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持ち物

スーツケースの選び方 – 女性の海外旅行にはアルミで安心

この記事は約12分で読めます。

海外旅行に必須のスーツケース、選択肢はあまた。そこで女性の2-3日の旅行に最適なスーツケースはどのようなものかを、お届けします。

1つ持つならコレ、私が最も使用しているスーツケース

1つだけスーツケースを買うなら、機内持ち込み可能ぎりぎりのサイズのスーツケースがおススメです。ちなみに私が愛用しているのは、TABITORA SSサイズ アルミボディのスーツケース。

なぜなら、アルミボディなので軽くて強度があること、収納性が良い、走行性もばっちり、TSAロック付きで、デザインもシンプルで使いやすいからです。

スーツケース
TABITORA SSサイズ アルミボディのスーツケース
  • 外寸(約)縦55×横39×奥行24cm
  • 内寸(約)縦48×横36×奥行23cm
  • 重さ 4.0kg
  • 容量(約)39リットル
  • 宿泊目安 1~3泊(短中期旅行用)

そして、これに加えて、折りたたみボストンを入れて持って行きます。

ちなみに一般的な力の女性が、手軽に旅行できるスーツケースのサイズはコレくらい。次に買うものは、旅行日程によってサイズを検討します。

では、なぜこのスーツケースが良いのか、ご紹介していきます。

まず運航会社の規定を確認

航空会社によって、荷物の取り扱いルールが異なります。なおサイズ、重さ、個数の制限がそれぞれあり複雑なので、搭乗便を決めたら、ホームページで確認します。

LCCの航空会社では、荷物1個から有料の場合もあるので注意が必要です。

スーツケースの重さ・大きさ・個数の例

ちなみに日本の航空会社2社の国際線のエコノミークラスの例を挙げます。航空機のサイズによって変わるので都度確認してください。

機内持ち込み制限ANA, JAL
3編の和115cm (45inch) 以内
サイズW55cm×H40cm×D25cm *
(W22インチ×H16インチ×D10インチ)以内
合計重量10kg(22ポンド)以内
個数身の回り品(ハンドバッグ、カメラ、傘など)の他、1個
※キャスターと持ち手を含むサイズ
無料預け入れ
(エコノミークラス)
ANAJAL
3辺の和158cm以内*203㎝以内*
個数2個2個
合計重量23㎏ 以内23㎏ 以内
※キャスターと持ち手を含むサイズ

注意すべき持ち物、持ち込み制限など

機内持ち込み不可、預け入れ不可、どちらも不可のものなど多々あります。したがって、旅の前には航空会社HPにて要確認です。

ちなみに「刃物、液体、ライター・マッチ、リチウム電池、リチウムイオン電池が内蔵・装着された一般電子機器類、危険物、楽器、ペットなど。」

そこで、持ち込み制限に関する例を紹介します。

注意すべき持ち物、持ち込み制限
https://www.ana.co.jp/ja/jp/domestic/prepare/baggage/limit/caution-restriction.html

スーツケース 選びのポイント

スーツケースを選ぶ際は、下記の点に注目して選ぶと失敗が少ないです。

強度と軽量化

強度と軽量化は相反する性質に感じます。しかし、素材と構造によって、ある程度両立でき、預け入れやホテル滞在時などの安心感にも影響します。

ちなみに私は、国内ではどちらも利用、海外旅行ではハードケースを利用します。

ソフト

布製。軽くて、ポケットが使いやすい。布は刃物で切れるため、安全性に不安あり。

ハード

アルミ、ポリカーボネート(PC)、ABS樹脂、それらの混合など。頑丈で安心、重量は増す。

結論としては、アルミが軽くて頑丈、長持ちして、飽きが来なくておススメです。布製は、ホテルに置いて出かけるときに、切られる心配があります。

収納性能

スーツケースの大きさエクスパンジョン(サイズ拡張機能)の有無を選択します。

個人的には、35L~40Lくらいが最も使用するサイズです。なお季節によりますが、3泊4日くらいまでならこれで充分です。

スーツケースサイズ(外寸高さ)外寸高さの目安  容量    旅程の目安  
スモール55cm程度40L1-4日
ミディアム60cm程度60L4-7日
ラージ70cm程度80L7-9日
エクストララージ80cm程度100L9-14日
スーツケースのサイズ
https://www.youcouldtravel.com/travel-blog/understanding-suitcase-sizes

ファスナータイプと鍵

スーツケースの止め方には、ファスナータイプとフレームタイプがあります。

ちなみにファスナーは、壊れる心配が大きいため、フレームがおススメ。ただしフレームタイプはカギや番号を忘れると開けられなくなりますし、荷物を預ける前にロックをかけ忘れないようにする必要があります。

また鍵の種類としては、TSAロック(ファスナータイプ含む)、差し込み錠、ダイヤルロック、南京錠などがあります。

TSAロック

海外旅行では、TSAロック以外の鍵をかけてはいけません。したがって、最初からTSAロックのスーツケースを選択することをおすすめします。

TSAロックの詳細はこちら。Transportation Security Administration |

どうしてもTSAロックが手に入らないときは、スーツケースベルトだけをつけて預け入れをします。

じつは、ホームセンターなどにある荷締めベルトも便利です。金具なのでバックルが壊れにくく、ワンタッチで開けられないので盗難防止にもなる。さらに強度も抜群なので、海外旅行の預け入れ荷物は荷締めベルトがおススメです。

スーツケースのTSAロック

ちなみにTSAでも、空港で壊されてこじ開けられていたことがあります。保証してくれたけど旅行中困るので、私は預け入れの時には鍵をかけずに、ワンタッチではあけられない荷締めベルトを利用しています。ただし自分も開けるのに時間がかかるので、旅行先では利用しません。

