一時帰国中、車を借りて福岡観光をしました。川下りやウナギで有名な柳川。風情のある街並みの写真撮影を楽しみながらのお散歩がおすすめです。
柳川 とは
柳川とは、福岡県南部にある主要都市です。
柳川は、日本の福岡県南西部に位置する美しい都市です。なお、都市圏からのアクセスが便利で、柳川を中心にした風光明媚な自然景観が楽しめます。
柳川は、伝統的な日本文化と歴史の宝庫であり、とくに「川下り舟運」として知られる川下り体験が人気です。また、風情ある町並みや美しい柳川城跡も訪れる価値があります。
16世紀、柳河城築城の際、城下町を形成するために掘割整備された町です。治水・利水のための水利体系が整備され、今なお情緒ある川下りとして観光にも利用されています。
また柳川は、ご当地グルメの宝庫でもあり、有名なものにはうなぎはもちろん、ラーメン、もつ鍋、揚げ物などがあります。このように、文化と美食の宝庫として、観光客にとっても楽しい場所であり、地元の人々にとっても住みやすい都市として知られています。
ちなみに、西鉄電車大牟田線で、天神駅から特急で約50分、西鉄柳川駅下車。
三柱神社
今回は車で行ったため、最初に三柱神社に立ち寄りました。ちなみに西鉄柳川駅から神社入り口まで徒歩で5分程です。
お堀には、川下り用の舟が駐留しています。
とても美しい拝殿です。しかし、平成17年の放火による火災のため、回廊や門はいまだ修復中です。
ちなみに神社内には、親切なガイドさんがいて、有名な1周ねじれている松の木について教えてくれました。たしかに、絶妙なバランスを保っています。
神社仏閣は、全般的に美しいので、写真撮影にやる気が出ます。
ちなみに、神社周りのお堀でも川下りできます。なお、乗り場はあちこちにあり、乗り合いなら大人約1700円で乗れます。主な舟下りの会社をご紹介します。
もっとも、便利なオンラインチケット購入方法があります。
ちなみに、駅の近くからでも乗船でき、雨の日にはポンチョ無料貸与、冬にはコタツ舟になります。
風情のある柳川に、趣のある神社。
柳川の周辺
北原白秋の生家や、「御花」というウナギのせいろ蒸しで有名な旅館料亭がある地区に移動してきました。ちなみに、ここを川下りの最終地点とする人が多く、舟を降りて観光しウナギを食べて帰れます。
北原白秋
舟下りでも説明のある北原白秋の詩。彼の生家が柳川にあります。
1885年(明治18年)生まれの北原白秋は、明治時代から昭和時代にかけて活躍した詩人で、かつ文学者です。
ちなみに彼は、詩や童話など多くの文学作品で知られ、日本の近代詩運動において重要な役割を果たしました。なお、北原白秋は、自然や日常の風景を詠った詩で人気を博し、その中でも「雨」、「赤い鳥小鳥」、「あわて床屋」、「ちんちん千鳥」、「揺籃のうた」、「砂山」、「からたちの花」、「かやの木山の」、「ペチカ」、「待ちぼうけ」、「この道」などは広く親しまれています。
また彼の詩や童話は、シンプルで感情豊かな言葉で日本の美しい風景や人間関係を描いており、日本の文学において永遠の価値を持つ作品といわれています。
そこからお堀沿いに出ると、風情のある街並みに出会えます。
風情
まさに、柳の川。こういう景色は残して欲しいです。
御花の外壁です。
あえて御花の入り口とは逆に歩いてみました。
ここから御花の裏庭に入れます。今回は知らずに偶然入ってしまいました。
御花と、うなぎ
御花出逢い橋というそうです。
10月末に、1輪の桜が咲いていました。暖かい日だったので間違えちゃったんですね。
御花の庭園、素敵です。
御花で下船する方々。やはりこれから、ウナギのせいろ蒸しをいただく人が多いようです。
柳川名物ウナギのせいろ蒸しの店と言えば「御花」、と言われるほど有名な柳川藩主立花邸。なお、江戸時代からの邸宅で、花嫁舟に乗って和婚ができる式場や旅館としても知られています。ちなみに敷地全体が、国の名勝に指定されています。
明治期の西洋館です。
ちなみに、高校の修学旅行できたゥン十年前、この奥でウナギのせいろ蒸しを食べました。この時までウナギが苦手でしたが、御花のせいろ蒸しがあまりに美味しく、以降ウナギが好きになりました。
もちろん街中には、うなぎ屋さんがたくさんあります。
夕方の柳川も、よいです。
最後に
柳川の町並み、お堀の川下りは風情があります。
首里城が火災で焼失してしまったという悲しいニュースが流れてきました。
こういった国の宝は大切に守っていきたいものです。
糸車
糸車、糸車、しづかにふかき手のつむぎ、
その糸車やはらかにめぐる夕ぞわりなけれ。
金と赤との南瓜のふたつ転がる板の間に、
「共同医館」の板の間に、
ひとり坐りし留守番のその媼こそさみしけれ。
耳もきこえず、目も見えず、かくて五月となりぬれば、
微かに匂ふ綿くづのそのほこりこそゆかしけれ。
硝子戸棚に白骨のひとり立てるも珍らかに、
水路のほとり月光の斜に射すもしをらしや。
糸車、糸車、しづかに黙す手の紡ぎ、
その物思やはらかにめぐる夕ぞわりなけれ。
北原白秋 「糸車」(詩集『思ひ出』より)
今回の撮影機器は、SONY RX100ⅣとSONY RX1 です。
基本情報
住所 | 〒832-0065 福岡県柳川市沖端町35(観光案内所) |
営業時間 | 9時頃 – 夕刻 |
定休日 | 施設ごとに異なるため詳細はこちら |
料金 | 川下りの詳細はこちら |
アクセス | 西鉄大牟田線「西鉄柳川駅」下車 |
駐車場 | 地図はこちら |
公式サイト | https://www.yanagawa-net.com/ |
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