シンガポールからフェリーで1時間足らずのバタム島は、かつて交易の中心となった島。
インドネシアの中では割と開発されたリゾートアイランドです。
したがって、シンガポリアンにも人気の週末に遊べる島です。
ここでは、KTMリゾートでの宿泊情報とともに、バタム島への旅行についてお届けします。
- KTMリゾートは、インドネシア バタム島にあるこじんまりとしたリゾートホテル
- フェリーターミナルから送迎あり
- マッサージ、グルメ、海辺のカフェ、そして海に沈む夕日が素晴らしい
- 料金は安いが、海向きの部屋は狭め
- バタム市内へのオプションツアーが人気
バタム島 (Pulau Batam)とは
バタム島は、シンガポールからわずか20㎞に位置します。
場合によっては、家から職場までより近い場所にあるインドネシアの島。
自由貿易地域に指定され、小さい島ながらも110万人を超える人が住む比較的都会の島です。
特に北部にはリゾートホテルがたちならび、シンガポールの人々だけでなくアジア各国から休暇を楽しむ人が訪れます。
バタム島への旅行計画
ここからは、体験をもとに実際の旅行について、お届けします。
ホテルの予約
ビンタン島の時と同じく、Google map を利用してホテルを検索し、評価の高いホテルを旅行サイトで予約します。
なお、今回の旅行は出発2日前に決めたので、フェリーの空き状況との関係で 「KTM Resort」ホテルに決定しました。
ちなみに、バタム島への予約サイトは、Expediaが安い!
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バタム島へのアクセス方法は、主にフェリーか飛行機です。
なかでも、シンガポールからのアクセスはフェリーが便利です。
チャンギ空港近くのタナメラか、セントーサ島近くのハーバーフロントから出航しています。
なお、到着ポイントは4か所あり、ホテルに近いターミナルを選択します。
もしくは、送迎バスの観点からホテル側が到着ターミナルを指定しています。
また運航会社も多いので便も自在に選択できます。
ただし往復チケットを買う場合は、往復ともに同じ運航会社のフェリーを選択する必要があります。
なおフェリーは、オンライン購入が便利です。
ただし、バタム島の到着港に注意して予約してください。
KTM Resortに行くには、シンガポールのHarborfrontターミナルから、バタム島のSekupang ターミナルのルートを取ります。
なお、注意として、60分前までにチェックインすること、液体は持込不可、無料の手荷物は20㎏まで、荷物の預け入れは45分前までにとのこと。
Baggage information | SINDO FERRY
バタム島へのフェリーでは、ビンタン島と違って液体の持ち込みは不可、と書かれていましたが、デューティーフリーで購入したものは持ち込めました。
バタム島のフェリーターミナルからホテルへの送迎の予約
最後に、ホテルを予約したらに、KTM Resort ホテルへ、
「名前、予約番号、予約サイト、人数、フェリーの到着時刻、連絡先」
をメールで伝え、フェリーターミナルへの送迎車の依頼をしました。
ちなみに、ゆるりとしたインドネシアだからか、返信がないまま出発となりました。
しかし結果的には、ちゃんと時間通りに迎えに来てくれていました。
シンガポールのフェリーターミナルから乗船
旅行当日は、まずフェリーターミナルへ行くことから始まります。
ちなみに、ハーバーフロントフェリーターミナルはとても広いため、案内に従って進みます。
なおチェックインカウンターは、ビルの2階と3階に運航会社ごとに分かれています。
ちなみに、フェリーターミナルで100シンガポールドルだけ換金。
およそ10000インドネシアルピア。
結果的に、クレジットカードがあれば、現金は持っていなくても問題ありませんでした。
出航までの時間で、朝ごはんをいただきます。
また土日だったためか、入国や手荷物検査場は混雑していました。
したがって、出航80分前に到着して正解でした。
ちなみに待合室にはデューティーフリーがあります。
お買い物して、トイレに行き、出発を待ちましょう。
フェリーつぎつぎと来ては出ていきます。
そして意外に時間通りに出航しました。
今回のフェリーはかなり揺れました。
船の形によって、揺れ方が全く違います。
したがって、酔いやすい方はやはり、酔い止め薬を用意することをお勧めします。
操縦席もオープンしたまま。
緩いです。
ゆったり50分の移動です。
インドネシア入国
バタム島のSekupang フェリーターミナルに到着します。
ただ、入国審査に、1時間以上もかかりました。
次々フェリーが到着し混雑しているのに、審査カウンターはわずか3つ。
しかも、渡航目的、宿泊先、滞在期間、何人で来たのか、色々聞かれました。
自動入国審査が増えている昨今、珍しい状況です。
フェリーの渡航時間より要する入国審査。
そのため、お迎えの方をかなり待たせてしまいました。
KTM Resort
入国に時間がかかったこともあり、お迎えの人を見つけるのに苦労しました。
それでもなんとか、ホテルの名前が書かれているバンを探して、声掛けしました。
受付
フェリーターミナルからは送迎車で、自然の多い中を走る事、10分弱でホテルに到着します。
フロントはこじんまりとしていますが、スタッフの対応は素晴らしいです。
そして、受付が終わるとかわいい車で部屋まで移動です。
敷地内にはインパクトのある像があります。
部屋
部屋はオーシャンビューのタイプを選択しました。
直前割で1泊100シンガポールドル、8000円弱です。
ただ、お部屋はめちゃめちゃ狭いです。
日本でいうビジネスホテルの狭いトコなみ。
しかもバルコニーは隣と共有。簡易の仕切り板はありますが。
そして、なんと部屋に耳栓が置いてあります。
隣の音が聞こえまくりです。
プール
部屋は狭いのでバルコニーでちょっとゆっくりして、プールへ。
広くはないですが、心地よいです。
夜22時まで利用できます。
もちろん、売店もあります。
暑いので飲み物は欠かせません。
食事
ホテル内には、海上レストランと、プールバーがあります。
ちなみに海上レストランは、インドネシアのシーフード料理がメインです。
ほか各国料理もあります。
朝食はビュッフェスタイルです。
プールバーは夕方オープンし、洋食がメインで、これがとっても美味しいです。
イカリングがかなり美味でした。
こちらでは風の心地よい常夏の夜を、満喫できます。
スパ
KTM Resort のスパはおすすめです!
