ペットを飼っている飼い主の皆さま。
かわいい家族を、やむをえない事情でお預けしなければならない場面がありますよね。
そんなとき、ペットホテルは便利な選択肢です。
しかし、初めて利用するペットホテルの場合、気になるポイントがある方もいることでしょう。
飼い主に不安があると、ワンちゃんネコちゃんたちはもっと不安になります。
この記事では、愛犬をお預けするペットホテルの利用ガイドを解説します。
ポイントを押さえて、ワンちゃんが少しでも快適に滞在できるように準備しましょう!
- 愛犬の予防接種や心身の健康状態を整える
- ペットホテルは信用できるところを事前に見つけ、早めに予約する
- 愛犬の習慣や習性、好みや癖などはすべてホテル側に伝えられるように準備する
- 緊急時の連絡先、かかりつけの病院などをきちんとお伝えする
- 愛用のオモチャやグッズ、ご飯などを用意し、飼い主の臭いがついたモノがあると良い
- 帰宅後は、愛犬の心身の健康状態をチェックする
はじめに
ペットをお預けすることに対して、賛否両論さまざまな意見があると思います。
でも、どうしても事情があってお預けしなければならないこともあります。
ただ、飼い主と離れて知らないところに長く預けられると、ワンちゃんネコちゃんは、とても大きな不安を感じます。
場合によっては、体調を崩すこともあります。
したがって、普段からホテルに短時間のお預けをして、慣らしておくと良いでしょう。
彼らの不安を少しでも軽減してあげられます。
またホテルのスタッフと飼い主のコミュニケーションも深まり、安心感が生まれ、連絡も取りやすくなります。
ペットホテル利用準備プラン
ペットホテルを利用するときに、大切な家族を安心して預けられるよう、持ち物や犬の特徴など情報を共有できるプラン表です。
2部コピーして預け先にも渡すとなお良しです。
ペットホテルの種類
ペットホテル専門店 | ペット預かりの専門店なのでスタッフが慣れている。 散歩サービスなどが充実している店舗が多い。 |
ペットショップ併設店 | チェーン店から個人経営までさまざま。 個人経営の場合、融通が利くことがあるため便利。 お預け中にトリミングなどをお願いできることも多い。 |
動物病院併設店 | 獣医がいるため、高齢犬や療養中のペットも安心して預けられる。 スペースが少なかったり狭いこともある。 |
トレーナー運営店 | 訓練所などに併設されているなど、広いドッグランがある事が多い。 お預け中にしつけもお願いできる。 |
ペットホテルの選ぶポイント
- 宿泊・一時預かりなど、サービスがあっていること
- 預かってもらえる犬種やサイズ、条件があっていること
- お預け・お迎えの時間の都合が良いこと
- ワンちゃんの滞在スペースに適切な広さがあること
- 家から近いこと
- 料金体制が明確であること
- 散歩や適度な運動をさせてくれること
- 食事トイレの世話などを適切に実施してくれること
- 滞在スペースが清潔であること
1. ペットホテルの予約方法
ペットホテルの予約方法は、オンラインや電話で行うことができます。
オンライン予約の場合、ホテルのウェブサイトや予約サイトを利用して、希望の日程や部屋タイプを選択し、予約手続きを進めます。
電話予約の場合は、ホテルに直接電話をかけて空き状況や料金を確認し、予約を行います。
初めての利用の場合は、持ち物やお散歩の状況、お部屋の環境など、気になることがたくさんあると思いますので、電話でお話することをおすすめします。
さらにできれば、事前にペットホテルを見学できるとより理想的です。
なお、ペットホテルによっては、グルーミングや通院などでの過去利用履歴がないと、お泊りできないことがあります。
急にお預けしなければいけない状況に遭遇することもあるため、普段から情報を入手しておきましょう。
いずれにせよ、早めの予約が肝心ですので、余裕を持って手続きを行いましょう。
2. ペットホテルへの持ち物と注意点
ペットを預ける際には、持ち物の準備が重要です。
必要な持ち物は、お預け先によって異なるため、予約時にペットホテルに確認することをおすすめします。