走行性

キャスターはとても大事です。なぜなら、走行性だけでなく、重さ、強度にも影響が出るからです。

なお走行性は、キャスターサイズ個数などで変わります。

ちなみに、8輪、4輪、2輪、サイレントなどがあります。

8輪は走行性が良く、2輪のほうが走行性能は下がります。ただし、電車内などで荷物が動きにくいのは2輪です。一方、4輪や8輪はロックがない限り、電車内では抑えておくか倒して置く必要があります。

また、キャスターは最も壊れやすい部位のため、長く使用したい方で体力がある方は2輪を好みます。

スーツケースのキャスター
スーツケースのキャスター
スーツケースのキャスター

ちなみに非力な私は、大きめの車輪の8輪を愛用しています。

荷物の出し入れしやすさ

荷物の出し入れしやすさは、スーツケースの開き方内外装によって変わります。片面開きや上開きのもの、仕切りの有無などによって変わります。

スーツケースの内装
スーツケースの内装

ちなみに1泊出張などには、スーツケースを立てたまま開けるタイプがとても便利です。

立てたまま開けるタイプ

スーツケースのデザイン

さまざまなデザインのスーツケースがあります。

スーツケースのデザイン

ちなみに私は、シンプルイズベスト、アルミのすっきりしたスーツケースを使用します。しかもアルミボディは変形しても修理できる上に、その変形も味になります。

おすすめのスーツケース

タビトラ (TABITORA)

安くて使いやすいモノが欲しい人へ。TABITORAは、アルミスーツケースの救世主。高価なブランド品までは不要、手軽に購入したいという人には、TABITORAがおすすめです。

「アルミフレーム」の記載は、骨組みがアルミであるということ、ボディはABSやPC製のものが多いです。「ボディ」がアルミニウム・マグネシウム合金製等と表記されているか確認が必要です。

タビトラ

リモア (RIMOWA)

高くても一生モノが欲しい人へ。やっぱり有名なブランドは、有名なだけあります。とくにアフターサービスが徹底しているのが特徴。そのため一生ものとして使用できます。

アルミでとても軽い! 他にも有名ブランドはたくさんありますが、ゼロハリバートンは私には重かったです。頑丈なケースが欲しい方にはそういったブランドをお勧めしますが、航空会社の重量制限や自分の力を考慮すると、女の私にはリモアがちょうどいいです。

リモア

ほかにも多くのスーツケースブランドがあります。購入前に一度レンタルするのもおすすめです。

スーツケースのレンタル

スーツケースはレンタルも便利です。なんといってもメリットは、収納場所不要、定期的な修理やお手入れ不要、低価格、購入前のお試しができる点です。めったに旅行に行かない、初めてのスーツケースの利用時にはレンタルもおすすめです。

イメージ画像
レンタルの流れ
  1. 予約:好みのスーツケースを選択。お届け日、返送日、お支払い方法を選択。
  2. 受取:郵送品を受け取る。原則スーツケースを受け取った日からレンタル開始。
  3. 利用:延滞料がかからないよう計算。
  4. 返却:レンタル会社へ送り返す。送料無料の会社が多い。配送会社が集荷に来てくれるサービスでは、返却が簡単。最終集荷時間の事前確認を推奨。

スーツケースとともに使用したいグッズ

持ち込み制限にかかりそうなときやお土産用に折りたたみバッグ

さて飛行機の荷物制限があったり、荷物がスーツケースに入らない場合など、旅の途中で思わぬ出費につながる事態が起こりがち。そんな時に便利なのが折りたたみボストンバッグ。

機内持ち込み制限 (W55cm×H40cm×D25cm) いっぱいの、ファスナー付き折りたたみボストンバッグがおすすめです。荷物重量制限に引っ掛かったときや、帰りの空港でお土産を買ったとき、手持ちのバッグもろとも全部、ボストンバッグに入れてチェックインできます。

旅行以外のときは、買い物用エコバッグとして使用できます。

デジタルスケール、ひとつあると便利

荷物の重量超過が怖い場合は、デジタルスーツケースを用意すると便利です。帰り便の預け入れ超過分は、折り畳みバッグに移します。

ただ、出発前からの超過は、避けたいところ。ちなみに出発前は、体重計で、スーツケース持った体重から自分の体重を差し引いて計測することも可能です。

ステッカーで素敵なスーツケースに

アルミスーツケースには、ステッカーが似合います。ちなみに紙製のホテルステッカーは、使用頻度に応じて少しずつエージングするのが素敵です。

スーツケース

Fragileテープは張るだけでかわいい。なお梱包にも使用できるので一本あると楽しめます。

最後に

1つスーツケースを買うならコレ。丈夫で軽く変形も味になるアルミ製がおすすめです。

W55cm×H40cm×D25cmの軽量スーツケース + 折りたたみボストン

これで3日くらいの小旅行には十分なため、最も使用頻度が高いです。次に買うのは、高さ約70㎝の1週間くらいの旅に使えるものがおすすめです。

普段はスーツケースを、倉庫の小物整理用ケースとして使用したり、ペット用品の衣装ケースにしたり、クローゼットで衣替え用のケースとして使用できます。

お気に入りのスーツケースで良い旅を!

イメージ画像
Graphic : https://getnews.jp/archives/1266348/gate
この記事を書いた人
Gney

航空会社での勤務を経て、ペットとの海外生活や各国への旅行を体験し、カメラや釣りに興味をもつ工学理系女です。
世界のどこにいても生きて行けるよう精進中。

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