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カメラ

Leica C-LUX – 日常持ち歩きできるズームレンズ搭載コンパクトライカが強い!Leica C-LUX

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ライカにはプロ使用の本格派のカメラが多い中、コンパクトカメラを発売しました。その名はLeica C-LUX。とはいえ、さすがはライカ。センササイズは妥協せず1インチと大きく、レンズは24-360mmまで使用可能。広角から望遠まで幅広く対応しています。常にバックに入れておく一台にC-LUXをおすすめする理由をお伝えします。

Leica C-LUX とはどんなカメラ

Leica C-LUXの外観
Leica C-LUXの上部外観
Leica C-LUXの背面

「普段使いのポケットサイズズームカメラ」です。

仕様は、2010万画素、1インチMOSセンサ、24-360mm (35mmカメラ換算)、 RAWとJPEGファイルで保存可能、ISO/125-6400、シャッタースピード 60s-1/16000s、4K動画撮影可能、です。マクロは 3cm が最短距離です。

すなわち、Leica V-LUX と似ています。しかし、レンズカバーがあり、かなりコンパクトです。SONY RX100とも似ています。しかし、望遠距離が24-360mmとよりズームが可能。

サイズは、113 x 67 x 46mm。重さは、340gとSONYのRX100Ⅳより少し大きいだけです。

すなわち、Leica V-LUXとSONY RX100Ⅳの良いとこどりカメラ です。

ライカ写真の色合いが好きな私は、SONY RX100から乗り換えるつもりです。

Leica C-LUXの特徴

ライトゴールドとミッドナイトブルーの2色を用意されたC-LUX。

Light gold - Leica C-LUX
Light gold
Photo from Leica store Japan
Midnight blue - Leica C-LUX
Midnight blue

有効画素数2010万画素、1インチMOSセンサ搭載、4K動画の撮影が可能

1インチの大型センサ搭載で、一般コンデジの3~4倍のセンササイズです。そのため、画質がかなり良いです。これらは、SONY RX100Ⅳと全く同じです。

保存フォーマットは、RAWとJPEG。すべての撮影データを保存したいときはRAWで保存します。すると、後に好みの現像を行うことが可能です。

Leica C-LUXで撮影した写真
Leica C-LUXで撮影した写真
Leica C-LUXで撮影した写真

動画も4Kまで撮影できます。今の時代には必須になりました。

24mm-360mm ズーム、マクロ 3㎝ から

ポケットサイズのコンパクトカメラですが、35㎜換算で360㎜までズームできます。そのため、撮りたい対象を逃すことが少なくなります。

SONY RX100Ⅳでは、24mm – 70mmなので、望遠側がかなり大きいことがわかります。

Leica C-LUXでズーム撮影した写真
Leica C-LUXで広角撮影した写真

F3.3 (ワイド端) – 6.4 (テレ端)と開放値に関しては、SONY RX100Ⅳにはかないません。しかし、ぼかしはズームによってカバーできます。さらに、ISO感度の調整により夜間の撮影も問題は生じません。

夕刻撮影した写真
暗いところを撮影した写真
暗いところを撮影した写真

光学5軸手振れ補正機能

電子式の手振れ補正が多い昨今、機械式の手振れ補正機能が搭載されています。

機械式では、電子式のように画像そのものを調整するわけではありません。そのため、手振れ補正を施しても画質を劣化させません。特に望遠側で動画を撮影した際には、素晴らしい手振れ補正の結果を導きます。

この手振れ補正と高倍率ズーム機能で、月のクレーターなら手持ちでも撮れます。

Leica C-LUXで月を撮影した写真

0.21インチのLCDビューファインダ

液晶ビューファインダが固定設置されています。

SONY RX100Ⅳではポップアップ式でファインダを使用する際にひと手間必要でした。しかしさすがライカ、撮影に必要なビューファインダが固定設置されました。しかもモニタライトを常時消してファインダのみで撮影することが可能です。

デジカメにはモニタがあるから、ファインダは必要ないという方もいらっしゃるかもしれません。しかし日常使用するカメラこそ、ファインダがついているカメラをお勧めします。

ファインダを使用すれば、明るい昼間の撮影でモニタ画像が見えなくても困りません。さらに暗い場所で周囲に明るい画面をさらして迷惑をかけることなく撮影ができます。

Outside dinner table of main restaurant、日中撮影した写真
Outside dinner table of main restaurant

お寺や教会の中での撮影でも音や光で迷惑をかけたりしません。

暗い部位を撮影した写真

タッチパネルディスプレイ

背面モニタがタッチパネル式のため、スマホのように、ピントを合わせたい場所をモニタ上で選択することができます。ピント選択が難しい際にとても便利です。

朝方撮影した写真

Bluetooth搭載、撮って出しができる

意外と便利なBluetooth。長期旅行中にSDカードの容量がいっぱいになっても、スマホ等に送信して容量を開放することが可能です。SDカードを複数枚持って行ったり、データをPCに移したりする手間が省けます。

C-LUXの欠点

電子式ビューファインダ。

個人的に電子式ビューファインダが好きでない理由が、このカメラにも表れています。ファインダをのぞいた時に見える像がクリアじゃなく、色合いも不自然です。特にC-LUXでは青っぽく見えます。

でもズームレンズにファインダを付けるとなると、電子式ファインダーに限られるので仕方ないです。無いよりは、断然あって欲しいファインダ。

SONY RX100が優位な点

SONYのサイバーショット RX100のシリーズが歴史的な人気を誇っています。ライカからさらに上回る機能を搭載してコンデジが発売されました。

Leica C-LUXは、SONY RX100シリーズが最強の競合相手となります。Leica C-LUXの優位な点は、上記にあげた通りですが、一方でRX100が優位な点も挙げます。

SONY RX100は、背面モニタの角度を変更できるため、様々な角度からの撮影が可能です。また、一回りサイズが小さく、より持ち運びが容易です。またレンズの開放F値が1.8であるため、広角でもボケが生きたり、夜間撮影にも強いです。

SONY RX100
Leica C-LUX

ちなみにLeica V-LUXは、今回のC-LUXより結構本体サイズが大きいのですが、その分レンズ口径が大きく最大ズーム時も明るいため、やはりスポーツなどの場面ではV-LUXが優位です。 

Leica V-LUX
Leica C-LUX

最後に

Leica C-LUXは、本体サイズが持ちやすいサイズに調整され、直感的に手元の操作がしやすい造りになっています。

さすが長い歴史をもつメーカー、人気が続く理由が多くあります。ライカのカメラは、シャッターボタンひとつ見ても、撮影しやすいデザインになっています。お値段がなかなかするので、安く買えるタイミングを常に見計らう必要がありますが、手に入れたときの喜びもひとしおです。

RX100Ⅳを長年愛用していましたが、今後はLeica C-LUXの出番が増えそうです。

この記事を書いた人
Gney

航空会社での勤務を経て、ペットとの海外生活や各国への旅行を体験し、カメラや釣りに興味をもつ工学理系女です。
世界のどこにいても生きて行けるよう精進中。

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