ホテルの受付で予約します。
今回は16時から。
この時間設定が、のちに最高のひと時を過ごすことへとなります。
「オーシャンビュー」というメニュー。
110分で65ドル。
30分のジェットバスと80分の全身マッサージコースです。
スパは海辺の建物にあります。
普段着でスパに着くと、渡された服に着替え海を観ながらジェットバスを30分堪能します。
温まった後、シャワーを浴びて着替え、美味しい生姜湯とお水をいただき、体を休めます。
そして、全身マッサージ。約60分。
これが、超絶気持ちいい。
最初は担当のおばちゃん2人が喋りまくりながらの雑な施術でしたので、大丈夫かな?と思いましたが、まず全身をほぐしていたのでしょう。
本番のマッサージに入ったら沈黙し、力加減は絶妙、凝っている場所は何も言わずとも、特に丁寧に施術してくれます。
まさにプロフェッショナルでした。
施術中、少し脚がしびれる感覚がありました。
肩こりが激しい体質なのですが、なぜ脚?
そして翌日の夜にはとてもだるくなりました。これがまさに、もみ返しなのでしょうか。
しかし、その翌日には快調そのもの。
マッサージによる好転反応だったようです。
あの方たちのマッサージは最高でした。
旦那は私より肩こりが激しく、いつもマッサージでは力が足りなくて物足りないと言っています。
しかしここでは、エビぞりするほど力強く、かなり効いたようです。
バタム島の夕日から夜は
そして施術が終わるころ、そこには美しい景色が待っていました。
ほぐされた身体で、輝く夕日を望む。
スパの貸し切り特等席で夕暮れを堪能できます。
夕方から夜にかけての、KTM Resort は最高です。
そのうえ、ベストタイミングでバーがオープンします。
そのため夜はこちらで食事することに。
奥にはシンガポールの夜景が見えます。
夜景を見ていると、この部屋でよかったな、と思います。
のち、マッサージの影響かすぐに寝てしまいました。
バタム島、週末のリラックスに、おすすめです。
バタム島からシンガポールへ帰国
チェックアウト時間は12時です。
SEKUPANGフェリーターミナルへの送迎は30分ごとに出ています。
フェリーターミナルに到着。
こちらのチェックインカウンターは2階でとても分かりやすいです。
今回の船では、一番後ろのドアを開けて外に出たところにある階段で2階席へあがれます。
船に乗ると、スコールが降ってきました。
これもまた一興。
KTMリゾートが霞の向こう。
セントーサ島の近くを通ります。
今は無き、マーライオンの後頭部がみえます。
下船後、シンガポール住民は自動入国でき、とてもスムーズでした。
でもね、お目当てのデューティーフリーでは、48時間以上 国外滞在した人しか買えませんでした。
1泊じゃダメなんですね。
残念です。
最後に
バタム島は近くて、フェリーの本数も多く、物価が安くゆっくり出来ます。
ただ、KTMリゾートのオーシャンビューのお部屋は狭くてちょっと残念。
違う部屋なら海は見えなくても、一棟ごとになっているようです。
週末にマッサージを受けたり、プールで泳いだりするには最高でした。
また夕方からの景色が絶品。
送迎および市内観光やゴルフのパッケージツアーがあるので、旅行計画もラクです。
パッケージ予約はこちら
- KTMリゾートは、インドネシア バタム島にあるこじんまりとしたリゾートホテル
- フェリーターミナルから送迎あり
- マッサージ、グルメ、海辺のカフェ、そして海に沈む夕日が素晴らしい
- 料金は安いが、海向きの部屋は狭め
- バタム市内へのオプションツアーが人気
次回はバタム島の違うホテルを試してみます。
基本情報
住所 | Jalan Kolonel Soegiono, Tj. Pinggir, Kec. Sekupang, Kota Batam, Kepulauan Riau 29432 インドネシア |
連絡先 | +62 778 323700 |
営業時間 | 24時間 |
定休日 | なし |
料金 | 日によって異なるため詳細はこちら |
アクセス | フェリー:シンガポールの「Harborfront」ターミナルから、バタム島の「Sekupang」ターミナルへ50分 |
公式サイト | http://ktmresort.id/ |
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