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赤い大地に息づく魂! アリゾナ州カエンタで日本交差するナバホ族の文化

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雄大なモニュメントバレーへ続く道の途中に、ひっそりと佇む小さな町、カエンタ。
この町は、ただ単なる通過点ではなく、ナバホ族の豊かな文化と、日本との関係を体験できる存在なのです。

そこで今回は、カエンタの町についてご紹介します。

カエンタの歴史と文化

カエンタは、古くからナバホ族の居住地として知られてきました。
ナバホ族は、この土地で独自の文化を築き上げ、自然と共生する生活を送ってきました。

カエンタの町も、その歴史と文化を色濃く残しています。
町の中心部には、伝統的なナバホ族の住居であるホーガンを見ることができます。
また、地元のアーティストが作った手工芸品店も点在しており、ナバホ族の芸術に触れることができるでしょう。

カエンタへの道のりが絶景

グランドキャニオンからカエンタまで、約250㎞。
また、化石の森国立公園 (Petrified Forest National Park)からカエンタまでは、約260kmあります。

なお、グランドキャニオンからは160号線をすすみます。
一方、化石の森国立公園からは、191号線を北上し、途中から59号線へ入り北西方向へ進むことになります。

この59号線が素晴らしい景色です。

日本だったら至る所が有名な観光地になりそうなほどの、茶褐色の岩山がそびえ立っています。
さらに時には、その岩山を切り開いた中を、道が通り抜けています。

次から次へと壮大な景色が出てくる道は、飽きることなく走ることができます。

カエンタで休憩

160号線に突き当たると西へ進み、カエンタの街に到着します。
ここで一度休憩すると良いでしょう。

この周辺は宿泊施設が多くないため、宿泊予定の方は早めの予約をお勧めします。

ここの、バーガーキングでは、興味深い体験ができます。

せっかくの旅行においてチェーン店での食事は抵抗があるかもしれませんが、ここのお客さんの多くはネイティブアメリカンで、顔立ちがアジア人と似ているため親近感を覚えます。

第2次世界大戦でのナバホ族の活躍

カエンタのバーガーキングには、太平洋戦争の遺産が展示されています。
拝見しましたが、いままで見たことがない品がたくさんありました。
保存状態が良く、歴史資料として大切に扱ってくれています。

この地に住むナバホ海兵隊員は、コードトーカーとして、ナバホ語で軍事機密を中継することで、米国の勝利に貢献しました。

元々日本人の河野健治さんが、ナバホ族の当時の写真や記録を遺しています。
ちなみに彼の父親は、南太平洋戦争中に人間魚雷の訓練プログラムの生き残りでした。
また後にナバホ族の看護師と結婚し、家族で米国に住まわれています。

そんな彼が撮影した記録は、書籍で拝見することができます。

カエンタのホテル

カエンタにはいくつかホテルがあります。
モニュメントバレー付近ではホテルの数が少ないため、こちらに泊まる人も多いです。

ここから、北または東方面へ進む場合は、ガソリン残量に注意してください。

モニュメントバレー付近にもガソリンスタンドはありますが、その先はルートによってはかなり長い間スタンドが無い場合があります。

なおカエンタからモニュメントバレーまで、残り40kmほどです。

最後に

モニュメントバレーへの旅は、カエンタから始まります。
この町で過ごす時間は、あなたの旅をより豊かに、そして思い出深いものにしてくれるでしょう。

基本情報

住所Kayenta, AZ 86033 アメリカ合衆国
営業時間終日
定休日なし
料金無料
アクセスグランドキャニオンビレッジから車で2時間半
駐車場あり
公式サイトhttps://www.visitarizona.com/places/cities/kayenta/
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