入国前に必要な手続きに注意!

2025年よりイギリス入国で電子渡航認証が必須に。2026年にはヨーロッパ各地で開始!

詳細は「外務省」のホームページで!
PR
6-2.赴任滞在中

世界を変えるイノベーションの源泉! MITを観光しよう

この記事は約10分で読めます。
kkday-ticket-banner

マサチューセッツ工科大学(MIT)といえば、世界中の学生が憧れるトップレベルの大学の一つ。
数々のノーベル賞受賞者を輩出し、人工知能やロボット工学など、最先端の研究で世界をリードしています。
そこで今回は、イノベーションの聖地と呼ばれるMITの魅力に迫ります。

MIT

MITとは

マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology)は、マサチューセッツ州ケンブリッジに本部を置く私立工科大学です。

1865年に設置され、通称はMIT(エム・アイ・ティ)。
全米屈指のエリート名門校の1つとされ、ノーベル賞受賞者を多数輩出しています。

最も古く権威ある世界大学評価機関の英国Quacquarelli Symonds (QS) による世界大学ランキングでは、2013年から2025年まで、ハーバード大学やケンブリッジ大学等を抑えて13年連続で世界第一位という記録的な偉業を達成しています。

またその他の各種ランキングでも長年にわたって最上位グループに位置しており、学部の合格率は 4.8%と、全米最難関に属します。

大学院の多くは工学・都市計画などで高い評価を受けています。
くわえて、MITスローン経営大学院(MITスローン)も世界的に定評があります。
そのため多くの日本人、とくに銀行などの企業から学びに来る社会人がたくさん所属しています。

MITの出身者が創設した企業の例

この大学の多くの出身者が、人々の生活を支えになっています。

  • Bose:設立者アマール・G・ボーズが、優れたオーディオ機器を開発。
  • Honeywell:機械学習や航空宇宙分野で世界的に知られる大手コングロマリット企業。
  • HPウィリアム・ヒューレットデビッド・パッカードがスタンフォード大学で出会った後、MITで電子工学を学び、共同で創業。
  • Intel:半導体大手企業のインテルも、創業者の一人であるロバート・ノイスがMITで博士号を取得。
  • Qualcomm:通信技術で知られるクアルコムの創業者の一人、アーウィン・ジェイコブスはMITで電気工学の教授を務めていた。
  • Dropbox:オンラインストレージサービスのドロップボックスは、ドリュー・ハウストンがMIT在学中にアイデアを構想し、創業。
  • McKinsey & Company:世界的な経営コンサルティングファームのマッキンゼーは、創業者の一人であるジェームズ・マッキンゼーがMITで博士号を取得。
  • HubSpot :インバウンドマーケティングやセールス、カスタマーサービスのソフトウェアを提供する企業。共同設立者は、MITスローン経営大学院の卒業生。
  • iRobot :家庭用ロボット掃除機ルンバで世界的に有名。共同設立者のRodney BrooksColin Angleは、MITのAI研究室で共に研究していた。
  • Stripe: オンライン決済サービス。共同創設者のパトリック・コリソンとジョン・コリソンは、MITでの研究を一時中断してStripeを立ち上げた。

MITはどんなところ?

MIT

MITの所在地であるケンブリッジ市には、これもまた全米屈指の名門校であるハーバード大学があります。
互いにライバル校ではありますが、一方、学生がそれぞれの学校の授業を卒業単位に組み込める単位互換制度(Cross-registration system)が確立されています。

このため、ケンブリッジ市は「世界最高の学びのテーマパーク」と称され、物理学や生物学などの共同研究組織を立ち上げるなど、ハーバード大学との共同研究も盛んです。

MITの主な特徴

教育システム

MITでは、学生が自ら課題を見つけ、解決策を模索するPBL (Problem-Based Learning) が重視されています。
また、研究室での実践的な経験を通して、最先端の知識と技術を習得できます。

研究活動

MITメディアラボは、人工知能、ロボティクス、生命科学など、未来のテクノロジーを創出する研究を行っています。
また、スピンオフ企業として、GoogleやIntelなど、数々の世界的な企業が誕生しています。
ちなみにスピーカーで有名なBoseや、Dropbox、iRobot、IBMなど、身近な企業が、MIT出身者の創業だったりするので、調べてみてください。

