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ナショナルデー 2020 – シンガポールの55歳は例年と異なる趣き

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シンガポールは、2020年8月9日、マレーシアから独立して55年目となりました。2019年は2日に分けて壮大なイベントの開催がありました。しかし、2020年はコロナの流行により、基本的に自宅付近で各々祝う日を迎えました。ナショナルデー以降のイベントもあわせてご紹介します。

2020年8月9日のナショナルデーに向けて

1年前にお届けした、2日間に渡るナショナルデー。

そして、2020年はコロナの影響でイベントの規模を縮小することとなりました。そのため、8月9日の1日ですべてのプログラムを実行。

ナショナルデーの1か月くらい前から、街中にシンガポールの国旗が掲げられます。

シンガポール国旗
シンガポール国旗

7月に入ると、週末には戦闘機がナショナルデーに向けての飛行訓練を始めます。

戦闘機

2020年のテーマは「Together, A Stronger Singapore」

毎年テーマ曲があるナショナルデー。2020年のテーマは、「Together, A Stronger Singapore 」。テーマ曲は「Everything I Am」。

コロナ流行の困難と危機にも負けず、シンガポールの未来を発展させるべく、自身の役割を果たすようシンガポール人への呼びかけです。 「Together」とは、シンガポール人が人々と団結し、思いやりと親切により絆を深めることを指します。「A Stronger Singapore」は、危機を乗り越えて国としてより強く、最高の日々を送ろうという決意を表しています。

またEverything I Amは、シンガポールが一体となることへの賛辞を示しています。そしてシンガポール人がお互いに感謝し親切にすることを奨励しています。人間性と親切さを見失うことなく、努力し克服するシンガポールの国民からインスピレーションを得た曲です。

ナショナルデー当日のイベント

この日は1日中イベント目白押しです。この時にしか見られない楽軍のヘリや戦闘機、そして花火などが人気。

ナショナルデーのパレード

午前中は、戦闘機やヘリがシンガポール中を飛んでくれます。そのため、パレードの場所に焦点を合わせて移動します。

ナショナルデーのパレードマップ

パレードの詳細ルートは、「NDP2020_Morning_Parade_Guide」に描かれていました。

ナショナルデーのパレードマップ
ナショナルデーのパレードマップ
ナショナルデーのパレードマップ
ナショナルデーのパレードマップ
ナショナルデーのパレードマップ
ナショナルデーのパレードマップ

なかなか激しい音のサイレンとともに、ナショナルデーの式典開始です。

ナショナルデーパレード
ナショナルデー戦闘機
ナショナルデー戦闘機
ナショナルデー戦闘機

この頃、式典を終え移動している大統領のハリマ・ヤコブさんに出会いました。ちなみにシンガポールは土地が狭いので、年に1回くらいは大統領や首相に出会えます。

ナショナルデー 大統領
ナショナルデー

この日は、さまざまな種類の車両に出会えます。

ナショナルデー車両

そして軍の車両パレードで、午前の部が終わります。

ナショナルデーパレード

午後の暑い時間は、テレビでショーが繰り広げられました。そして夜8時20分からシンガポールのあちこちで花火が上がりました。なお人が密集しないよう公園内などは立ち入り禁止などの対策が取られました。そのため各自自宅近所で花火を楽しみます。

ナショナルデー花火
ナショナルデー花火

このナショナルデーの丸1日を動画で2時間半にまとめてくれています。2:33:40~の花火だけでも感動します。

その後も続く、ナショナルデーのセールやレシピなどの公開

さて、ナショナルデー自体のイベントについては多くの情報があります。さらにシンガポール中のお店がセールを行っています。また提携企業やテーマパークはたくさんのプロモーションを行っています。

なかにはシンガポール国民しか利用できないものもありますが、この機会にお得にお買い物を楽しんでください。

またシンガポール住民のナショナルデーを記念する声が公式サイトにあげられてます

さらに、シンガポール出店を構えるシェフたちによるレシピが動画とともに公開されています。東南アジアの料理のレシピ、ダウンロードしてはいかがですか?

最後に

1965年にマレーシアから独立してから、55年。強烈な経済発展を遂げたシンガポールは東南アジア屈指の経済都市となりました。Covid-19にも負けないと、Stay Strongを掲げてこの難局を乗り越えていくことでしょう。

日本にも建国記念日はありますが、私の知る限りではここまで盛り上がったことはありません。シンガポールの国民の愛国心は素敵です。

ナショナルデー
この記事を書いた人
Gney

航空会社での勤務を経て、ペットとの海外生活や各国への旅行を体験し、カメラや釣りに興味をもつ工学理系女です。
世界のどこにいても生きて行けるよう精進中。

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