洞になっている部分は身が少ない可能性があります。
- 鮮度: 目が澄んでいて、体表が光沢のあるものが新鮮です。傷や変色しているものは避けましょう。
日本でも活ロブスターを購入することが可能です。
本当に生きたまま送られてくるので驚きです。
ロブスターの調理法

ロブスターの食べ方には主に、茹で、蒸し、焼き、加工調理(サンドウィッチやスープなど) があります。
一番のお勧めは、「自宅」で「茹で」て食べることです。
ロブスターはレストランで注文すると、調理し味付けされ盛られて出てくることが多いですが、ロブスターで有名なボストンでは、活ロブスターを購入し新鮮なまま自宅で塩ゆでして食べることをお勧めします。
- 1~1.25ポンド (453~567g) が食べやすく、おいしい。
- 大きな鍋に「水2リットル」と「塩大さじ2杯」を用意し沸かす。
- 沸騰したらロブスター1尾をそっと入れ、15分程度(上記サイズの場合)茹でる。
- バター15gを溶かす。ロブスターの身をつけて食べる。

ロブスターの美味しい食べ方
ボストンのお店で、ロブスターの食べ方が書かれていました。

ただしこの通り全部食べようとすると、ロブスターをむしゃぶり食べることになり、残った殻の状態も含めてけっこう恥ずかしいです。
そのため、ロブスター丸ごと一匹を満喫するには、自宅で食べるのが一番です。
なお、カニを食べるときの、殻割りやカニスプーンがあるとより食べやすいです。
まずは、ハサミを根元から取り、胴体と頭を分離して食べ始めます。
- 身を取り出す: ハサミの部分はクラッカーで割って、フォークで身をほじくり出す。胴体部分は、尾の付け根から切り込みを入れて殻を割ると、身が取り出しやすい。
- 味噌: ロブスターの頭の部分には、濃厚な味噌が入っています。スプーンでこそげ取って、バゲットなどに塗っていただくのもおすすめです。
- ソース: 溶かしたバターがよく合います。
- 付け合わせ: じゃがいも、ブロッコリー、コーンなど、シンプルな野菜との組み合わせがおすすめです。

食べた後は出汁を取ろう

食べ終わった後の殻からは、出汁が取れます。
- フライパンに残ったバターを入れる
- ロブスターの殻を入れ、色がほんのり明るくなるまで炒める
- 水を500mlほど入れて、20分ほどに詰める
- 水切りネットなどで濾して、出汁を冷やす
取れた出汁で、シーフードパスタや、魚介スープ、味噌汁などを作ると、とてもおいしいです。
その他の注意点
- 保存方法: 生きたロブスターは、新聞紙などで包み、冷蔵庫の野菜室で保存します。保存期間は12時間以内が目安です。
- 調理時間: ロブスターの大きさに応じて、調理時間を調整してください。
- アレルギー: 甲殻類アレルギーの方は注意が必要です。
ボストンならではのロブスター料理
ひとくちにロブスターといってもさまざまな料理があります。
- ロブスターロール: ボストン名物の一つです。柔らかく甘いロブスターの身を、バターで味付けしたパンに挟んで食べます。シンプルながらも、旨みがぎゅっと詰まった一品です。
- ボイルドロブスター: ボストンでは、新鮮なロブスターをシンプルに茹でた料理が人気です。レモンを絞って、溶かしバターにつけて食べると、素材本来の味を楽しむことができます。
- ロブスタービスク: 濃厚なロブスターのスープは、寒い冬にぴったりの一品です。生クリームとハーブを加えて、贅沢な味わいに仕上げられています。
- フライドロブスター:身を揚げたもので、食べやすく、旨味が凝縮された一品です。



ボストンでロブスターが食べられるおすすめスポット
ボストンのグルメは、クラムチャウダー、オイスターなどの魚介料理が有名です。
そこで、良く訪れたロブスターが食べられるお店を紹介します。
ボストンに行ったらぜひ食べてください。
上の3つは有名なお店で、観光地にあります。
下の3つのお店はローカルなお店です。
Legal Seafood
空港にもお店があります。
ちなみにボストンだけでなく、アメリカ東海岸を中心に店舗を展開しています。


Union Oyster House
ボストンの中心地にある、有名な老舗です。


Atlantic Fish Company
ボストン中心地のバックベイ地区にある、有名なシーフード料理店です。


The Barking Crab
おすすめ!
観光地にあるがローカルな雰囲気を楽しめます。
Boston Tea Party Ships & Museumの近くにあります。


Woodman’s
マサチューセッツの人はほぼ知っている有名店ですが、ボストンから車で45分かかります。


Alive & Kicking Lobsters
ケンブリッジ市にあります。
ケンブリッジ住まいの友人からのおすすめ店です。
最後に
個人的には、塩ゆでかスチームが素材の味を楽しめるため、おすすめです。
またロブスターロールやビスクも、日本でも最近は食べられるようになりました。
ぜひ、たまのご馳走に。



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