キャンパスライフ

MITのキャンパスは、近代的な研究施設と緑豊かな自然が調和し、活気に満ちています。
学生たちは、多様なバックグラウンドを持つ仲間と交流し、世界を変えるアイデアを育んでいます。

MIT

MITミュージアムに行ってみよう

観光で行く場合は、まずミュージアムを観てください。
研究内容について、分かりやすく展示紹介されているミュージアムです。

MITそのものについての説明や、さまざまな研究テーマの展示があるのはもちろん、アートや、MITハックという学生のいたずら的な遊びのコレクションなどもあります。

ちなみに、ケンブリッジ市内に住んでいる場合は、無料で入場できます。

MITミュージアムストア

MIT関連のグッズなどが購入できます。

MIT スチューデントセンター
住所314 Main St, Cambridge, MA 02142 アメリカ合衆国
営業時間10:00- 17:00
MITミュージアムストアは、10:00-18:00
定休日New Year’s Day (Jan 1)
Independence Day (July 4)
Thanksgiving (Nov 23)
Christmas Eve (Dec 24)
Christmas (Dec 25)
New Year’s Eve 3 p.m. closing (Dec 31)
料金大人 : 18$
65歳以上:15$
18歳以下と学生 : 10$
5歳以下:無料
ケンブリッジ在住など:無料
アクセスMBTA Kendall駅から徒歩すぐ
駐車場周囲にあり
公式サイトhttps://mitmuseum.mit.edu/

研究留学生になるまでの手続き

研究留学を受け付けてくれる研究室の調査

MITでお世話になるにあたり、最初に取った行動は、MITの研究室および教授について調査することでした。
自分の専門と合致する研究室が見つけ、その研究室の教授にメールで留学の可能性について問い合わせました。

本来は、紹介してくれる人を通して連絡するのが筋です。
相手からしたら何者から連絡が来たか分からないですから。

最終的には、たまたま会社が過去に共同研究を行ったことがあるため、教授が会社名を知っていてくれたことから許可が得られました。
TV電話ができる時代ならではの、面接兼本人確認も行われました。

それでも、最初のコンタクトからOKが出るまで約半年かかりました。
ほとんどが返事待ちの時間です。

決まってからは、会社の助けもあり、すぐにVISA取得の手続き書類を作成してくれました。
そして、ボストン赴任前の準備手続きを進めました。

MITに到着してからの手続き

MITに所属する場合、まず大学のレジストレーション時にIDを作ってもらいます。
スチューデントセンターで、VISA等を見せ、写真を撮ってもらい、後日受け取りに行きます。

IDには本人用と、配偶者用があります。
これを持っていればシャトルバスやジムなどサービスが受けられます。

MIT シャトル

同時に本人は各施設に入室するキーカードももらいます。
MITではさまざまな情報がメールで届きます。
何らかの事情で大学が閉鎖になるときはメールを確認すればOK。

MIT メール

ある日、ライフルを持ち武装した人が大学内にいたので自宅待機となりました。
ボストンは米国内でも屈指の治安の良さで有名です。
しかしやはり、こういうこともあるので、安全には十分配慮してください。

MITの施設

MITには、門やフェンスなどがなく、見ただけではここからここまでが大学という境界がありません。
そのため、敷地内には誰でも入れます。
歴史ある美しい建物も多いので、ぜひ寄ってみてください。

ただ、どこに行けばよいか分かりづらいので、ツアーに参加するのもおすすめです。

グレートドーム (Great Dome)

MIT グレートドーム

MITのシンボル的な建物です。
入り口は吹き抜けで壮大で、この建物は通常オープンなので観光客の出入りが多いです。

研究室はもちろん、図書館、事務室、展示室など様々な施設が入っています。

MIT グレートドーム

チャールズリバー側には、広く美しい芝生の庭があり、そこで卒業式が行われます。
MITの写真を検索するとみられるドームの建物と庭はここです。

スチューデントセンター (Student Center)

MIT スチューデントセンター

グレートドームの向かいにあり、学生の集まる場所。
2階は食堂になっており、コンビニエンスストア、コープ、郵便局や美容院まであります。
コープではMITグッズも購入できます。

お昼にはたくさんの学生がいるだけでなく、前の広場では多くの散歩客や子供たちが遊んでいます。
通常一般の方も入ることができますし、食事もできます。

よくイベントが開催されていて、とくに夏は歩いているだけで気持ちがいい場所です。

クレスジ・オーディトリウム (Kresge Auditorium)