一般的に必要となる持ち物は、
- ペットのフードやおやつ(日数分+α)
- ご飯とお水用の食器
- お気に入りのおもちゃ(飼い主のにおいの付いたもの)
- ベッド
- リード、ハーネスや首輪
- ペットシーツ(日数分+α)
- 狂犬病やワクチンの予防接種証明書(有効期限内)のコピー
- ペットの保険証のコピー
- マナーパンツやマナーベルト
- お薬(日数分+α)
- ペットの情報メモ
- 普段のご飯の量と回数
- 特別ケアの必要性
- お散歩の回数
- 性格・注意点・しつけ
- マイクロチップNoまたは迷子札
- かかりつけの動物病院の連絡先
- 飼い主の連絡先
注意点
狂犬病、ワクチンの予防接種(5種以上)、寄生虫対策(フィラリア・ノミ・ダニなど)を必ず行うこと。
すべての対策には時間がかかるため、普段から有効期限切れを起こさないように注意しておきましょう。
また、ペットの健康状態を確認できる医療記録や特別なケアや食事の要望なども忘れずに伝えましょう。
ペットの快適な滞在のために、持ち物リストを事前に確認しておくことが大切です。
なお、10歳以上の高齢犬や病気療養中、妊娠中のワンちゃんなどは受け入れてくれないホテルもあるので確認をしましょう。
3. ペットホテルへのチェックイン
ペットホテルへの出発前に、ペットの状態や持ち物を説明するための準備をしておきましょう。
チェックイン時には、ホテルのスタッフにペットの情報や特別な要望を伝え、滞在中の注意事項を確認します。
ペットホテルの施設案内も受けられるとより安心です。
(ただし、他にお泊りしているペットがいる場合は、入れないことが多いです。)
ペットホテルでは、ペットの健康や安全を確保するために様々なケアが行われます。
たとえば定期的な健康チェックや運動や遊びの提供、給水や給餌などが行われます。
そのため、たとえ旅行中であっても、ホテルのスタッフとのコミュニケーションが取れるようにしておきましょう。
5. 連絡手段と緊急時の対応
お預け中に何かトラブルがあった場合など、ペットホテルへの連絡が必要な場合に備えて、適切な連絡手段の確保が重要です。
電話やメール、SNSなど、複数の連絡方法を事前に確認しておきましょう。
また、緊急時の対応策も説明しておき、安心してペットを預けられるようにしておきましょう。
持病がある場合などは、かかりつけの病院についても説明しておくと良いでしょう。
6. チェックアウトと帰宅後のケア
お預けしていた家族をお迎えに行くときは、本当にうれしいものです。
お迎え前にペットホテルに連絡を入れ、お迎え時間の調整をすることをおすすめします。
また、チェックアウト手続き後は、ペットの状態を確認し、忘れ物の無いように帰宅しましょう。
そして帰宅後は、ペットの状態や様子をよく観察し、特に異常があれば早めに獣医師の診察を受けるようにしましょう。
ペットホテルでの滞在が終わった後も、ペットのケアを怠らずに行い、安心して日常生活に戻れるようにしましょう。
まとめ
ペットホテルの利用ガイドをご紹介しました。
- 愛犬の予防接種や心身の健康状態を整える
- ペットホテルは信用できるところを事前に見つけ、早めに予約する
- 愛犬の習慣や習性、好みや癖などはすべてホテル側に伝えられるように準備する
- 緊急時の連絡先、かかりつけの病院などをきちんとお伝えする
- 愛用のオモチャやグッズ、ご飯などを用意し、飼い主の臭いがついたモノがあると良い
- 帰宅後は、愛犬の心身の健康状態をチェックする
ペットを預ける際には、予約方法や持ち物の準備、チェックインからチェックアウトまでの手続きや滞在中のケア、緊急時の対応など、様々なポイントに注意する必要があります。
また、ペットの健康や安全を最優先に考え、快適な滞在を提供するために、ペットホテルとのコミュニケーションを大切にしましょう。
そして日ごろから、安心してペットを預けることができるように、しっかりと準備しておきましょう。
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