MIT

1200名を収容できる大ホールで、学会や映画観賞会などが開かれます。
スチューデントセンターの前にあります。

アメリカのTEDの講演なども、ここで開催されます。

スタータセンター (Stata Center)

MIT スタータセンター

奇抜なデザインの建物で有名な建物です。

講演会場やライティングセンター(Writing Center)などがあり、カフェがありランチ等も食べられるので人が多く集まっています。
一般の方も入れますし、食事もできます。

またスポーツジムもあって、朝早くからプールで泳いでいる人もいます。

MIT メディカル (MIT Medical)

MITに所属する場合、最初に健康に問題がないことをお知らせするとともに登録を行います。
保険が効くので学生は基本的にここでお世話になります。

原子炉

MIT

MITは原子力の研究も行っています。
ミニ原子力発電所が街中にそびえており、毎日白い蒸気を吐き出しています。

MIT チャペル (Chapel)

教会のスタッフが週に1回英会話クラスを開催しています。
ウーマンズリーグ (Woman’s League)よりずいぶんレベルが高く、多くの方が普通に会話されるので、日本人にとっては最初は結構辛いです。

でもそれを乗り越えると、ぐっと力が付くので、おすすめです。

マコーミック ホール (McCormick Hall)

MIT マコーミック ホール

スチューデントセンターから道路を挟んだいちにある建物です。

MIT ウーマンズリーグ (Woman’s League) が開催する英会話教室(English Conversation Class)が週2回行われていました。
しかし残念ながら、2023年にこのプログラムは終了してしまいました。

基本的に留学などで来た学生の、奥さま方が中心の教室です。
先生方は教授の奥さまなどが多く、ボランティアで活動してくれて、マサチューセッツに長く住む方々です。
そのため、ネイティブの英語を学べます。

(詳細はこちら: MIT Women’s League | English Classes)

先生との簡単な1分くらいの英会話で3つのクラスに分けられ、能力に合った学習ができます。
ちなみに私は途中入学でしたが、メールで連絡して快く受け入れてくれました。

留学生の奥様方なので、 年齢も出身国も英語の能力もまちまちです。

1回4か月くらいのコースで、会話中心の授業、そして最後の授業はパーティです。
食べ物を持ち寄ったり、授業の成果を発表したり、とても楽しく有意義な授業で、英会話が楽になりました。

研究室

MIT

さすがに研究室内には一般の人は入ることができません。
もちろんセキュリティが厳しいです。

研究室内は、それぞれの研究室ごとに特徴があります。
居室と研究場所は分かれていて、社会人留学生には個室が与えられます。

ちなみに建物内のあちこちに、長ソファと毛布、すなわち寝床があります。
すなわち、夜通し行う研究も少なくありません。

MITの学生は名実ともに優秀と感じます。
機転が利き、柔和で、思慮深く、コミュニケーション能力も高いです。

そして、個性的です。
好奇心が旺盛かつ、とことん突き詰める性格で、良い意味で変わり者が多いです。

研究室は、大学にしては整頓されていて、また実験器具も充実しています。
さすが世界屈指の私立大学です。

学生の頃、何日もかけて試料を準備したあの時間は何だったんだろう。
ここでは、ほんの数時間で試験片が完成します。

とはいえ、ガサツな学生もやっぱりいます。

朝友人が出勤すると、ビンと酸が床にまかれ、その横で寝ている学生。
死んでいるのかと驚いたそうです。
本人はだれにも危害が及ばないように朝まで見張っていたつもりだそうです。

変わっているというか何というか。

最後に

MITはチャールズリバー沿いにあり、春夏はとくに風景が美しいです。
なお対岸はボストン市です。

そのため歩いて遊びに行くことも可能ですし、電車やバスなどの交通網も充実しています。

また日本人の留学生もたくさんいます。
ハプニングもたくさん起こりますが、楽しい学生生活を送れる環境が整っています。

基本情報

住所77 Massachusetts Ave, Cambridge, MA 02139 アメリカ合衆国
営業時間終日
定休日なし
料金無料
アクセスMTBA レッドライン Kendall駅から徒歩
駐車場周辺にあり
公式サイトhttps://web.mit.edu/

皆様からのコメントや体験談

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました